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【遺書】紫ノヴァについて

1.はじめに

こんにちは、こんばんは、おはようございます。
 どうも、なはくです。

この記事では、僕がこの1年間擦り続けてきたデッキタイプ【紫ノヴァ】について、現在の形、回し方等をご紹介したいと思います。

【紫ノヴァ】というデッキは、5月開催のCoreMasters大阪大会で優勝を飾る等、実績も一定数ありそもそもの地力が高いデッキになります。
(当時は私も紫ノヴァで参戦しましたが、力及ばず入賞とはなりませんでした)
また、所謂グッドスタッフと呼ばれるデッキタイプになるため使用者の好みが強く反映されるデッキでもあります。
決して気軽に組むことをおすすめできる価格帯のデッキではありませんが、是非その中身だけでも確認していってください。
その面白さと奥深さを少しでもお伝えできればと思います。稚拙な文章ですみませんが、よければ読んでやってください。

2.現在のデッキレシピ

さて、早速現在のデッキレシピですが、以下のようになってます。

現在の紫ノヴァ

見ての通り、紫ノヴァというデッキタイプを名乗りながらノヴァの枚数は2枚に抑えられています。
これは、クローズエボルの登場によりハンドアドバンテージを大きく稼いだ上でリーサルを通す手段が増加したためであり、
「手札捨てさせる効果使う??除去してドローしたほうが強いじゃん」
という結論によるところが大きいです。
また、クロノやシーズグローリーなどでカウント参照する機会を増やす為オボロを採用している関係上、所謂【オボロノヴァ】にあるようなケムリヒグマや月鬼城の採用は見送っています。

3.採用理由

以下、各カードの採用理由を記載します。
全カードについて無駄に触れていきます。
書き出したら止まりませんでした。誰にも迷惑かけてないしええやろ(はなほじ)

相棒武者オボロ

このデッキの契約枠です。後手の殴り択として提示し、相手のスタークやフェニル、ゴッドシーカーなどの3コススピリットを牽制してくれます。
クロノドラゴン・シーズグローリー等カウントを参照するカードが複数採用されているため、バースト・誘発を溜め込まれる前の序盤の殴りで1点持っていければ1+4のリーサルを通しやすくなります。
デッキ40+1の1の部分に押し込んでいます。

オンミョウジャ

3コスドロー枠その①
召喚/破壊時でドローしてくれるデッドリィバランス内蔵の蛇です。
ドロー枚数が単純に2枚見込めるので手札アドバンテージをしっかり稼いでくれます。
また、ミラージュ効果が優秀で、使用済みオボロ、ギノガデ、オンミョウジャや近衛骸兵の破壊時ドローなどを射出することでディスアドを少なく抑えられる他、自分のメインでの貴重な除去手段となります。
他の3コストドロソとの枚数調整のため2枚。

近衛骸兵

3コスドロー枠その②
こちらも上の蛇同様召喚/破壊時で2ドローを期待できます。
こちらはソウルコアを置きレベルを上げることで完全体制を獲得できるのが何よりの強みで、
・カシウスに止められない(投げたい場面はほぼありませんが)
・召喚時メタが効かない
・夜族対面でヴァンピーアヴォルグからソウルコアを守れる
・三災獣からソウルコア/盤面を守れる
等、上げ始めればきりが無いほど有能なカードです。
とてもつよいので3投。

黄泉ノ獣ライウンコマイヌ
イザナミの黄泉神殿

3コスドロー枠その③
召喚時に1ドローする犬です。
6色の低コストネクサスへのメタが搭載されているため、現代であれば白化神のブラフマーやWBS、導魔等に搭載されているヴィーナ辺りと当たるとイージーゲームに持ち込めます。
また、場を離れるときという激ユルの条件で転醒することで2ドローすることができ、シンボルの維持、手札リソースの確保と隙のない1枚です。
ドロー枚数の期待値が高いため3投。

メ・ギノガ・デ

このデッキの心臓とも言えるカード。
手札トラッシュからフラッシュで召喚することで手札リソースと壁を同時に確保してくれます。
基本的に自ターンのメインで消しつつ、相手の攻撃に合わせて射出して受けながらドローを進める形で運用します。
レベル2からの破壊されたとき効果については、緋炎などスピリットによる効果破壊が多いデッキに対して強いメタを発揮します。場合によってはレベル2で維持し除去を牽制しましょう。
1枚あれば良く、コストが若干重いため2枚。

時空龍クロノ・ドラゴン
時空龍皇クロノバース・ドラグーン

このデッキのフィニッシュプランその①
オボロの登場でカウントが爆速で貯まるようになったため、最速後攻2tでのリーサルを発生させることができます。
バーストケアをした上でリソースを稼ぎながら殴れるのも高ポイント。明確にバーストによるカウンターが読めるデッキが対面の場合は、こいつが引けるまで受けに徹しましょう。
ソウルコアの回収や創界神の破壊等役割が多く腐りづらいため3投。

