住宅ローン【団体信用保険】❓📰不動産塾👔『家のトリセツ』🏡
新築一戸建てを購入する際の「諸費用の項目(内訳)」
①売買契約書貼り付け用収入印紙代金
②仲介手数料
③登記費用(所有権・抵当権)
④表示登記費用
⑤ローン保証料
⑥住宅ローン契約書貼り付け用収入印紙代金
⑦ローン手数料
⑧ローン代行手数料(ローン事務代行費用)
⑨火災保険料
⑩固定資産税精算金
⏺上記の新築戸建て購入の際に、⑤(ローン保証料)と⑦(ローン手数料)以外に、住宅ローンを申し込んだ際に聞かれるのが、団体信用生命保険です。
🔴団体信用生命保険とは
住宅ローンの契約者が死亡または高度障害状態になり、ローンの支払いが難しい状況に陥った際に、保険会社から金融機関に残りのローンの返済が行われる生命保険です。「団信」(だんしん)と略されることもあります。
住宅ローンは長期にわたって返済するものですので、返済期間中に契約者の身にトラブルが起きる可能性もあるでしょう。そのため、住宅ローンを契約する際は万が一に備えて「団体信用生命保険」に加入する事ができます。
※保障される範囲は金融機関によって異なります。
(死亡・高度障害状態だけに備えられる一般的な団信だけの住宅ローンもあれば、がん(悪性新生物)や糖尿病などの生活習慣病までサポートされる団信が付帯する住宅ローンもあります。
⏺団体信用生命保険(団信)の種類
通常の団体信用生命保険(一般団信)・3大疾病特約付き・大疾病特約付き・全疾病特約付き・がん保障特約付き等の種類があります。
⏺民間住宅ローンの場合
金利に団信保険料が含まれるものや一定率が上乗せされるものが多いです。(金利+0.3%)等の例があります。
団体扱いの生命保険ですので、保険料(相当額)は低く設定されています。また加入時年齢による条件の差もないため、税法上、団信保険料を別途支払う場合でも、生命保険料控除の対象とされていないようです。
✅団体信用生命保険は0円❓
団体信用生命保険は0円よく聞きます。
団体信用生命保険に関する月々の保険料はかからない❓
保険料が0円というわけではありません。保険料は住宅ローンの金利に組み込まれているため、実際のところ月々いくらかの保険料を支払っていることになります。団体信用生命保険の保険料は、月々の住宅ローン金利に含まれて引き落とされています。
(例)住宅ローンを月々4万円支払っている場合、ローンとしての4万円とは別に、団体信用生命保険分として420円ほど別で引き落とされます。大きな金額ではありませんが、決して保険料が無料というわけではありません。
※借りている金利が上がった場合、団体信用生命保険の保険料も少し高くなります。団体信用生命保険は金利に組み込まれているため、金利の変動とともに月々で引かれる保険料も変わるります。
◼団信に入れない場合
団信への加入ができなかった場合、住宅ローンを利用することはできないのでしょうかという事を聞かれます。
団信に入れないからといって住宅ローン利用ができないわけでなありません。
(団信に入れなかった人)
・ワイド団信に加入
・名義を配偶者に
・団信の加入が不要な住宅ローンを検討するなど
いくつかの対処法があります。
(ワンポイントアドバイス)👩🏫
住宅購入時、生命保険の見直しのチェックポイント
団体信用生命保険の加入は必須か
加入済の生命保険と、団信の保障の重複はあるか
(注意点)
団体信用保険で告知義務違反をしないでください。
万一の際に保険金が金融機関に支払われず、残された家族の生活に大きな負担が生じる可能性が高くなります。 故意に違反すれば、ローンを組んで2年が経過していてもローン契約が無効になり、最悪家を失う可能性もあるのです。 違反しても良いことは何一つありません。