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【3/7 #日めくりクラシック音楽 】今日はフランスの作曲家モーリス・ラヴェルの誕生日(1875年)~古風なメヌエット~

こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 でご紹介するのは、1875年3月7日に誕生日を迎えたフランスの作曲家モーリス・ラヴェルの代表作である古風なメヌエットをご紹介します。

モーリス・ラヴェルとは?

ジョゼフ・モーリス・ラヴェル(1875-1937)は、フランスの作曲家。バスク系フランス人であり、『スペイン狂詩曲』やバレエ音楽『ダフニスとクロエ』『ボレロ』の作曲、『展覧会の絵』のオーケストレーションで知られる。

パリ音楽院では(1889-1901)、ベリオにピアノを、ジェダルジュに対位法を、フォーレに作曲を学ぶ。 挑戦し続けたローマ賞は二等が最高だった。

オーケストレーションの天才、管弦楽の魔術師と言われる卓越した管弦楽法とスイスの時計職人(ストラヴィンスキー談)と評された精緻な書法が特徴。

ラヴェルはドビュッシーとともに印象派(印象主義)の作曲家に分類されることが多い。しかし、その作品はより強く古典的な曲形式に立脚しており、ドビュッシーとは一線を画すと同時にラヴェル本人も印象派か否かという問題は意に介さなかった。

各ジャンルに傑作を残しているが、バレエ音楽を中心とする管弦楽の分野でとりわけ突出した才能を発揮した。ピアノ作品にも管弦楽書法が応用されているため難曲が多いが、全ピアノ作品を聴くと、ラヴェルの音楽的インスピレーションを概観できる。

モーリス・ラヴェル古風なメヌエット

ラヴェルの最初の出版作品であるピアノ独奏曲。1895年の作品。当時作曲者はまだ20歳であった。

ラヴェル独特の印象派的色彩や、精緻な新古典的要素はまだ影を潜めていて、作曲者自身が習作的な性格を認めている。

1898年4月18日、パリのサル・エラールにてラヴェルの友人であり、この曲の献呈相手でもあるリカルド・ビニェスによって初演された。

モーリス・ラヴェル古風なメヌエット(オーケストラ版)

1930年1月11日にパリにて、ラヴェル自身の指揮によるラムルー管弦楽団によって初演された。

作曲家が「未熟だ」と厳しい評価を語りながらも、作曲から30年以上経ってからの管弦楽化には、自身の実質的なデビュー作にずっと愛着を持ち続けていたことをうかがわせる。

この編曲はラヴェルの最後の管弦楽単独作品でもある。

それでは、今日はこの辺で🎶

「#なごクラ」という東海4県のクラシック音楽演奏会をご紹介&徹底応援するプロジェクトを始めました。

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