魔界皇龍ダークヴルム・レガリア

煌臨時に1コアのスピアルを焼き払い、その枚数分ドローする紫の星竜です。
コスト3以上の赤/紫という激烈に軽い条件の上、3/4のスピリットに煌臨する場合はソウルコアを消費しません。
カウントが進み転醒出来なくなったコマイヌやクロノ等にも乗ることができ、煌臨時発揮後は大型スピリットの煌臨元として機能します。
煌臨の中継ぎとしては優秀ですが、煌臨時効果が強制のためカシウスを踏みやすいのが難点です。
小回りがききづらく破壊も限定的でバレるとすぐに対策されるので2枚での採用。

EVANGERION Mark.6 -カシウスの槍-

最強誘発カード。性能については説明不要。
相手の召喚煌臨時に合わせて召喚し除去を飛ばすことで、紫の世界経由でソウルコアを回収し相手に莫大な圧をかけることができます。
手札から出てきたあとはクローズエボルの煌臨元になったり、カシウスの代わりにロンゴミニアスやヴルムシューターを握りしめて殴りだしたりと何かと小回りが効きます。
ゲーム1の上、このデッキは異常に縦引きできるので1枚で充分。

仮面ライダークローズエボル

このデッキのフィニッシュプランその②
激ユル煌臨条件から放たれる暴力的な除去とドローで盤面をえらいことにしてくれます。
煌臨元にはMark.6やレガリア、ヴルムシューター他、各種バーストにクロノバース、バラガンオリジン、悪魔神などが使用可能。
クロノバースに乗せられるのであれば、最初のオボロの1点が通ってなくても5点発生したりします。
除去は通しやすく、ドロー枚数も優秀。手札でも腐る事は少ないので3枚。

超新星龍ジークヴルム・ノヴァ

このデッキの顔兼フィニッシュプランその③
煌臨時にトラッシュのコアを全回収、ヴルムに乗っていたならライフを回復という異次元のリカバリ性能を持った1枚。
更には煌臨中にアタックすることでお互いの手札を全損させ強制的に坊主捲りゲーに持ち込むことができます。
しかし、このデッキにおいては破壊時のドローやバーストによる干渉、トラッシュからの召喚等リソースを回復させる手段が豊富なため、ハンドアドバンテージを広げ有利に立ち回ることが可能。
手札を全損させた後に数ターンかけて殴るだけでも余裕を持って勝つことができますが、ドローソースが豊富な関係上ハンドが相手より多いことが多く、全損させた場合の相対的なディスアドバンテージとの相談になりやすいため注意が必要です。
上記の理由に加え、煌臨元がレガリア/ヴルムシューターしか用意できず汎用性もクローズエボルには若干劣ると判断して2枚。

幻惑の隠者騎士バジャーダレス

複数の緩いバースト条件で、破壊とドローを両立する1枚。
捲りやすさを重視しての採用です。
大型のためクローズエボルの煌臨元になる他、ロンゴミニアスを携えて殴り込みにも行きます。
オンミョウジャを貼ることで無色化して破壊まで行くことができる上、フラッシュでオンミョウジャを剥がせば色を取り戻せます。覚えておくと便利なことがあるかもしれません。
腐りづらい汎用高火力札のため3枚。

天蠍皇帝スコル・エンペラー

コアブに除去がついてくる汎用バースト。
現代バトスピでは手札を増やさないデッキの方が珍しく、捲れないことはほぼありません。
秘契約、各種デジモン、トランザム等、自身の効果で手札に戻ったカードも参照し盤面を荒らせるため、意識するとさらに使用機会が増えます。
また、アタック時にも破壊がついているので出てきてからも最低限の仕事はしてくれます。
また、軽減シンボルが全色になる関係で、このデッキでは最も軽くオーバースターを剥がせるカードでもあります。
バーストの枚数調整のため2枚。

煌星銃ヴルムシューター

このデッキのバースト兼ブレイヴ枠。
アタック後で捲れてネクサス焼きの1ドローから煌臨元の用意までいってくれます。
アタック後の発動のため、そのままフラッシュに入り受けの煌臨まで可能なのが最高に強いポイント。手札を使い切った状態でもトップドローからワンチャン煌臨を託すことができます。
クローズエボルやノヴァをフルスペックで運用するなら必須の1枚。
合体条件が激ユルなため、ギノガデ/クロノで2シンボル用意して殴りかかることもしばしば
メインプランの煌臨を強くサポートしてくれるカードのため3枚。

紫の世界
紫の悪魔神

このデッキ唯一の土地。
配置時の1ドローで最低限デッキを回し、速攻デッキの類を軒並み鈍足化させることができます。
また、クロエボやバーストに合わせて転醒することで、ソウルコアを回収するとともに煌臨元を用意し、さらなる受けに繋げることもできます。
オボロ採用の影響でカウント上限に行くことも多いため、転醒回数には注意が必要。場合によってはハンデス効果を優先して使いましょう。
役割も多く腐ることはないため3投。

