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【実践】ダイソーで始めるシャボン玉マニュアル
シャボン玉に特別な道具はいらない
NAGOYA FREE SHABONという、名古屋で毎週末シャボン玉を飛ばす活動をしているサークル?の代表です。
シャボン玉で遊んでいると
「液は何をつかっているんですか?」
「どうやって道具を作るんですか?」
「何か特殊な材料使ったりしてるんですか?」
という質問をよく受けます。
![](https://assets.st-note.com/img/1688655397918-JDGAC6N0Xl.jpg?width=1200)
確かに、液にはあまり一般的には使われていない天然の食品添加物を使ったり、道具も過去100回以上のシャボン玉遊びの中で選び抜かれた道具を使ったりはしているのですが、最初はもっと簡素な道具でした。
しょぼい道具だったので壊れやすかったり扱いにくかったりもしたのですが、それでも十分なシャボン玉遊びができました。
僕たちのように毎週末遊ぶとなるとそれなりの道具が必要だったりしますが、
「単発のイベント企画としてやってみたい」
「とりあえず始めてみたい」
というレベルであれば全然問題ありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1688655416624-W0LDXtTEjB.jpg?width=1200)
…というわけで、
これからシャボン玉遊びにチャレンジしてみたい、という方の第一歩のサポートになればと思い、ダイソーで手に入る道具でのシャボン玉の始め方について解説していきます。
液
シャボン玉の液は、以下の3つで構成されます。
水
洗剤(泡立つ元)
増粘剤(泡を割れなくする元)
水
水道水でOKです。
洗剤
食器用洗剤を用います。
ヤシの実などの天然素材由来の界面活性剤が少ない洗剤だとうまく泡立たないのでご注意ください。
また、たまに十分な界面活性剤の%があっても割れやすいものもあったりします、初めてチャレンジされる場合は、いくつか用意して試していただくと安心です。
増粘剤
人によって使われる増粘剤は様々ですが、一番扱いやすいのは洗濯糊です。
レシピ
以上の材料を以下の配分で混ぜてください。
水:5L
洗剤:500ml
洗濯のり:750ml
液を混ぜる際は、水と洗濯のりを先にしっかり混ぜた後に洗剤をそっと入れると泡立たずに作ることができます。
また、液を混ぜる・保存する際には防災用のウォーターバッグが便利です。
道具
シャボン玉飛ばし器
シャボン玉飛ばし器は以下の2種類があります。
大きいシャボン玉を飛ばす:風速0〜3m/sのときに使う
小さいシャボン玉を大量に飛ばす:風速3〜5m/sのときに使う
どちらの道具も、釣り竿と紐を組み合わせてつくることができます。
釣り竿
![](https://assets.st-note.com/img/1688653525686-jh5AEYGmBp.png?width=1200)
本格的なカーボンの釣り竿が丈夫で扱いやすく一番なのですが、そこそこお高いので最初はダイソーの竹製の釣り竿でOKです。僕も最初はダイソーの竿を使ってました。
紐
太めの毛糸を使います。毛糸も様々な種類がありますので、いくつか買って試していただくと安全です。
作り方
![](https://assets.st-note.com/img/1688653773066-mBEBqA2uyL.png?width=1200)
僕の場合は綿の平紐をミシンで縫って作っていますが、毛糸であれば結ぶだけで十分作れます。
大きな輪っかをつくって巨大なシャボン玉を作ったり、小さな輪っかをたくさん作って大量のシャボン玉を飛ばしたりなどいろんなレパートリーを試してみてください。
その他の道具
洗面器
液を注ぐ容器として使います、大きめの洗面器だと安定していて紐をつけやすいのでやりやすいです
ビニールシート
洗面器の下に敷いて、遊んだ後に地面が液でベタつくのを防ぎます
分厚めのゴミ袋
遊んだ後の道具をまとめて入れて運んだり持ち運ぶ際に使います。遊び終わってすぐに水場で洗浄・保管出来るのであれば不要
遊び方
シートを敷いて洗面器を置いて液を注いで、紐をつけてあとは飛ばすだけです。
最初はうまくできないかもしれませんが、コツと風をつかめるようになると出来るようになっていきます。トライ&エラーを繰り返す工程もシャボン玉の楽しみです、ぜひ楽しんでください。
注意点
風の弱い日に大きいシャボン玉を飛ばすと、よく子どもが追いかけて手で割ります。その際に、上を向いて割るので液が目に入りやすいです。遊ぶ際は目に入らないように気をつけるよう、十分に注意喚起をしてください
6m/s以上だと風が強すぎて遊べません
液が周囲に飛び散って滑りやすくなります。砂地や芝生だと良いのですが、タイルや鉄板があると転倒リスクがあります。事前に遊ぶ場所の地面を確認してください
シャボン玉は風に運ばれていくので、たまに思わぬ方向へ飛んでいく場合があります。近隣の方の迷惑にならないよう、ネットに囲われていたり十分な広さのある場所で遊んでください
1000円あればできる
ざっとこんなところです。
他にも細かなノウハウやコツがあったりするのですが、とりあえずこれだけの情報があれば最初の一歩は踏み出せるかと思います。
もっと詳しく知りたいという方は、週末公園で遊んでいる私達に声をかけてください。
これまでに説明した道具をすべて揃えたしても、せいぜい1000円程度です。
1000円でこれだけ楽しく遊べる方法を僕は他に知りません、ぜひこの楽しさを皆さんも体験してみてください.。o○