442 俺か。俺が悪いのか。

あんなに一緒だったのに 夕暮れはもう違う色
~とあるサイトと、距離を置く悲しみについて~

胃がキリキリと痛んでおります。涙は溢れておりませんが、もんにょりとした気分が埋め尽くしております。

俺の、小説書きへのイメージは、古かった。
その事実を、再確認する、実感する。そういう事ばかりが続いております。

近年のWEB小説は、ますます単純性と総合力への傾注が深まっております。

短く、端的に。盛り上げて。ヒキを作る。
表紙絵を付け。キャッチーなタイトルを仕立てて。目に止まりやすくする。
宣伝して。しつこくやって。1000回の内の1のクリックを勝ち取る。

分かる。分かるんだ。南雲もタイトル力は必要だと思うし、宣伝力だって必要なんだ。

この世には幾千幾万のWEB小説があって。それはYouTubeや商業小説や商業出版物に比べれば十把一絡げで。

俺の状態はざっくり言えば。ハンターハンターの暗黒大陸編以前の状態。

でっかい湖の真ん中のちっぽけな世界で、ワチャワチャ言ってるだけに過ぎない。

だけど、それでも文句を言いたくなったのは多分。

俺が少なからず、小説というものへの力に。期待をかけているからなのだろう。他のことでなら、ここまでストレスにならないからだ。

書くのが楽しくないなんてことではない。
書くのに疲れた、ということでもない。

ただ。数字に振り回される自分に。数字を上げるための方法が、小説の中身そのものではない、ということに。苛立ちを隠せなくなってしまったのだ。

具体的なことを書いて批判文言とする訳にはいかないが、少なくとも最近の記事にはそういう辺りの迷いが浮き出ている。

ここまで自業自得で自分を追い詰めてしまったのなら。

もうサイトかブログでも開いたほうがてっとり早いのかもしれない。公募に行くほうが早いのかもしれない。

中身で勝負なんて言わないし言えないけど。俺はタイトルとキャッチコピーで死ぬのだろう。

今日のタイトルもお粗末。

おわれ

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南雲麗
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