超自分的、好きなコント10選
ここ最近の好きなコントをご紹介いたします。
私の趣味が大いに反映された10選です。
これを見ながらミスドふたつを食べたい。熱いコーヒーと共に。
そんなことはさておき!!
どうぞ!
①巨匠 「日本の教育」
はじめてみた時の衝撃たるや…
岡野陽一さんはクズ芸人としてブレイク中ですが、どう考えたってコントが面白すぎる。天才だと思います。
お一人になられてからのR-1での鶏肉も大好きですが、この日本の教育は世界観で突破型というよりも考えさせられる余力を残したままに、客の予想を上回っていきます。
天才ですね。
今年東京03の飯塚さんが岡野さんの単独ライブを用意してくださったようなので非常に楽しみです。
ちょっと前にはサブスクで巨匠の単独ライブ、「よういち&かず」も配信されていました。とてもおすすめです。
(こちらのコントは公式からはあがっていないのですがYouTubeにあるので良ければミテ下さい…)
②ニューヨーク 「女上司」
私はニューヨークのこのコントがとにかく好きです。やっぱりニューヨークは漫才よりコントが好き。
キングオブコント2021の2本目がこのネタだったとかなんとか…地上波で見たかった笑
これで大爆笑する人は仲良くなれます。人によっては笑わないですからね笑笑
こんなの笑笑
③かもめんたる 「友達」
かもめんたるって、ほんとにキングオブコント優勝してからなんでこんなに売れてないんだろう。
う大さんの人間的キモさというか面白さというか、今の時代に合ってると思うのですが、なかなかメディアでは見ないですね。テレビに出ると槙尾さんが暴走してるようにも見えます笑
う大さんのYouTubeチャンネルもなかなかクセのある感じで面白いです。
このコントはこのいやぁーーなウザさがクセになる。
世の中にいる変とか気持ち悪いのグラデーションの中、こんなに執着してくるやつもなかなかいない笑
電車で前に座っている人とか、こんな人だったらって思うと……なんだか世界は面白いです。
④金の国 「牛丼」
桃沢さんの作る世界観と渡部さんの表現力、愛くるしい人間性を金の国は見せてくれます。
そして何より面白い!
見たこと無いけどきっとどこかにあると感じられるような、近すぎて見えていない優しさというか…なんていうんでしょうか。シンプルに好きです。
ジブリを見た時に感じる胸のふわふわ感を感じます。
⑤さんだる 「わんこそば」
このコントは金の国の桃沢さんがラジオの最終回でお勧めしていたコントです!!へーと思って見てみたら見事見事!
わんこそばの設定じゃなかったら生まれない掛け声と、なんならこすられにこすられたプロポーズの状況が見事に見たことなくて、でもパチリとはまっていて面白いんです。
状況としては余裕で最悪なんですけど、わんこそばだから止まらないし止められない!なんかもう突っ走って来ちゃった〜でもナイスアシスト!⭐︎的なね!
あーいいコント
⑥ガクヅケ 「姥捨山」
ガクヅケはマヂカルクリエイターズの漫才のようなもの王で初めて「ピザ屋」の漫才版のものを拝見したのですが本気で1番面白かったです笑
ピザ屋のネタはなんならYouTubeでマセキ芸能がアップしてる公式のものよりもその時の方が力加減が強くて好きです。
良かったらそちらもみてほしい。
姥捨山はもう笑わざるを得ないです笑
酷い状況だと思ったら…なんだこれ笑笑
何してるん笑笑
の最高の形。
こういうのがいいんです。ぶっ飛んでて!
