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5/7 RP人狼『コエノナイセカイ3』まとめ
こんにちは、なごんです。
今回のまとめは、前作に引き続き主催を務めましたRP人狼企画『コエノナイセカイ3』の記録です。
コンセプトは【秘匿ミッション型RP人狼】。
陣営勝利とは別に、それぞれに与えられた秘匿ミッションに挑戦していただきます。
今作も、前作と全く異なる物語ですので、シリーズをプレイ・ご視聴いただいていなくてもお楽しみいただける内容となっております。
アーカイブがありますので、詳しい流れやエンディングは動画をご覧ください。
◆告知ツイート
【RP人狼 告知】
— なごん🎮RP人狼と部屋修羅 (@nagonago_lodi) March 4, 2023
コエノナイセカイ3-cantata-
日時:5/7 Sun. 22:00 START
募集:後日
関係組:Discord専用サーバーにて
詳細は随時リプツリーに繋げていきます。
#nago_log #コエノナイセカイ https://t.co/59q8e45WM3 pic.twitter.com/kWhNJZ5u0z
今回もDiscordを使った関係組み・設定共有を行いました。
前回と比べて、情報量や秘匿、裏での作業と都度告知が多かったのが印象的です。
特に、今回はミッションだけでなく、「1年前に起きたリーダー自殺の原因」を探るため、個々に秘匿情報をお送りしていて、マーダーミステリー要素の強い作品となっています。
◆イメージ楽曲
前回から、フリー音楽からイメージ曲を探して配信の冒頭に再生していました。今回はこちらです。
舞台がローマの歌劇団ということで、ピアノやストリングス系のノスタルジックな曲調を選びました。
ぜひ再生しながら、まとめをお楽しみください。
以降はゲーム画面のスクリーンショットや感想等を掲載するため、ネタバレ注意です。
↓↓↓
◆プロローグ
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1.ゲームの内容
レギュレーション:16人多役村
■市民陣営
市民3、占い師、霊能者、狼憑きの狩人、ささやく双子2、暗殺者、病人、ギャンブラー ※独裁者(GM専用)
■人狼陣営
能ある人狼2、賢狼、反逆の狂人、ギャンブル狂
利敵なし。
勝利陣営は報奨として、現実世界に戻った時に全ての怪我や病気が完治する。
議論開始前日に独裁者(GM)がCOして反逆処刑された後、その日の晩は役職実行なし、その翌朝から議論開始となる。
2.ミッションについて
ゲームが始まるとそれぞれの脳内に決められた役職とミッションが配布されるという設定。
※実際は事前に個々のDMに配布され、決まった役職を希望して入室。
1.自分のミッションを他人に伝えてはいけない
2.ゲーム中にミッション完了を報告してはいけない
3.どちらがクリアするかを相談"しなければならない"
ペアの「どちらかが」クリアした場合にのみ「クリアした方が」声を取り戻せます。
両方ともクリアした場合は「声」を取り戻すことが出来ず、両方とも失敗の場合は「声」に加え、ペア相手に対する「愛情」も失ってしまいます。
また、シリーズ初のミッションルール変更により、「どちらがクリアするかを相談」しなくてはなりません。
今回は全員が劇団員であり、歌劇の何かしらを担う存在。
自らの声のために相手に声を諦めてほしいと言うのか、それとも嘘をついて相手の行動を誘導するのか。
駆け引きが重要なミッションになります。
「声」か、「愛情」か、「体の完治」か。
何を一番の目標にするかは個人個人に委ねられています。
一体今回は、どんな物語が紡がれるのでしょうか――
3.自己紹介
ゲーム開始前、ゲームマスターであるニックの誘導でそれぞれ自己紹介を行います。
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◆キャラクター紹介
それぞれのキャラクターとミッションを紹介します。
今作は役職作為のため、その背景なども一緒にお話しできましたらと思います。
1.アンナ&サンドラ
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■秘匿情報
・あなたはニックが実家で作曲していることを知っている
・あなたはニックが自分の曲を聴かせたがらないことを知っている
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■秘匿情報
