正解はたくさんあり、そして正解は存在しない (60)
GE社は、エジソンが世に送り出した「白熱電球」の事業を今年度、手放しました。
1879年、人間の活動時間を拡張するという大きな生活変化をもたらしたイノベーションは、
今のGEにとっては正解でなく、新しい正解を求めています。
その時、その場所、その受け手などの違いによって、正解であったり、正解でなかったりします。
砂漠にいるときの「水」の価値は高く、
江戸時代の「大トロ」の価値は低かった。
つまり、時間軸、空間軸、人間軸で考えると、価値は至る所で見つけることができる。
しかし、軸をずらすと、もう価値を失い、
正解でなくなる
伝えたいことは、これが必ず正しいということはなく、型にはまらず、柔軟に
自分の正解
をその時その時に見つけてもらいたい。
私は、そう考えて、価値づくり(イノベーション)しています。