長尺でぶちかましてくれます。
⑦はりねずみのパジャマ(ダウ90000) 「パンダを見るには早い方」
これはまだダウ90000が8人以上いた時のコントですが、もう蓮見さんの才能たるや。演劇集団のするコント。セリフ一言一言、言い回し。脚本だけでなく演者の良さが輝きまくってます。40分の長いコント、というより演劇ですが、いつかパンダとコントをの方に乗せているどのコントよりも私は好きでした。
M-1からものすごい速さで売れていっているのだと思いますが、その状況に浮ついている感じも、やばい!売れちゃうかも!みたいな感じも全部なんかいいんですよ。
ダウ90000。ダウ90000の24時のハコ、1ヶ月限定のものでしたが本当に終わってしまって悲しいです。
正に「花束みたいな恋をした」とか、「勝手にふるえてろ」とか、なんかそういうものに近いんです。自分が思い描いているいつか終わっちゃうんだろうな〜って夢を着実に手繰り寄せて、それを、それが普通!にしていってくれている人たち、それがダウ90000だと思います。だいぶ失礼な感じになってしまっていますが、私のようにぶち刺さる人たち、多いと思います。
なんか分かんないけど自分が手ぶらで花屋に入れる人間で、コンビニでカルピスだけ買って真夏の夜に一人で帰りそうになります。(私はいつだってリュックに目薬まで入れてる系の人です。)
満員電車の中で、ダウ90000って検索したくなっちゃうんですよ。誰かににのぞいてほしくってね。
⑧モダンタイムス 「じじい、ばばあをチャリに乗せる」
これは友人の墓場に持っていきたいコント10選に選ばれていたコントでしたが、見事に私の好きなコント10選にも選ばせていただきました。
モダンタイムス、マヂカルラブリーやらランジャタイやらなんやらでよく名前を聞くのですが、たまーーにテレビに出ていたり配信で見たりするとなんだこの人達は⁉︎って顔になります。そういう方も多いんじゃないかなと思うのですが、このコント見た時になぜ彼らは地下の帝王なのか分かった気がします。
お二人の人間性などは全く分かりませんが、(耳にしている感じだと物凄い)私はこのコントを信じています。
内容自体は本当にシンプルで、シンプルだから笑えて、泣けます。めっちゃくちゃ面白い。
ほんと、誰もが見たことあるような道、あえて狭い道とか通ってるんだろうなあ川崎とかかなあ。
⑨男性ブランコ 「紙飛行機」
今猛烈にはまってるコント師が男性ブランコです。
お二人の作り出す世界にずっと顔をつけてみていたい。本当に好きなコントしかないですし、何より単独ライブが素晴らしいんです。
今回は最近男性ブランコを知ったけどネタ動画多すぎて何から見ようか!って時に開いてみてほしいです。
お二人、経歴もなんだか面白くて、お二方大学時代それぞれうまいこといっていない学生だったそうです。
でもお笑いが好きで自分らもすることになって…。2人ともラーメンズが好きだったようで、このコントもラーメンズをほんのりと感じます。
でもそれだけじゃなくて、平井さんの言葉遣いと浦井さんのテンポ感、語り方がなんともいえない…
コントってそんなに喋りが多くなくても成立するものだと思うのですが、男性ブランコは言葉で遊び、世界観で遊びます。
そして一般的なギャグも入れてくるから、噛めば噛むほどとはこのこと。
クセのある感じも独特で、桶の中に2人の世界観が広がっていて、水面に頭を入れている間だけ2人の世界にどっぷりと浸かれるんです。水の音しか聞こえないみたいに2人の世界の中の音、言葉しか入って来なくなります。
そんな世界観をすこーし感じてもらうにはぴったりのコントなんじゃないかなと思います。
⑩空気階段 「anna」
ここまで読んでくださった方には、私が空気階段を入れるんだろうと察してくださる方も多いのではないか、と考えるのは自意識過剰でしょうか笑
こちらのコントだけはYouTubeで見ることができないのですが、間違いなく空気階段の最高傑作のコントだと思います。
キングオブコントのネタも笑いました。本気で。
「anna」は昨年の単独ライブのタイトルであり、ラストのコントなのですが、最後のこのコントが、、というよりかはもうこの単独ライブが抜群に良いんです。
ラジオ愛に溢れ、じゃない人達への愛に溢れたコントは、まだ長く生きて来たわけでもありませんが、
働いていること。欲望のままにいきていること。他人を気にし過ぎていること。そういったことを真正面から受け止めてくれるような、あたたかい作品です。
そして恋愛経験の偏りのあるお二人ならではのラブストーリーにこれでもかッ!ってほど泣かせられました。
コントというものは、笑わせてくれるものでもありますが、1人の人間に寄り添ってくれるものなんだなあとつくづく思います。最後にお勧めのコントがほぼ単独ライブなのは非常に申し訳ございませんが、不可抗力です。
これ以外考えられないので是非まだ見たことないという方はdvdをお買い求め下さい。
熱いコーヒー、冷めちゃいました。