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コントロールウォリアー デッキガイド

2020年8月末ラダーでコントロールウォリアーを30戦ほど使用し、最高レジェンド1位、最終2位を記録しました。
8月31日現在、ウォリコンはHSReplayで分類すらされてないマイナーデッキですが、天敵のプリーストがほぼいないアジアの月末上位帯にはとても上手くはまりました。

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デッキの特徴

とにかく防御的なコントロールデッキ。
扇動する船頭→鎧職人→血盟の傭兵などのコンボで装甲を大量に獲得できる。

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狂乱怒涛で大量ドローしながら相手のミニオンを除去し続け、ラトルゴアのバリューでファティーグ負けを回避することができる。

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ラトルゴア以外のカードがすべて防御的なカードであるため、攻撃用のカードが多く採用される爆弾ウォリアーよりもアグロ耐性が高い。
また、豊富なAoEでドルイドとも五分に渡り合える点でテンポウォリアーより優れている。
プリーストにはほぼ勝てないという欠陥があり、ほとんど流行らないデッキだったが、プリーストの減少傾向とアグロの増加が今後も続けば活躍できる可能性がある。

リストの特徴

このデッキの自由枠は、体育学の予習、コボルトの棒ドロ、怒りの災厄、悪党同盟の補給係。
体育学の予習は余った1マナの活用方法として悪くなく、長期戦で余裕がある場合、転生カーガスのコストを下げて、血盟の傭兵でコピーするといった動きも可能になる。

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コボルトの棒ドロ、怒りの災厄はそれぞれ爆弾ウォリアー、ドルイド対策。これらとの対戦を想定しないのであれば抜いてもいい。
悪党同盟の補給係は2枚採用だったが枠の都合で1枚にしたカード。あらゆるマッチで平均的な働きをするが必須というわけでもない。

このデッキのイカリは船頭サーチ&複数枚ドローができる最強カードだが、ツーデンランスは強くないため海賊の隠し武器とともに1枚採用にしている。

船頭コンボについて

このデッキの主軸となるコンボ。
テンポウォリアーよりも防御的なこのデッキでは、鎧職人を増やす価値が高まり、血気の拳鬼を増やす価値が下がっている。

扇動する船頭は必須パーツで、鎧職人を合わせることで装甲を、狂瀾怒濤を合わせることでカードを獲得できる。
これら3枚はコンボの要なので、コンボ以外では雑に切らない方が良い。
また、空の略奪者も船頭の効果起動役として場に出さない方が良いことがある。

短期決戦を除いて、船頭コンボはゲーム中2回使用できるのが理想。
大量装甲とドローのどちらを優先するかで迷ったら、ドローを優先して装甲を大量に溜めるのは2回目のコンボに託すのがベター。
鎧職人を複数重ねると大量に装甲を獲得できるが、2枚目の鎧職人は血盟の傭兵で代用できる。このため、1回目のコンボ時に鎧職人を1枚切っても問題ない。(例:船頭→鎧職人→略奪者→狂瀾怒濤)

コンボは使えるマナとパーツが多ければ多いほど強力なものになる。アグロと戦う際でも、コンボをあと1ターン遅らせられるかは常に考えたい。

船頭の効果起動は常に最大回数行えば良いというものではない。装甲の獲得を我慢して、船頭と鎧職人を体力が多い状態で場に残してプレッシャーを与えた方がいい場合もある。

血盟の傭兵について

単体では腐るため爆弾ウォリアーではあまり採用されないカードだが、このデッキでは2枚入れている。
2枚のうち1枚は船頭コンボで鎧職人を増やすのに使いたい。
そして、余った傭兵は血気の拳鬼やカーガスを増やしてもいいが、ラトルゴアを増やせると特に強力である。この動きは対ウォリアーで特に有効で、対プリーストにおいても唯一の勝ち筋となる。

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コントロールデッキのコツ

目先のテンポだけでなく手札の質を高めることも考えるのがコツ。
たとえば、シールドブロックや悪党同盟の補給係、武器がない相手のコボルトの棒ドロあたりは、手札で持ってても役に立たないので相手の脅威が小さければ優先して投げると良い。
除去を切る選択肢が複数ある場合は、今後価値が高くなりそうな方を温存することを考える。

マリガン

マストキープ:海賊の隠し武器、イカリ
対アグロ:鎧職人(セットで扇動する船頭)
対ローグ:魔刃嵐(相手が後手なら特に)
対ウォリアー:コボルトの棒ドロ(爆弾想定)

複数枚ドローの手段がイカリと狂瀾怒濤に限られ、これらへの依存度が大きい。手札を増やせれば、軽量カードを組み合わせてシナジーが見込めるが、ドローが止まると相手の攻め手に対応できなくなる可能性がある。
そのため、マリガンでは隠し武器とイカリを全力で探したい(両方引けた場合、隠し武器を返すことを検討)。
狂瀾怒濤は船頭コンボを決めないと大量ドローできないため、キープしない。


以上です。プリーストが少ない時間帯を見計らって、ローグを狩りつくしてください。
ご指摘・質問はTwitter(@nagon1609)まで

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