扁桃腺摘出入院報告書ー番外編ー食事こそ全て。
ここで、私がこの病院を選んだ最強の理由…
ご飯がめっちゃ美味しいんです!!!!!
幼少期に入院した時に思っていた事が、少し前の緊急入院の時に確信に変わりました。
めっちゃ美味しいんです。
個人的な意見ですが、入院する時は設備も大事ですが「病院食」の評判も調べてみるといいと思います!
とにかく、病院内で、術後、
楽しみは食事以外に何もありません!!!
食事だけが、食事だけが楽しみになるのです!!
そして!お腹空きがち!!
動いてないのに!腹は減る!!!
なので、病院食だけは、妥協せずに行きましょう。
痛みに耐えるには、生物としての欲求を、少しでも満たしてあげる事が大切です。
あまりの口の痛みで撮り忘れた食事もあるので、
ザッと、食事紹介。
わーい!カツだ!!!
入院初日、説明や荷物の整理をして、昼食。
もうちゃんとカツに下味が付いていて美味しいんですよ。
そして、マカロニサラダもいい感じのコッテリ。
最高。
鯖の味噌煮とカボチャの煮物!
私の好きなもの来てくれました!
ちゃんと味噌と出汁の味が濃いめなんですね。
そしてデザートのオレンジ付き。
素晴らしいです。
手術当日の朝は食事なし、そして術後麻酔が解けてきて痛みに震え慄き苦しみながら食べるチョコムース。
この時の卵豆腐は、優しくなかった。
三分粥という、激柔らかほぼお湯のお粥とムース状のおかず。
このムース、感動しました。
ねっとりしつつ、食べるとしっかりとおかずの味がある。(元々、味付けがしっかりされてるから…?)
ここから、ムース生活です。
こちらもまたムース。
もう、ここからはエヴァンゲリオンQのシンジくんが食べていたものを食べている気持ちです。
ちょっと楽しくなってきています。
こちらは実は魚の煮物のムースです。
ちゃんとね…味はするんですよ。美味しいんです。
かなり早い段階で、お粥が5分粥(半分くらい湯!)になり、おかずも固形に!
ここでね、固形物を食べられる事への感動が生まれます。
固形が良くなっても、カボチャの皮などはまだ硬いものに分類されている様で、なるべく柔らかいものが出ます。
魚の登場ってどうしてこんなにテンション上がるんでしょうかね。爆上げですね。
あれ…この緑の惣菜…もしかして、お前っ!
あの、ムースの時の!!ほうれん草っ!!!
まさか、固形で会えるなんてな…。
という、ドラマ。
お前もっ!あの時の、ムースの炒り卵!!
こ、こんな感じだったのか…。
うん、出汁、効いてる、美味い。
もう、食事の時間2時間前から、お腹がちゃんと空き始めてしまう。
あと2時間…ご飯まで、後2時間…。
そう耐えながら、ゲームをする。
そんな日々。
元の食事に近づいてきましたよ。
ただね、この時にも、ちゃんと口の中は痛いので、しっかり牛乳で癒しています。
この日は、本当に、忘れられない。
あまりにも口の痛みが酷すぎて「うどん」というものを食べるのが人生で一番大変でした。
すすれない、口は開けない、ので、一本ずつゆっくり口に運んでいたが、まぁ、染みる。激痛。
でも、お腹空いていたのと、美味しいので、本当に涙を流しながら食べました。
バナナが救い。
やったね、ステーキ。
確か、チキンステーキです。
固形のお肉はひさしぶり。
久し振り、米。
久々の米の感触は、やっぱり口によく馴染んで、そして痛かった。
退院ですが、まだ、ちょっと痛かったですよ。
あと、何時間でご飯だ!!
という気持ちも、また、痛みを乗り越える一つの力でした。
人間の食欲のパワー、恐るべし。