【2/11 #日めくりクラシック音楽 】今日はモーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 初演日(1785年)
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1785年2月11日に初演日を迎えたオーストリアの作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのピアノ協奏曲第20番をご紹介します。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとは?
※上記絵画は「連弾するヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトと姉マリア・アンナ」ヴァイオリンを持つのは父レオポルト・モーツァルト、肖像画は母アンナ・マリア(ヨハン・ネポムク・ デラ・クローチェ、1780年頃)。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)は、オーストリアの作曲家。
ザルツブルク大司教付き音楽家であった父 L.モーツァルトの指導のもとに幼時から楽才を示し,1762年以降父とともにヨーロッパ各地を旅行。
その間ザルツブルク大司教に仕えたが,72年より代った新大司教ヒエロニムスと折合わず,81年にウィーンで独立し,作曲家,演奏家,音楽教師として活躍した。
しかし経済的には恵まれず,87年に宮廷作曲家の称号を得たが,貧困のうちに没した。
作品は、声楽・器楽のほとんど全分野にわたり、六〇〇曲以上に及ぶ。明澄優美な洗練された作風で、ハイドンとともにウィーン古典楽派最高の作曲家の一人となり、ドイツ古典音楽を完成させヨーロッパ音楽の一頂点を画した。
第39番、第40番、第41番「ジュピター」などの多くの交響曲、協奏曲、室内楽曲のほか、オペラ「フィガロの結婚」「ドン=ジョバンニ」「魔笛」などがある。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
※ピアノ : チョ・ソンジン / 指揮者: アレクセイ・ウトキン
モーツァルトが初めて手掛けた短調の協奏曲である。
華やかさが求められた当時の協奏曲とはうってかわって、それまでの彼の協奏曲には見られない、激しいパッションの表出的な性格を帯びている。暗く不安げな旋律、劇的な展開、厳しさと激しさの入り混じった感情など、とても強い表現性を持った作品といえる。
モーツァルトがウィーンで大成功を収めていた時期である四旬節に向けて1785年2月10日に完成され、翌日にウィーン市の集会所「メールグルーベ」で行われた予約演奏会で初演された。
それでは、今日はこの辺で🎶
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