【2/6 #日めくりクラシック音楽 】今日はヴェルディ:オペラ《オテロ》初演日(1887年)
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1887年2月6日に初演日を迎えたイタリアの作曲家ヴェルディのオペラ《オテロ》をご紹介します。
ジュゼッペ・ヴェルディとは?
ジュゼッペ・フォルトゥニーノ・フランチェスコ・ヴェルディ(1813-1901)は、19世紀を代表するイタリアのロマン派音楽の作曲家であり、主にオペラを制作した。「オペラ王」の異名を持つ。
ミラノで音楽を学び,1839年に最初のオペラ『オベルト』をスカラ座で発表。 46年パリ,47年ロンドンを訪問し自作を上演。
続いて『リゴレット』 (1851) ,『イル・トロバトーレ』 (53) ,『椿姫』 (53) などのオペラを発表して名声を確立。
55~70年にはパリやペテルブルグの劇場のためにも作曲し,またイタリア独立運動に力を尽した。
ベリーニは早世し,ロッシーニとドニゼッティも活動を終えたイタリア・オペラ界を,以後半世紀にわたり一身に担う。
その後『アイーダ』 (71) ,シェークスピア劇に基づいた『オテロ』 (87) ,『ファルスタッフ』 (93) を作曲。オペラ以外に宗教的作品も残し,最後に『4つの宗教曲』 (98) を作曲した。
ジュゼッペ・ヴェルディ:オペラ《オテロ》
晩年のヴェルディが7年の歳月をかけて作曲したイタリア・オペラ悲劇の頂点に立つ大傑作。1887年ミラノのスカラ座で初演。
シェークスピアの悲劇《オセロー》をオペラ《メフィストーフェレ》(1868年)で知られるイタリアの作曲家A.ボーイト〔1842-1918〕が台本化。
同じくボーイトの台本による《ファルスタッフ》と並ぶベルディ晩年の傑作で,悲劇オペラの最高峰とされている。ロッシーニにも同名のオペラ(1816年)がある。
ジュゼッペ・ヴェルディ:オペラ《オテロ》あらすじ
舞台は15世紀末のキプロス島。
オテロはヴェネツィア共和国軍の英雄として若く美しい妻、デズデーモナを娶る。
しかしオテロに恨みを抱く旗手イアーゴは、オテロを陥れるために巧妙な罠を仕掛けていた。
デズデーモナがオテロの副官と不義をはたらいたように見せかけ、オテロを猜疑心の虜にしたのだ。
イアーゴの策略に嵌ったオテロは、デズデーモナの潔白の訴えには耳を貸さず、ついにはその手で殺めてしまう。
全てがイアーゴの陰謀であったことが明るみになり、過ちに苦悩したオテロは短剣で自ら命を絶つ。
それでは、今日はこの辺で🎶
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