今からあなたを番号で呼びます#6〜取り調べ〜
勾留満期まであと16日。
いつもながら、起床時間前からガチャガチャとうるさい担当さん。
半分ついた電気の薄暗い中で、起床し布団の上
でゴロゴロしている私。
昨日、弁護士に会えたこともあり少し気が楽になったような。悪夢は変わらず見るのだけど。。
幼なじみや親友が夢にでてきて無償に会いたくなる。
友達って、いつでも近くにいる存在で、いつでも会えると思っていて、気になることもあるけど特別用がなければ連絡しない。
でも、こういう状況になってすごく思う。
会いたい時にあっておこう。
辛い状況で、友達が夢にでてくるだけでもとてもありがたいし、それほど私の心の中にいるんだな。って。
友情の再確認をしました。
でも、友達たちは私が逮捕されたという事実を受け入れてくれるのか?
そんな事も気になりながら、この日はそんな親友ちゃんの誕生日でした。
1週間近くたって、ご飯もだんだん食べれるようになっている。
というか、お腹がものすごく減ってきた。。
温かい白米をお弁当に詰めたまま閉じてあるので、べちょべちょになった白米を上澄みだけ食べて、朝の魚フライの中だけほじくっておかずに。
なるべく口にあう、美味しい部分だけを食べていました。
この日は味噌汁でなくお吸い物。
お吸い物にしたら、お湯がお椀にいっぱいはいっているのにすごいしょっぱい、、
上澄みの食べれそうなお米を探して、食がすすんでしまった朝でした(笑)
10時すぎ。
「取り調べだからトイレいってきて〜」
と、担当さんが柵の向こうで待っている。
取り調べ。
トイレにいきながら、ドキドキしている。
夫の事色々聞かれるんだろうな。
夫の供述と違うことがあったらどうしよう。
余計なことはしゃべらないで聞かれたことだけ話そう。
そう思い、手錠をされ場内からでて家宅捜査にきた男性刑事2人扉向こうにたっている。
‘’ここは、舞台。私は女優‘’
お辞儀して、同じ階にある取調室に行きました。
取り調べでは、お茶か水がでます。
しかも、紙コップが少なくなってきたらおかわりまで。
罪人なのに、接待がすごい(笑)
「いっぱい喋ってもらわないといけないからね!どっちがいい?」
場内ではお茶は1杯までで、味噌汁のんだあとにお茶を飲もうとしてお願いしても、これ1杯目?とお茶にはうるさいのに。
普段から水分量が多いわたしは、この日はたくさん水分をとったのでした。
取り調べでは、やはり夫のことばかり。
そして、検事からも問われた『リビングにあった乾燥大麻はだれの?』の質問。
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