・あなたはアンナがニックを見る目がちょっと異常なものだと思っている
このペアは最初からアンナを反逆の狂人にすることは決めていて、サンドラの役職が二転三転していました。
アンナはもとからテンションの高いポジティブな子で、議論中もお喋りが大好きだろうなという点と、兄のことが好きすぎるあまりに振り回してしまうことから反逆の狂人にしています。
あとは、ミッションをRP系にしようと最初から決めていたのもあり、議論中にお喋りをしても自陣営に影響のない役職がいいなというのもあり。
役職を渡した際に、「実は反逆の狂人をもらえるキャラ作りをしていました」とCOされて、ふふふっとなりました。
GMキャラクターであるニックを初日処刑するための「反逆」なので、議論に入ると実質普通の狂人。
編成的に何か騙るだろうか?と思いながら、サンドラを最初「霊能者」や「占い師」にしていたんですが、占い師は狼が騙るだろうという想定と、どちらかというとサンドラが一方的にアンナを好きなように見えたので、対抗の旨味が少なく……結果「市民」として、大好きなアンナの陣営を当てるミッションにしました。
これに関してはアンナが役職を騙ったときのほうがサンドラが有利になり、同時にローラーになったらアンナが不利に。潜伏の場合にそれが逆転するかなといった具合で、比較的片方成功がしやすいレベル設計です。
2.ジェシカ&エマ
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■秘匿情報
・あなたは稽古を通じてニックの"音"に対する執着が異常だと感じている
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■秘匿情報
・あなたはニックが夜遅くまで歌劇団のことを案じていることを知っている
なんとこの歌劇団、病人が多すぎる。
ということで「病人」をレギュレーションに組み込むことは早々に決まっていましたが、様々なキャラクターの裏設定などを読んで最終的にエマにこの役職を渡すことになりました。
というのも、誰もが歌劇団のことを思って病気のことを打ち明けないでいる状態で、自分の行動にしっかりと責任をとれる立場じゃないキャラクターがエマだったから。彼女はまだ大人を頼らなければ様々な援助を受けることが出来ません。
果たしてこのゲームの中で頼れる相手を見つけることはできるのか?
役職である「病人」を活かして、CO時に打ち明けるのか?
など色々なプランを考えられるものにしています。
ジェシカは「市民」一択でした。
彼女は性格上、オドオドしていてあまり我を出す方ではなさそうと思っていたのと、そういう彼女だからこそ、意見を出していくポジションにしたいと思いました。
難易度でいうと、ジェシカのミッションが比較的簡単ではあるので、ややジェシカの片方成功がしやすいレベル設計です。
エマが家族の期待に応える道を選ぶと、RPも含めて難易度が跳ね上がるようにしています。
3.フランク&スーザン
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■秘匿情報
・あなたはニックが音楽に対してこだわりが強いことを知っている
・あなたはニックがカフェでよくアフォガードを頼むことを知っている
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■秘匿情報
・あなたはニックの部屋に遺書が残っていないことにずっと違和感を覚えている
・あなたは歌劇団の誰かが遺書を持っていることを確信している
当初の予定では、フランクはギャンブラーでした。
私の個人的な好みであるのと、彼の自由(?)な生き方含めてそれもありなのかな~と思いつつ、最終的に「霊能者」に落ち着いたのは、ちょっと不思議ちゃんで電波チックなキャラクターだから死者の声が聞こえても不思議ではないだろうという。
あとは議論上で毎回解説要員が必要なことになったらどうしようとか、彼が指定役になったらどんな風に指定するのかな~といった興味だったりです。
スーザンの方はニックと関係を組んでいなかったのもあり、謎解きの方に重点を置いています。
レギュレーション的にも、やや市民有利な構成にはなっている(ギャン狂PP後の対策村役職有)ので、人狼陣営は全員ガチ部屋出身の方で固めることは決めていました。
そこで、ミッション内容をやんわりと密談できるように人狼を渡し、特にマリアンヌが協力してくれるだろうな、という思いで能ある同士にしています。
(個人的には今回歌劇団という舞台上で「能ある人狼」をTalent Wolfと訳しているのがお気に入り)
