国政策の一時貸し付けについて
緊急措置として一世帯にいくら支給という政策が打ち出されているようですが、それとは別に、貸し付けではあるけど無利子で利用できる制度があるのはご存知でしょうか?
私も知らなかったのですが、Twitterでたまたま情報を見たので紹介と現状をお伝えしようと思います。
制度の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.tcsw.tvac.or.jp/documents/korona.pdf
無利子で借りれて返済期間も長いので銀行や消費者金融に借りるよりかははるかに条件がいいものとなっています。
が、さすがは国の制度。交付まで「最短で20日」とあります。申し込んでからやく1ヶ月近く待たないと交付されない。しかも最短なのでもっとかかる可能性があると言う事です。
ちなみに私も収入が下がった人なので、できるものなら申請をしておこうと問い合わせてみたのですが、問い合わせが殺到している上に収入が減った事を証明する書類などを精査しなければいけない性質上面談を取っているとの事。
この面談が昨日の時点で最短で5/20になるという話。
つまりどんなに頑張っても支給されるのは6月以降という事です。
最低でも2ヶ月は自分でなんとかしてね、という事になります。
コロナが関係ない通常の申請ならまだしも、短期間で急激な変化が起き、かつコロナ関係として作られた案内ですらこのスピードの遅さ。
残念ながらそれがこの国の政府なんですね。
他にも教育分野であるとか、自治体関係であるとか、何かと変化について行けていないのは周知の通りかとは思いますが、こう言った所は昭和から何も変わっていないんじゃないかと思います。
現に税務署なんかも未だに紙を何度も印刷して紙上でチェックするという工程も多い様です。
変える気がないのか、変えたくても基幹のシステム上変えられないのか、そもそも自分たちの事以外興味ないのか、なんにせよ、今のこの国のシステムではスピードが一番求められる緊急事態には対処ができないという事です。
この国の政府の利点欠点、利用できる点とそうでない点、こういうルールを知っていかに振り回されず使えるかという重要性を今回感じました。
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