住宅ローン保証料❓不動産塾👔『家のトリセツ』🏡
🔴住宅ローンを契約する時に発生する費用の1つに「保証料」
住宅ローンの保証料とは、住宅ローンの連帯保証人を立てる代わりに保証会社に支払う費用です。
保証会社は、住宅ローンの契約者が万が一返済を続けられなくなった場合、金融機関へ残債を支払います。これを代位弁済といいます。代位弁済が行われた場合は、返済先が保証会社に変わるだけなので、債務が免除されるわけではありません。金融機関としては、住宅ローンを融資した人に万が一の事態があった時の貸し倒れリスクを引き下げる効果があるため、保証会社の利用を必須としている金融機関が多くあります。
保証料がない金融機関もあります。
🔴住宅ローン保証料の支払方法
住宅ローンにおける保証料の支払いは、一括前払い型と呼ばれる「一括・外枠方式」と、金利上乗せ型と呼ばれる「分割・内枠方式」の2種類の方法があります。
住宅ローンで毎月支払う返済額は、元金返済分と利息の2つで構成されていて、金利上乗せ型を選択した場合は、利息の中に保証料が含まれるため、住宅ローンの返済方法について「元利均等返済」を選択した場合と、「元金均等返済」を選択した場合とでは、金額に差が生じてきます。
「元利均等返済」とは、元金と利息を均等に返済していく返済方法で、「元金均等返済」とは、元金のみを均等に返済する返済方法です。住宅ローン返済の総支払額は、元金均等返済の方が安いというメリットがあるため、住宅ローンの返済方法をどちらに選択するかによっては、保証料の金額にも差が生まれます。
金利を上乗せする金利上乗せ型の場合は、住宅ローンに適用される金利が高ければ高いほど、保証料の負担は増え、適用金利が低いほど保証料の負担は少なくなります。
🔴一括・外枠方式
保証料を支払うタイミングは契約時となるため、まとまった金額の支払いが必要になります。また、一括で支払いを済ませることができ、金利上乗せ型よりも保証料を削減する効果を得られます。
🔴分割・内枠方式
分割・内枠方式とは、いわゆる金利上乗せ型で、保証料を住宅ローンの金利に上乗せして支払う方法です。
保証料を金利に上乗せして毎月支払うので、一括・外枠方式に比べて契約時に準備する諸費用を抑えることができます。
また、保証料以外の借入条件・返済方法が同じ場合、外枠方式に比べ保証料の合計金額が大きくなる、つまり総支払額が多くなります。
🔴一括・分割の保証料
繰り上げ返済や借り換えを行わない場合においては、一括で保証料を支払うほうが分割払いよりも保証料を安く抑えることができます。
✅ネット銀行などは、保証料が無料となる住宅ローンもあるため、保証料の負担を抑えることができます。ですが、保証料がない場合は、その分事務手数料が高く設定されている場合があります。最終的にいくら諸費用を負担することになるのかを事前に調べて下さい。
(参考)
🔴住宅ローンにおける保証料が必要な主な金融機関
三菱UFJ銀行
みずほ銀行
三井住友銀行
りそな銀行※
三井住友信託銀行※
三菱UFJ信託銀行 など
※ 保証料型
🔴保証料が必要ない主な金融機関
フラット35
りそな銀行※
三井住友信託銀行※
住信SBIネット銀行
新生銀行
イオン銀行
ソニー銀行
楽天銀行
※ 融資手数料型