アカギがいる環境でEX使うのリスクじゃない？ ― ゲッコウガ＆マーシャドー混色デッキ
ポケポケ新弾「時空の激闘」の新規追加で混色デッキが熱い。（自分の中で）
混色デッキというとエネルギー事故が起こってイライラするというデメリットがあるが、無色エネ駆動要員の増加とヒカリの参入によりかなり運用しやすくなったんじゃないかと思う。（メガヤンマとか使ってみたいけど出てきてくれない、、、泣）
混色デッキは前段でも使っていたが（↓）、今段でもぶん回していこうと思う。
ゲッコウガ＆マーシャドー with アカギ
ゲッコウガ＆マーシャドー＋αの並びは前段から使われていたが、新カードの登場でかなり強化されたと思う。
主な強化点は2つ。ゴツメとミカルゲが追加された点と、みずしゅりけん+アカギで詰めるルートが確保できる点だ。
序盤の地固め。ゴツメガルーラとミカルゲ
まずは、ガルーラとゴツゴツメットの組み合わせについて。もともと1エネで最大60ダメージが出せるので序盤は壁としても削り役としても優秀なガルーラだが、コイントスのご機嫌により0ダメージが続くこともある。
あとちょっと削っておけばマーシャドーで倒せたのに……という場面がたまに起こっていたのだが、そのあとちょっとがゴツメの登場で手の届きやすい範囲となった。さらに、序盤から自ら攻撃しやすい点もクリムガンと比べて扱いやすい。
また、新たに登場したミカルゲにも注目したい。序盤〜中盤にべンチにうまくダメージをばら撒ければ、後述するアカギを組み合わせることでマーシャドーのリベンジを通しやすくなる。
みずしゅりけん→アカギによる詰め
このデッキを使っていてよく思うのが「アカギがいると中途半端に削られたEXがカモになるからしんどくね？」ということだ。ゲッコウガを使っていると、ベンチで育ったEXにみずしゅりけんでダメージを与え、アカギで呼び出す動きを1ターンで行えるため、余計にそう思えてくる。
また、この動きはマーシャドーの100点リベンジをベンチにいるEXにぶち込みたいときにも使えるので、タイミングに左右されやすいマーシャドーにとって相性がいい。ゲッコウガを早めに立てることができるとベンチに40点、60点とダメージを蓄積させることができるので場をコントロールしやすい。
ポケモン通信も追い風になっており、3進化のライン事故による手札停滞を緩和してくれる。
アカギ＋リベンジでほぼ勝ち確な盤面
ワザ以外で倒されるとキツい
先鋒のガルーラが倒されてマーシャドーで100打点を狙うのが基本戦法になるわけだが、リベンジが100点になるのはワザで倒されたときだけだ。どくややけどといったスリップダメージでのきぜつや「ナイトメアオーラ」など特性によるダメージで倒された場合は40点のままなので、特に悪デッキには細かいダメージ管理が要求される。
そういった細かい計算をしながら戦略を立てていくのが楽しめると使っててかなり楽しいんじゃないだろうか。
ポケモン紹介
マーシャドー
リベンジ100ダメでEX撃破狙い。本デッキのエース。アカギのお陰で撃ちたい相手にリベンジが通りやすくなった。どくや特性などでのリベンジブーストキャンセルがきつい。
ゲッコウガ
微妙に心許ないマーシャドーの威力補強役。アカギの参入でみずりゅりけん→ベンチから呼び出しのムーブが可能に。早めに立てれたらお得なのでポケモン通信がもう1枚あるといいかもだが枠が足りん。
ガルーラ
序盤の壁兼削り役。ピヨパンによるダメージソースが運ゲなので上振れればラッキーくらいで立てておくと心穏やか。ゴツメを持たせることで速攻殴れるクリムガンに。逃げエネ3がたまにしんどい。
ミカルゲ
もともとガルーラ2枚で運用していたが、アクセントが足りないと思い追加。相手全体にダメージばら撒きができるのでゲッコウガを引けなかったときの保険になる。重そうなのに逃げエネ1はなんか違和感。
おわりに。混色デッキ楽しい！
単色と比べ混色デッキはエネルギーの管理がシビアになることがあるが、カスタマイズの余地が豊富で開拓しがいのある領域だと思う。冒頭にも書いたが「時空の激闘」ではヒカリの参入やエネ縛りの軽いポケモンがそこそこ増えたので混色でも運用しやすくなってる……はず？
とにかく、デッキを自分で構築してる感や相手に合わせて対戦を組み立てていく感は単色に比べて段違いなので使っていて楽しいんですよね。カードが揃ってきたらもっと開拓していきたい……！
（レアコイルとヒカリでエネ加速の汎用性が高そうなのでいろいろ試したいところ）