『注文住宅』📰#不動産塾👔『#家のトリセツ』🏡
前回の記事で、間取りについてお話ししました。
今回は、土地の地形や希望間取りがある程度決まってきたら、実際にモデルルームの見学(住宅展示場、気になってる施工会社のモデルルーム、低価格で注文住宅の依頼のできるパワービルダーのモデルルーム等)をしていただき、希望の間取りの空間や窓、設備に関することなどを実際に目で見て触れて確認して頂きたいと思います。
イメージをして、希望の間取りに無理がないかなどの確認をしていただきたいです。
実際に、モデルルームに行くとはじめての方は、素晴らしい建物と雰囲気に飲み込まれてしまいそうですが、ここは一旦冷静になってあれこれ見て検討材料の一つにしていきたいです。
また、モデルルームに行く際には、慣れていないと記憶にイメージが残りづらいので、担当の方の許可を頂き、気になったところを写メで納めておくことをお勧めします。
モデルハウスの見学では、間取りや部屋の広さを確認することはもちろんですが、採用されている設備の仕様や照明などもチェックしてみてください。
好みのデザインがあったら、どこのメーカーのものか担当者に質問してみてください。(グレードなどのチェック)
中には、ハウスメーカーや工務店独自のデザインや設備の仕様や、オプションの場合もあります。
建物に使われている素材や建材もハウスメーカーによって異なりますので、モデルハウスで気になる部分は担当者に質問してみて下さい。
また、普段生活していると目に見えない屋根裏や床下、基礎部分など建物の内部や住宅の性能についても、聞いて下さい。
耐震性や耐久性も含めて、分かりやすく納得のいく説明をきちんと受けておくことで、長く付き合うマイホームに対する安心感にもなります。
こういった質問への回答で「目に見える部分だけでなく、目に見えない部分にもこだわっているか」「ごまかさずに丁寧な対応が出来るハウスメーカーかどうか」が分かり、担当者が信頼できるかどうかを見極めるポイントにもなってきます。
見学していると担当者が一生懸命に説明してくれるケースが多く、遠慮してしまうこともあるかと思いますが、気になることは積極的に質問してみましょう。
弊社の場合は、土地を購入されたときにモデルルームの同行をお願いされるケースもありますので、一緒に同行させて頂きお客様が求めていそうな質問をプラスαで質問をして理解を深めて頂いています。
初めてのモデルハウス見学は、「見学の優先度をつける」ことです。
初めてモデルハウスを見学する場合、多くの方が『住宅展示場』で見学されると思います。
住宅展示場にはいくつかのモデルハウスがありますが、すべて見学するには1日では時間と体力が持ちません。
住宅展示場に行く場合には、構造等から調べ木造、非木造などの躯体の種類からご自身の好きなタイプを取り扱っているメーカーから順番を決めていくことも必要です。
大手ハウスメーカーがメインの住宅展示場では、最低でも20か所以上の建物が立ち並んでいます。
この中で、見た目や知名度だけで飛び込んでしまうと、せっかく時間をかけて考えた間取りが台無しになってしまいます。
見学したいモデルハウスで聞きたいことがあればリストアップもして下さい。見学当日になると、質問したかったことを忘れてしまうことがよくあります。
事前にチェックしておきたい場所や質問したいことをリストアップしておくと、忘れずに相談できます。