難易度はどちらも盤面次第で変わる設計にしています。
霊能対抗が出るか出ないか、狩人襲撃後の襲撃優先順でささやく双子がどれだけ上位にいるか、などなど。
片方成功や両方成功/失敗いずれも確率はそんなに変わらないかなと思います。
4.メアリー&ロディ
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■秘匿情報
・あなたはニックが音大ではピアノ専攻であることを知っている
・あなたはニックから公演の映像ディスクを預かっている
・あなたはニックから、エマが膝を患っていることを伝えられており、それを口外せず彼女を助け、もし両親が来たら映像ディスクを渡してほしいと言われている(その手紙を最近見つけた)
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■秘匿情報
・あなたにはニックが一番頼っている相手がメアリーのように見えている
当初の予定ではメアリーが占い師、ロディが市民の予定でした。
市民陣営同士にしよう、と最初から決めているペアです。
もともと「暗殺者」がクリス用のフェイク役職のつもりで入れているため、他に合いそうなキャラクターを探すのに難航していて、結構関係組みの終盤ぐらいにロディの裏設定が送られてきたんです。
なにやら、彼のもつ「天使の歌声」を失くさないために両親がロディの意志に関係なく女性ホルモン治療をさせようとしていたとか。
メアリーが止めてくれたのですが、そこに至るまでに彼はたくさんの勇気を出したのだろう……ということで、彼を陣営勝利のキーパーソン「暗殺者」にしよう、と決めました。
メアリーを占い師にしているのは、必ず対抗役職が現れる役職だからです。
彼女は生前のニックに対し、ずっと対抗意識を燃やしていました。
同じ歌劇団の花形であるマリアンヌのことも意識していたようですね。マリアンヌが対抗に出るのも面白い展開の一つ、として考えていたり。
ミッションの比較で言えば、どちらも成功率は高いと思います。
3-1になった時に限り、メアリーが不利になるでしょうか。
キャラクター的にはどちらも演者としての高みを目指す設定上、片方成功が比較的難しいレベル設計になっています。
5.カミラ&ソフィア
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■秘匿情報
・あなたは死亡当日のニックがいつにも増して明るかったことを印象的に思っている
・あなたはマカリオが「ニックは僕の大切な相方だ」と言っていたことを思い出した
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■秘匿情報
・あなたは昨日マカリオのような人物をローマで見かけたことを思い出した
カミラにギャンブル狂を渡すのは最初から決めていて、ソフィアを純粋な市民にするかギャンブラーにするかで悩んでいました。
別陣営にすることは最初から決めていたペアです。
最終的に、この二人が師弟関係であることから、二人にバトルしてもらう役職にしました。師匠のことを超えられるのか、超えられないのか?
そんな人生もまたギャンブル。
カミラのヴィラン演者としての誇りと、ソフィアの花形役者になりたい気持ちを賭けて一騎打ちしてほしいな~なんて考えながらの配役です。
結果は本編をご覧ください。
このペアはどちらもRPミッションにしています。
難易度はややソフィアの方が難しく、カミラは盤面次第ではすぐにでも達成できますが、後半まで生き残れるかにかかっています。
初代リーダー・マカリオのことを知る初期メンバーの中でも、彼の秘匿情報を握っているのはクリスだけ、という状態で、ほかに回収できるのはニックやウィルとのやり取りのみになってしまうことと、理由についてクリスが直接知っているというわけでもないため、回答は推測の形になり、高難易度ミッションでした。
6.マリアンヌ&ポール
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■秘匿情報
・あなたはニックが自己肯定感の低い人物であることを知っている
・あなたはニックの好物がアフォガードだと知っている
・あなたはニックが甲殻類アレルギーだと知っている
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■秘匿情報
・あなたはニックが父の病院に通っていたことを知っている
・あなたはニックの死体周囲にあった薬に違和感を覚えている
結構早い段階で役職とミッションが決まったペアです。
