書籍「ちゃんと息できていますか?」を出版。強く生きる、賢く生きるための呼吸法です。心が傷ついた時、眠れない時、悲しい時、どうすればいいの?あなたの人生を好転させていく呼吸法をイラスト入りで書きました。
念願が叶って書籍を出版することができました。
電子書籍とペーパーの両方あります。
書籍にするということは
自分で自分の人生を振り返るいい機会となりました。
私は20代、30代は決して順調ではなかったし、
見方を変えれば、不幸とも言える人生だったと思います。
「幸せを数えたら〜、片手にさえ余る〜
(中略)
さぁ〜ちこ思い通りに、さ〜ちこ生きてごらん」
という曲をなぜか皆んな私のために歌ってくれて、
私のサチコは幸子じゃないんだけどと思いながら
真っ暗な歌だなと思って毎回聞いていた。
思い通りにならない恋愛関係に、
本当にどうしようもない位思い悩んで、
苦しんでいた。
レストランをプイっと出たり、
タクシーを勝手に降りるような身勝手な行動に出たり、
自分で自分を殴る自虐行為をしたり(後であれはそうだったんだと気づく)
ヒステリーを起こしたり、、、。
アルコールも浴びるように飲んでいたな。
たっぷり飲んで帰ったのに、また家でも飲み直したり。
あのままやっていたらアルコール中毒か肝臓をやられていたと思う。
側にいる人はドン引きよね。
なんの解決にもならないのに、
関係は悪化するばかりなのに、
何度も何度も繰り返す。←これも何か名前があるはず。
後々、心理学を学んでいくうちに、
「あー、これ私だ」
「あれも私だ」と思うことばかりで
とっても恥ずかしかったし、哀れでもあった。
でも、本当に幸いだったのは
医者や薬に頼る選択をしなかったこと。
大学時代の親友が田舎の精神病院に勤めていたので
「薬を送って」と言えたかもしれないけど、
それはなんかやったはいけないような感じがしてやらなかった。
そして心理学を学んだこと。
40年も昔。
まだ、心療内科もない、ストレスという言葉も耳にしない、
うつ病や精神病はいつか自殺しちゃう死に至る病、
そんな位置付けというか認識の時代。
1980年代初頭。
そして、私は気がつけば立ち直って、
今は毎日ご機嫌で、健やかで、安らいだ気持ちで過ごしている。
それは私の師である永川先生との出会いがあって呼吸法を学び
古醫道学(日本の古代医療)との出会いと学び
様々な自然療法と代替医療の出会いと学び
そして何よりなのは、人との出会いと家族の支え。
どれがどう絡んでいるかは不明だけど、
とにかく、私は抜け出せたのだ。
全てを呼吸法で解決できたとは思わないけど、
呼吸法を早く知っていたら、
もう少し苦しくなく、冷静に、
おおらかに対処できただろうなと思うことはたくさんある。
痴話喧嘩がエスカレートして「これを言ったらおしまいだ!」
みたいな暴言を自ら吐いて、人格も何も無いような感じになって、
一番最悪なのは、言ってしまった自分が自分に落ち込むこと。
あの頃は、何であんなに馬鹿だったんだろう。
まっ、いいとしよう。
今は笑えているんだから。
とにかく何かに悩むあなたがいたら、
馬鹿(あえて馬鹿なことと言わせて)なことをしてしまいそうなあなたがいたら、
もし、もう馬鹿なことをしてしまっているのなら、
是非、この本を読んでもらいたい。
具体的にこんな時にはこの呼吸法と書いたので、
速攻役に立ってくれると思う。
そして、自分なりに強く、逞しく生きる術を見つけてもらいたい。
人生の素晴らしさと醍醐味を感じてもらいたい。
そしていつも楽しく生きてもらいたい。
落ち込みそうになったら私のYouTubeをご覧ください。
次回からは呼吸法をひとつずつ詳しく書いていきますね。