所得があがれば税金が増え、金融所得の課税税率もあがろうとしている中、どうするかよく考えて生きないと、と思う
こんにちは。有田です。
最近、世の中の流れ的に格差社会を是正するために「分配」が話にあがっているようですが、手っ取り早く、経済成長もないまま安易に進めてほしくはないですね。
お金のある人から貧しい人への分配自体は、社会の安定のためにも必要だと思っていますが、雰囲気で進めるのはどうかなと思っています。
話題にあがっている「金融所得への課税」、すぐやるかはさておき、いずれやるような流れではないかと思っています。生活資金のサブエンジンとして投資を取り入れて行こうとしている自分にとっては、とんでもない話です。そう言った所得は、若年者や低所得者層でもリテラシーが高い人なら作っていると思うので、富裕層だけの話ではないでしょう。
最近、ますます認知されてきている「FIRE」も金融所得をベースにして、生活全般を見直し、消費を最適化して実現しているものであると私は認識していますが、金融所得の課税基準をあげるのは痛いですね。
中には「NISA」にも課税すると口走った政治家がいますが、多分何も仕組みを知らずに言っているのでしょう。
雰囲気で語っている人が多すぎです。昔のロシアやフランスのように、ごく少数の領主や地主に対して食うや食わずの庶民が館を焼き討ちするのは、わかりやすいですが、今の世の中、そんな階級はいません。
金融資産1憶円以上を富裕層と定義しているようですが、誰が富裕層なのか、パッと見ただけではわからないでしょう。所有物や生活スタイルなど形のあるもので識別するのがますます難しくなってきていると思います。
個別のケースを見れば、確かに貧困で苦しんでいる人はいるでしょうが、少なくともネット上で他人の書いた文章をじっくり読んで考えるような人は、今の世の中の仕組みを理解して、自分なりの進むべき道を歩むリテラシーの高い人だと思いますので、そのような人向けに書いてます。
トマ・ピケティ氏の言う、「r>g」が正しいと思うなら、なぜ「r」を取り入れようとしないのか、から始まり自分の投資や労働のあり方を見直すのがよいですね。そこで仕事をいくら頑張っても給料上がらないし、と文句いいながら同じように働き続けるのもよろしくないのではと思います。ましてや他人や社会のせいにして何もしないのはよくないですね。
働いて年収をあげても税金や社会保険料が増える。投資をしても所得にかかる税金が上がる。そんな状況の中で何かいい方法がないか考えるのが重要だと思います。そうしないと毎日その日暮らしで搾取され続ける状況になってしまいますよね。
これからも考え続け、実行に移していきたいと思います。
最後まで読んでいただいた方へ。ともにがんばりましょう!
よい一日を!