氷刃血解
ミブロック・バラガン・オリジン

このデッキの防御札。こいつも割と説明不要感があります。
このデッキでは、ノヴァの回復→ライフ受け→氷刃の流れを取るとアタックステップを止めつつバウンスしたカードはそのままノヴァで破棄できるだけでなく、バラガンオリジンのボトムバウンス効果でトップドロー1枚からの解決を強力に阻害してくれます。また、クローズエボルが横にいれば手札/デッキバウンスはどちらも除外になるなど、このデッキに入っている煌臨スピリットと強力なシナジーを発揮してくれます。
噛み合わせも良く、防御札としての信頼度もかなり高いため3投。

シーズグローリー
天醒槍ロンゴ・ミニアス

このデッキの防御札兼ブレイヴ枠。
黄色いのでサンクティファイドライト下でも使用でき、ライフを守ってくれます。
また、自ターンで使用することで2コストでシンボル2つのブレイヴを用意することができ、各種大型スピリットと組み合わせることでリーサルを格段に早くしてくれます。
受け/攻めどちらで運用するにしても相手依存なところが大きく、存在がバレれば対応も比較的容易なため奇襲性重視で2枚採用。

覇王爆炎撃

最近よく採用されてるのを見る手札誘発マジック。
誘発破壊からの紫の世界転醒でフィールドアドバンテージを稼ぎます。
ノヴァでのハンデスを狙う際には迷わずバーストでセットしましょう。
バースト枠が狭くなってしまったので2枚採用。

4.立ち回り

余りにも好みと手癖に寄った構築のため、以下は参考までに…

基本的に、このデッキはカウンターで相手の盤面をぐちゃぐちゃにしていくデッキだと考えています。
そのため、基本的には自ターンで積極的に殴りに行くことはありません。
クロノドラゴンが引けている場合や、3,4コスト→レガリア→ノヴァまでが初手に揃っている場合を除いて、軽量スピリットでドローを進めバーストや手札誘発で相手の戦略を阻害しつつ
相手の盤面やソウルコアに隙が発生しているタイミングを見計らってライフを削っていきましょう。

耐える過程においては、近衛骸兵とギノガが重要になってきます。
これらは相手の除去を受けない/除去が終わった後に出てこられるため、ほとんどの場合は1アタック受けてくれます。
ギノガが手札/トラッシュにある間は自ターンにコアを使い切るようなプレイングを極力避け、受けに使うコアを確保するよう心がけましょう。
(ギノガのコスト、ギノガの維持コスト、ソウルコア(ギノガの維持コストとは別)の4コアは確保しておきたい)
ライフが減ってきたらノヴァでライフゲインを狙い、ライフ減少の誘発機会を増やしましょう。ただし明確なカシウスの投げどころにもなるので最序盤で煌臨させる場合以外はクローズエボル等で前方確認したいところ。
ただし、受け身に寄りがちな構築とライフゲインのせいで試合時間が長くなることが多いので、時間切れを意識して自分のターンはできるだけ短く処理するのが吉です。慣れて手癖で回せるようになると良いですね。

以下に、速攻時の理想ムーブもいくつか紹介します
①最速ノヴァ
・先1ヴルムシューターセット→後1アタックにヴルムシューター発動→ノヴァ煌臨→先2全ハンデス
・先1紫3コスorオボロ→先2、1コアのオボロでアタック自壊1ドロー→3コスにレガリアノヴァ
②最速5点プラン
・後1オボロアタック1点→後2クロノアタック1点転醒、クロノバースアタック2点+1点
・後1オボロアタックオボロ自壊→後2クロノアタック1点転醒→クロノバースアタック2点→クロエボ煌臨2点
バーストが絡んだりするとまた幅が増えると思います。

5.最後に

というわけで、今現在のデッキへの思いと考えていることを一通り文章化してみました。
ひとまずはここで出力とします。

これは完全に自語りなんですが、1月から自分の置かれる環境が大きく変わりバトスピから離れる可能性が出てきています。(できれば続けたいですが)
そのため、何かしらで出力しておこう、と思いたち投稿した次第です。
自分がバトスピに大きくハマり込んで、一から擦り上げて高めたデッキなので、歪ではあってもこうして形に残すことができてよかったと思います。
何かを感じて、このデッキを試して、バトスピの面白いところをもうひとつ見つけてくれる人がひとりでも生まれてくれれば幸いです。

・過去の変遷
・入れ替え候補 
・BORで使う予定の形
辺り、余裕があれば追記していこうと思います。
追記分は有料にしようと思いますので、もし気になるよって方はまた確認お願いします。

以下、一切の記載はありません。
投げ銭してやるっていう神がいれば泣いて喜びます

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