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【2/17 #日めくりクラシック音楽 】今日はリスト:ピアノ協奏曲第1番 初演日(1855年)
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1855年2月17日に初演日を迎えたハンガリーの作曲家フランツ・リストのピアノ協奏曲第1番をご紹介します。
フランツ・リストとは?
※リストの一生(左から少年期・青年期・壮年期・老年期)
フランツ・リスト(1811-1886)は、エステルハージ家の執事だった父に7歳からピアノを習い、9歳のとき各地で公開演奏会を開く。超絶的な技巧を持つ当時最高のピアニストで「ピアノの魔術師」と呼ばれ、どんな曲でも初見で弾きこなした。
1831年に圧倒的な超絶技巧を誇るヴァイオリニスト、ニコロ・パガニーニ(1782-1840)の演奏を聴き、ピアノ音楽のパガニーニとなることを決意。
1842年ワイマールの宮廷楽長に就任、ワーグナーの『ローエングリン』を初演、47年演奏界から引退して作曲活動と後進の育成にあたった。
また 60年以後は黒衣をまとって宗教生活に入った。
主要作品は超人的なテクニックを要求する〈マゼッパ〉や〈鬼火〉を含む 12曲の『超絶技巧練習曲』、19曲の『ハンガリー狂詩曲』、〈ラ・カンパネラ(鐘)〉を含む6曲の『パガニーニによる大練習曲』『巡礼の年』、2曲の『ピアノ協奏曲』などのほか、リストが標題音楽の形式を確立したといわれる交響詩では『レ・プレリュード』『マゼッパ』『ダンテ交響曲』『ファウスト交響曲』がよく知られている。
また他の作曲家の作品をピアノ用に編曲したものや,宗教音楽,合唱曲も多い。
フランツ・リスト:ピアノ協奏曲第1番
独特な雰囲気と様式を持った19世紀ロマン派のピアノ協奏曲を代表する作品。多くのピアノ曲を作曲したリストは、2曲のピアノ協奏曲を残しています。(他にも作曲したピアノ協奏曲もあるが楽譜が失われてしまっている)
初演は1855年2月17日、ヴァイマルの宮廷で行われた演奏会にて、エクトル・ベルリオーズの指揮と作曲者自身のピアノによって行われた。
4楽章で構成されるこの曲は連続して演奏される。バルトーク・ベーラは本作について「循環形式によるソナタ形式を初めて完全に実現させた作品」と述べている。
イギリス出身のピアニストで作曲家のアンリ・リトルフに献呈。
それでは、今日はこの辺で🎶
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