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“啐啄同時” 子育てに疲れたら。
8歳の次女が言葉通りに話を聞いてくれなくてイライラしてしまう夏休み。
上か下か、と聞いているのに、横、と答えるような毎日。
集中力がないのか…いや、ないわけではない。
2時間でも座って物事に取り組めるし。
早とちりというか、そんなこと言ってないのに、だってママはそう言った、と。思い込みが強いのか、斜めから考えすぎなのか…。
足し算をやっているのに、一の位は足して、十の位は引く…。
しっかり答えないし、聞いていないし、やらないし…。あー、イライラ!
私は大抵行き詰まった時、子育て情報を検索します。今朝も同じ。
どうすれば良いんだろう。どうしたらしっかり話を聞いてくれるのだろう。どうしたらできるのだろう。
今朝もヒントを求めて検索していました。
そこで出てきた禅語の「啐啄同時」。
「啐啄同時とは、鳥の雛が卵から産まれ出ようと殻の中から卵の殻をつついて音をたてた時、それを聞きつけた親鳥がすかさず外からついばんで殻を破る手助けをすることを意味するとのこと。」
そうか…。
確かに。
私がイライラしていれば子どももイライラする。それって、何度も読んできたし感じてきたし、知っていたはずだけど出来ていなかったなぁ。(反省)
親は何でわからないの、と思っても子どもにとっては難しい。
イライラしていると、ちょっとした変化やポジティブな面を見逃してしまう。せっかく伸びようとしている芽を摘んでしまい、押し潰してしまう。
理解しようとしている姿勢を見逃してしまったら、導くことなんてできない。
できるところを褒めているつもりでも、怒ったり口調が強くなってしまえばちょっと褒められたって伸びることはできないよね…。
子どもが親の声に応えようとしているのに、気づいてあげられていなかったのではないか。
これからはイライラしてきたら深呼吸。6秒くらい待ってみよう。
頑張っている姿、姿勢をキャッチしてあげないと、前進させてあげられない!
しっかりして欲しかったら、わたしがしっかりしなければ!
そんなことを朝から思い、一日を始めてみます。
(参照:
https://fujichild.jp/info-post/子育ての極意-マスターからのアドバイス/
https://www.kokugakuin.ac.jp/article/106771
https://www.google.co.jp/amp/s/www.zen-essay.com/entry/sottakudouji%3famp=1)