答えは向こうからやってくる。
この場所、どこかに似てる。
昔よく行ったあの場所だ。
雰囲気がそっくり。なんでだろう?
そんな風に思える場所で、只今POPUP SHOP開店中なのですが、上記のような事を数日考えていたら、ある日その答えが向こうからやってきた。
「〇〇っていう場所は他と違うんだよ。
でも△△さんは死んじゃったからなぁ。」
私が今POPUP SHOPをやっている施設に入っている古本屋のおじさんの会話が聞こえて来たのだ。
私が似ていると思った場所は、古本屋のおじさんが言っている、〇〇という場所にある、△△さんのお店。
△△さんはもう10年くらい前に死んでしまった。
やっぱりお友達だったのか!
他人のおしゃべりを立ち聞きしたようで、こんな話は本人に言いにくいなぁと思いながら、施設のトイレを出たら古本屋のおじさんがちょうどいた。
「あ!
〇〇にあったお店はお友達だったんですか?」
失礼だが聞かずにいられなかった。
おぉ、と驚くおじさんだったが話を聞けばやはり古くからの友人で、おじさんも昔〇〇という場所に住んでいた事があるらしい。
なるほど類は友を呼ぶと言う。
お空の上で△△さんが手を振ってくれているような気持ち。
ここは私が来るべき場所だったんだとその時思った。