見出し画像

10/28 マインフェミニズム……的なもの

南雲麗は、男性オブ男性である。これは別に男らしいとかそういう意味ではなく、『普遍的に男性が好むとされるものが好き』とか『男性でありかつ男性であるという事実を受け入れている』とか、なんかそんな感じのニュアンスと思ってくれるといい。

そんな俺にとってのフェミニズムは。役割分担と区別に彩られた、旧来のものに近いという意識はある。意識はあるが、別に男が台所に立とうが女が工事現場にいようが、無駄に気にするほど古い意識ではない。

しかし、それでも。なんとなく。家事洗濯は女性、というイメージがあるのも確かである。無論、だからといって手伝わないとか言うほど野暮ではないのだが。

まあロングヘアとか大きな胸が性癖の辺りでお察しだとは思うのですけども。


この性癖、自作品でもよく出ている。特にラブコメだ。過去二作品のメインヒロインがそろって黒髪ロングで胸が大きく、家事はお手の物ウーマンだった。これはひどい。あ、細かいところはぜんっぜん違いますので。ハイ。

ちなみにこの二作品でございます。こうして宣伝を欠かさないのも作家故です。っていうか、最近は『作家ゆえの考え』を持ち込もうとしているので。こういうところでもその面を出して貪欲にやろうかなと。


さて、話は戻るようで戻らないが。別にそれが趣味だからといって全てのヒロインをそうするほど南雲麗は尖れない。

そこまで尖るのも味なのだろうが、そういうところで無駄に現実味やらなにやらを持ち出してしまうのが俺なのだった。おかげで未だに赤髪とか青髪とかのビジュアルを作中に持ち出せない、という余談がある。

ただ。個人的には女を武器に甘える方よりも、女を武器に自立する方のほうが好みの範疇になる。自分が男としては女々しいタイプなのもあるのだろうが、それぞれの性に特性がある以上。無理に肩肘張るよりも、やたらに男性を持ち上げるよりも。適度に使い分けて下さる方が個人的にも助かる、というのが見解です。

ともあれ、最近はまたジェンダー的なものでネットの一部が揉めているらしく。

そもプリ○ュアの抱き枕なんて想定利用法的にはお母ちゃんが寝ない女児に「ほら、プ○キュアも『一緒に寝よう!』って言ってるよ」ってな感じだろうに。大きなお友達がバブみを感じてオギャったり変態になったりするのはどう考えても想定外だろうに。

ただ、下手すると今やお母ちゃんと大きなお友達が同世代ぐらいの可能性がある事に気づいて俺は目の前が真っ暗になった。結婚とかはちょっと二の足踏むけど、ちょこちょこ行き来し合って手伝い合う程度のパートナーは欲しいかもしれない。

おわれ

もしも小説を気に入っていただけましたら、サポートも頂けると幸いです。頂きましたサポートは、各種活動費に充てます。