MRデバイス普及のカギ
電脳コイルへまた一歩。
Hololens2に見る、性能以外のガジェット感
性能の一部ではあるが、諸元以外に画期的なのは
"ディスプレイを跳ね上げることが出来る"である。
コレは今までのデバイスにはほぼなかった、あえて言えばここまでカッコよく開閉することが出来る、普及品は売っていなかった
カッコいい、もしくはスマート(賢く見える)は重要である。とても重要である。
画(絵)になるということである、観客から見て。
映像演出の面でキャラクター(俳優)の目が見えるというのは割と大切なことである。(演出上あえて隠すこともあるが)感情を伝えるためにも目でモノを言わせる必要があるからだ。
アニメだって口は隠しても(枚数稼ぎの意義もあったが)、目は隠さないことが多い。
最近はしばしば現実(幻術?目の前で起こってもなんでこうなるのか理解を超える技術)が想像を凌駕するが、物語の中で登場人物たちにスマートで、カッコよく、当たり前に使いこなさせるために、根拠あるもの(観客の記憶が理解を納得させ、瞬時に橋渡し押してくれる)を妄想で膨らませる必要がある。
これは、戦闘ヘリAH-1ZヴァイパーのHUDヘッドアップディスプレイ付ヘルメット、SF映画のガジェットではない。これには今のところAR機能はないようだがシールド(バイザー)に映されて見える表示には、シンプルな緑のシンボルや数字で機体情報、航行情報、戦闘情報などパイロットが計器を見るために頭を下げることなく、上げたまま(HEAD UP)各種情報を瞬時に理解できるように、(命がかかっているから、半端ではゆるされない)デザインがなされている。
映画やアニメでデザインされるXRデバイスも何がしかの拠り所を現世(見慣れたもの)に求め納得力の高速化(説明なし)を図る。おXXの子的にぞくぞくするデザイン。本能的に自分の一部にしたくなる衝動を刺激するモノ。
すなわち、カッコいいは正義!
…問題は、誰属性の快楽原則なのか?正義とは立ち位置でがらりと遷移するものだから。
続く…
HOLOLENS2 HP https://www.microsoft.com/ja-jp/hololens