スーザン項目の理由でマリアンヌを人狼にすることは決めていて、ポールを市民にすることで、ポールがマリアンヌを信用できるか否か、という構成にしよう…と決めていました。
その上で渡したミッション「マリアンヌを自分の手で処刑する」は、メタで言うとレギュレーション上、市民ではないんだろうなと予測がつきますが、ミッションを達成すべきか否かという心情に関わる内容になります。
難易度的にはマリアンヌの方がかなり難しい設計になっています。
というのも、明確に自殺した原因を知る人物はこの場におらず、断片的な情報を整理して、マリアンヌという立場で解釈をする必要があるためです。
その立場を作るために「ニックの自己肯定感の低さを知っている」という事前情報を渡しています。様々な情報がある中で、何がこれに結び付きそうか…という謎解きミッションでした。
順調に市民勝利に進んで行けばポールの片方成功がしやすいレベル設計です。
7.ウィル&ショーン
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■秘匿情報
・あなたはニックが音大ではピアノ専攻であることを知っている
・あなたはニックの遺書を所持している
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■秘匿情報
・あなたはニックがマカリオ退団を自分のせいだと責めているように感じている
関係組みをしていく中で、リーダーと副リーダーという存在ができたときに、レギュレーションに「ささやく双子」を組み込もうと決めていました。
当初の予定では、リーダーであるウィルと、副リーダーのクリスにしようかな?とも考えていましたが……クリスにささやく双子は合わないので、裏でなんでも話せるような相手を…で結果メタ読みしやすいペア同士になりました。
(役職イラストのちょっと弱気っぽい方をウィルに、強気っぽい方をショーンの柄にしているのが個人的なお気に入りです)
また、遺書に関するミッションは、守る方と奪う方、どちらも「協力者」がいる仕様のため、秘匿チャットが存在します。
ウィルのミッション内容的にはショーンにも黙っている方が吉ですが、奪う側に気付かれぬように裏でミッションの相談ができるように、という対策でもありました。
ただでさえ共有役職でゲーム終了時に生存、というそれだけでも難易度の高いミッションですが、ショーンのミッション内容的に、どちらが先にCOするべきか、かなり盤面と誘導依存の難易度になっています。
片方成功が最も難しく、ウィルが先に襲撃されれば即両方失敗。ショーン襲撃ウィル生存の場合に両方成功になってしまう、高難易度ペアのレベル設計でした。
8.クリス&フレディ
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■秘匿情報
・あなたは唯一マカリオと連絡がつく人物である
・あなたは昨日マカリオが実家に来たことを黙っている
・あなたはマカリオが喋れないことを黙っている
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■秘匿情報
・あなたはニックの絵が壊滅的だと知っている
・あなたはオリジナル公演のときだけ楽曲提供が楽団の名前になっていることに違和感を覚えている
最後にクリス・フレディのペア。
この二人は絶対に別陣営にすることと、色を黒と黒にすると決めていたことから、レギュレーションにフェイク用の「暗殺者」と「狼憑きの狩人」を加える一番の要因になったペアです。
フレディが人狼側、クリスが市民側なのは若干ニック視点のイメージも重なっています。
フレディは自分から好んで端役を演じるけれど、その実力や個性を考えればもっと前に出てきてもいいだろうという思いと、クリスは口数が少ないがなんだかんだ歌劇団のことを案じてくれている。
そういった思いから、フレディを今回の人狼のトップである「賢狼」に、クリスに「狼憑きの狩人」をお渡ししました。
(初期遺書の内容でクリスに触れるときに「死神みたいな目をしているが」と書いていましたが、余計な先入観が入らないようマイルドな表現に変えています)
難易度に関しては、どちらも盤面次第ではありますし、「病人襲撃」に関しては早々に捲ってしまうことも出来るため、若干フレディの方が有利な内容でしょうか。
このペアは少し特殊で、「両方失敗が難しい」レベル設計にしています。
◆主催の言葉
駆け足になりましたが、キャラクター紹介は以上です。
だいたいの情報・ログはアーカイブに残したかと思いますので、大部分はそちらでお楽しみいただけたらと!
