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【先輩アトツギのリアル体験に学ぶ③】

親の七光りとかボンボンとか、もしくは古臭い事業と負債を引き継いだ気の毒な人とか、いずれにしてもアトツギは世間から薄暗いイメージで語られることが多い。でもアトツギにはアトツギにしかわからないプレッシャーと危機感がある。これからの時代を生きるアトツギへ、先輩アトツギ社長からの魂のメッセージ。

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三星グループ 
代表取締役社長 岩田 真吾 氏

ダイヤの原石を覆うクソみたいなプライドを取り払え

「ぼくは事業承継って言葉がイケてないなって思っているんですけど。社員も資本も事業の内容もどんどんと変わっていく中で、何を継いでいるのかなって考えたときに、物語を引き継ぐっていうのが事業承継の本質なんじゃないかなと思うんです。じゃあうちの場合それは何かって言うと、信頼でありブランドをつくってきた物語なんです。これはベンチャーがいくら欲しがっても得られないもの。ただその物語を未来にとって価値のあるものに置き換えていくチャレンジは必要です。

伝えたいことは二つ。まず社長になると会える人が増えます。アトツギとしてこういうことをやりたいということをちゃんと発信すればだれにでも会えます。二つ目。めちゃめちゃ大変です。親に言われたからだとか、得だからと思うなら継がないほうがいいです。いい人生を送ろうとすれば自分磨きをしないといけないし、そのためにはハードな体験がないといけないと思うんです。

ある人が自分をダイヤの原石だと思っていると言ってて、ああいいな、と思いました。でも原石の周りにはクソみたいなプライドが覆っているんです。かっこいいこと言うのが恥ずかしいとか。そんなしょうもないプライドを削り取るには、イヤなこともやんなきゃいけないんです。それを躊躇するようだったらやめたほうがいい。

いや、それでもやりたいという情熱があるんだったら、しょうがない、やるしかないですよね。みなさんと一緒にダイヤ磨きをできたらいいなと思っています。」


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