不妊治療をするのか問題
こんにちは。フリーライターの小澤志穂です。
過去のnoteで第一子を出産後に子宮外妊娠と稽留流産した話をまとめました。
実はまた流産になりました。
この記事を書いている時点では再診待ちで、自然排出がなければまた手術です。手術といっても日帰りですし、帝王切開を経験した自分的には静脈麻酔で眠っている間にサクッと子宮内容物を除去するので大それたものではありません。
ただし術後に処方される薬の副作用が私には身体がきつく、仕事調整の連絡を各方面にしつつ「不育症の検査どうすっかなー?」と情報収集をしているところです。
不育症とは
私は1年以内に3回妊娠するものの、1回は子宮外妊娠で2回は妊娠初期の稽留流産でした。子宮外妊娠は不育症のカウントには入らないのですが、流産2回の既往で不育症になるそうです。私の場合は妊娠できるけど育たないんですね。
まずは私自身の不育症の原因を調べるかどうか。
不育症の検査は複数あり、保険適応のものと自費のもの、病院によって検査内容や費用(自費の場合)はまちまちです。ネットで調べると高いところは保険と自費を含めてフルコースで20万円ほど、原因がわかれば治療費もかかります。自治体による不育症検査の助成金もありますがなかなかの出費……。なんなら、検査しても原因不明が約70%というのも見かけます。
原因がわからなければ治療方法もなく、ただただお金と時間を消費するだけ。産婦人科を受診したことがある人ならわかると思いますが、めちゃくちゃ混んでいて予約を入れても1-2時間まちなんてザラ。行き帰りの移動や待ち時間、診察等を含めて半日が余裕で消えます。もちろん、毎回仕事を調整しなければなりません。
そして、原因がわかれば治療して出産までこぎつける……!というわけではありません。
自分の努力がそれなりに結果として現れる勉強や仕事と違い、妊娠出産は努力だけではどうにもならんのだなーと思うこの頃です。
不妊治療をするのか問題
私の場合は、まず不育症の検査をしてから不育症の治療をするのか問題?なのですが(広義の意味での不妊治療)、結婚前に夫と子どもの有無について話し合ったことがあります。
そう、私たち夫婦は第一子がいるのですでに子どもの希望については達成済みなのです。
私の妊娠・出産・育児負担はさておき、第二子はできたらいいよね〜大変だろうけど楽しそうだね〜という気持ち。検査するにしろ治療するにしろ、痛いのは全部私なので私が決断するかどうかなんですね(痛みをかわれない夫はお財布担当なので出費で痛いのは夫)。
とりあえず、流産の再診で主治医に不育症検査について相談をしてみようと思います。
タイムリミットは決めている
妊娠出産に生殖的なタイムリミットがあるのは女性なら耳にタコでしょう。
同じ人間なのに、第一子を妊娠した34歳の私と流産を2回経験している37歳の私は全く違う人間のように思えます。
また年齢が上がるにつれて妊娠・出産に伴うリスクは上がっていくもの。そんなこんなで私個人のタイムリミットとしては、妊娠に挑戦するのは38歳まで(あと1年ほど)と決めています。
妊娠・流産を繰り返していると、それなりに心身への負担もありますし、仕事への影響も大きいんですね。私の場合は、毎回つわりの症状がありますし、稽留流産の手術後の薬の副作用はマジで2度と経験したくないー!と思ったほどです。
妊娠出産前は健康診断の血液検査も優等生だったのに、今や基準値から外れてLLLLLLLLー!って感じなんですね。そりゃ、身体がしんどいわけです。
そんなこんなで今は何もできることがないのですが、不育症の検査や治療が始まれば誰かの参考になるようnoteにまとめたいと思います!