また、今回出て来なかったキャラクター設定や裏設定等に関しては、Twitterハッシュタグ【 #コエノナイセカイ 】で各視点の思考・設定開示などを楽しめたらいいなあと思います。
今回は初めて「全員同じ歌劇団の仲間である」というHO(ハンドアウト)上でキャラクターを作成していただいたことで、歌や演技に対する執念だとか、どれだけ大切な相方だとしても声を失いたくない、そんな未来に向かうキャラクターたちを見れたかなと思います。
また、各々に秘匿情報をお渡ししたことで、関係を組んでいないキャラクター同士が話すきっかけになったり、墓場でも地上でも謎解きで盛り上がるなど、これまでに見たことがない展開のストーリーを見ることができて、主催も大変楽しませていただきました。
前作ではTRPGのような雰囲気を、今作ではマーダーミステリーのような雰囲気を重視し、さらに「歌劇団」という舞台を通じて「演じるキャラが演じる」ことを重視した台本・演出に取り組んでおりました。
GMキャラクターによるルールの書き換えによる、これまでとはまた違ったエンディングの掴み方だったり、ミッションのための駆け引きなど、楽しんでいただけていたら嬉しく思います。
シリーズ続編がいつになるかはまだ未定ですが、次は共催の企画や、新作のテストプレイ、その次に「コエノナイセカイ4」の制作を予定しています。
新作の概要は前の記事にございますので、気になる方はぜひチェックしていただけましたらと思います。ご参加も楽しみにしております。
◆GMキャラクターについて
本編やここまでで何度か登場した「マカリオ」って誰やねんっていうお話ですが……最後にGMが担当したキャラクターの紹介と、合わせて簡易的な事件真相をまとめます。
1.ニックという人物
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▼全員の共通情報
1年前、新たな演目に挑戦しようと話が固まった翌々日に、自室で縊死していた元リーダー。
歌劇団Canta:Tailorの2代目リーダーであり、創設メンバーの1人。音大卒。
普段は陽気でフランクな皆のお兄ちゃんポジだが、稽古の時には真面目でスパルタな面を見せる。担当はバス。
死亡状況について、遺書等はなく、自殺の理由もわかっていない。発見当初の遺体の側には大量の錠剤が転がっていたらしい。
▼簡単な秘匿内容
本人は隠しているが、声楽コースのウィルやメアリーと違い、器楽コース・ピアノ専攻卒。後学のため同時に作曲も習い、卒業後はゴーストライターとして舞台の劇中曲や映画の劇伴など様々な交響曲・管弦楽曲の仕事をしていた。
5年前にマカリオと〖コエノナイセカイ〗のゲームを体験し、ともに市民陣営勝利をしたものの、結果はニックだけが「コエ」を取り戻す形となり、その日から自責の念に圧し潰されそうな日々を過ごしてきた。
2.マカリオという人物
▼全員の共通情報
初代リーダーはマカリオという青年で、担当はテノールだった。現在は東欧の再建地域で新しく劇団を作り、ボランティア活動に勤しんでいる。しかし、連絡はつかない。
▼10年前の初期メンバーが知る情報
歌劇団『Canta:Tailor』の創設者であり初代リーダー。担当はテノールだった。
現在は東欧の再建地域で新しく劇団を作り、ボランティア活動に勤しんでいる。しかし、連絡はつかない。
ビジュアルは役職の新聞配達や、銀河鉄道の夜のジョバンニ等のイメージ。
無造作で跳ねっ毛なホワイトブラウンヘアに大きく真ん丸なグリーンアイ。そばかすと八重歯がついていて、いつもハンチング帽を被っている。
明朗快活な青年で、目標に向かって突き進む。
人懐っこくて犬っぽい。自身も犬派。
やや天然でなんでもポジティブに捉える節があり、人を笑わせるのが得意でなんだかんだメンタルリーダーの気質を持つ。彼とソフィアの天然二大巨頭には普段ローテンションがちのウィルですら笑いを堪えられなくなるほど。
同じメンバーのクリスとは義兄弟である。
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▼簡単な秘匿内容
小学校時代からのニックの幼馴染であり、歌劇団の中でも彼とは相棒関係にあった。
5年前のゲームを通じて「コエ」を失っており、メンバーに心配をかけないように、書置きをして歌劇団を去って行った。
ニックの死を知ってからこの1年間、3回変装して彼の墓参りに行っている。
演目『コエノナイセカイ3』
2023年5月7日 22:00 開演
出演:アンナ、ウィル、エマ、カミラ、クリス、サンドラ、ジェシカ、ショーン、スーザン、ソフィア、フランク、フレディ、ポール、マリアンヌ、メアリー、ロディ、ニック(GM)
使用ゲーム:人狼ジャッジメント
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