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作品作りについて

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服や小物を作っています。その過程での思ったことや風景について書いたnoteをまとめてます。
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2021年8月の記事一覧

チャイニーズボタンを付けた。

昨日1日格闘したしゃか結びのチャイニーズボタンができました。 それなりにいい感じにできて、早速服に付けました。 最初に想定していた位置ではボタンが留まらない事がわかって、この後何度もやり直し。 作ってみたら予定と違ったーという事はよくある。 ボタンについてはまだもう一山ありそうだ… 袖を付けて脇まで縫って本日は終了。いい感じにできあがってる。ワクワクする〜♪ 続く。

ピンチはチャンス。仕様変更だ。

先週に引き続きリバーシブルジャケットを製作中。 使いたいファスナーが売って無かったので予定変更。 とはいえもう裁断は済んだので、パターンは変更しないで仕様を変更する事にした。 表はファスナー、裏にはチャイニーズボタンを付けるってのでどーだ! 手書きのデザイン画で失礼しますよ。 これで両面着られる。 袖と見頃は素材を変えるので、袖の色に合わせてチャイニーズボタンを作る。 もうこれだ。これで行くっきゃ無い、と思って今日チャイニーズボタンを作ってみたけどこれが難しいのだ。

大須で見つけた古い着物とカーディガン

古着に何かヒントがないかと思って、名古屋を代表する大きな商店街【大須商店街】(通称 大須/おおす)に行って古着屋を少し回った。 大須は大須観音をはじめとした大小のお寺や神社、古着屋や食べ歩きできる飲食店、パソコン・電気関係の店、おもちゃ、フィギュア、メイドカフェ、古くからのスーパー、お菓子屋などいろんなお店がごちゃ混ぜに並んでいておもしろい所なので、名古屋に遊びにきた際にはどうぞ寄っていただきたい。 休日や大晦日、初詣の頃の大須は人が密集して普通に歩いていても人にぶつかる

リバーシブルファスナー廃盤!?

去年作ったパンツをリメイクしてリバーシブルジャケットにしようとしている。 パターンが出来て、今日素材を裁断した。 縫製は来週からの予定にして、ファスナーを買うために大塚屋に出かけた。 ファスナーは地下1階。 色とりどり、いろんな種類のファスナーが並ぶ中にリバーシブルファスナーを見つけた。 が、張り紙に【廃盤】と書いてある。 店員さんを呼んでどういう事か聞いてみたら、今発注できるのは白と黒だけで、今後は廃盤になるらしい。とのこと。 うぇー!? もう裁断しちゃったよ! フ

公開日報/パターンできた。

去年の秋冬用に作ったパンツで、どうも大きすぎてイマイチだったものがある。 このままにするよりもリメイクしちゃおうと思って、パンツの両足部分を袖にしてジャケットに作り替えることにした。 昨日からパターンを引き始めて1日かけて形を決めた。 今日は久しぶりに1日雨が降らない晴れのお天気で気温が上がりまくって、エアコンを入れていてもアトリエは何だか暑かった。 パターンを引く時私の頭の中は沸騰する。部屋の暑さと相まってぐったりして帰ってきた。 かっこいいジャケットにするぞ〜〜 夏バ

2021.8.11 公開日報

サンプルとして作っていたパンツが出来上がった。 またぶっといパンツができた。 気に入って毎日履いている。 このパンツに使用している素材は、前にも書いた「工場の倉庫にずっと保管されていた素材を保護しまくってる先輩」から買わせてもらった物。

服づくりの音

服を作っている時の音を収集しました。 ジョキジョキジョキジョキ ガチャガチャガチャガチャ こんな音と共に服を作ってます。

風にそよぐシースルーワンピース

今日も暑いですね。 北海道の親戚から「北海道は全然避暑地にならないよ」とメールが来ました。 日本全国、暑さから逃げることはできなそうです。🥵 日陰を作って風を取り込む「風にそよぐシースルーワンピース」を今日は紹介します。 サッカー地のようにシボシボと表情のあるとても軽いポリエステル素材です。 肩の部分のタックで上半身はすっきりと、全体にはエレガントな印象のワンピースです。 透けすぎないのでインナーが薄着でもちょうどよくボディーラインを隠してくれます。 サイドの貝ボタ

デニム生地で作った定番サロペット

今回選んだのはポリエステル混のデニム素材。 縦方向に色がかすれていて、表面はつやつや、動くことで色が変化する上品な生地。 軽いのはポリエステルが入ってるからだな。 この素材はどこかの工場に長年ストックされていたビンテージもの。 そういう素材を見つけては保護しまくってる先輩がいて、その人から買わせてもらっている。 胸当て部分はボタンで取り外しできて、ズボン単体でも履けます。 ↓これと同じ形。 生地の無駄を出したくなくて、端切れをポケットに使ったりパッチワークしたりしてま

メイシとサゲフダ。

残りわずかになった下げ札を発注した。 下げ札というか、私にとっては名刺でもある。 会社を辞めてどんな仕事をしようかまだはっきりしなかったとき、なんだか世間的にブームだったのか起業セミナーや、人脈を作るためのパーティーみたいのがあってよく誘われて行った。 その時には何が何だかよくわからないままに自分の希望や情報を盛り込みした名刺をデザインして、出会う人出会う人に配った。 あれが何の役に立ったか今ではよくわからないし、あの頃に知り合った人と今も付き合いがあるかというと全くない

ファッション売り場の今。 私の作りたい物。

地元の大きなショッピングモールに出かけてみた。 いろんなブランドが店をかまえていてお客さんもたくさんいて賑わっていた。 どの店も服を安売りしていた。 あまりに安く、あまりに大量にあるのでクラクラしてしまった。 (材料費より安いじゃないか、と思うと目眩。。。) ある服のデザインが気になって手に取っていたら、若い店員さんに声をかけられた。 「その服はとても軽いですよ。」 (...うん。わたしいま持ってるからわかってる。この服がとても軽いこと。) マスクごしについ思ったこ