長男の嫁ですが娘です
毎日暑い(熱い)です。
いつもならお盆を過ぎる頃には秋の気配を感じるものですが、今年は全くもって気温は下がりませんね。
週間予報を見ても気温は下がるどころかグングン上がってきてます。
どうした、日本列島。
人と言うのは太陽の光に当たらないと鬱になるらしいですが、ホンマに実感している今年の夏。
カーテンで日差しを遮り部屋を暗くしないとクーラーの効きが悪い。
日が沈んでから犬の散歩や庭の水撒きをしてます。
気持ちがどよーんと沈みませんか?
お盆は長男のお嫁ちゃんのくーちゃんと食卓を囲み、すごく楽しかった。
次男の彼女ちゃんののんちゃんは、大学の夏休み中の週末泊まりに来てくれる。
実は今も泊まりに来てます。
なんかね、うちに集まって来てくれるのって気を許してもらえているようですごくうれしい。
ホロッとするのは私も年取ったせいかな。
年をとったと言えば、両親も同じ。
兄も同じ。
父のがんセンターへの通院は兄に任せっきりでしたが、もともと腰の悪い兄が今回動けなくなってしまい、私が通院の付き添いをしてきました。
80歳ながらまだまだ元気な両親と喜んでいましたが、突然なにかがあるかもしれないと心の準備はしておかないといけないなと実感した日でした。
がんセンターへの車中、父の好きな昭和演歌集をSpotifyで聴かせたら喜んでくれました。
私も小さい頃聴いていたなあと、ちょっとタイムスリップ気分。
突然なにかがあるかもしれないと言えば、義父が救急車で運ばれるという騒ぎがありました。
夫や義母曰く、昔ながらの頑固親父だそうで(嫁の私にたいしては朗らかで優しい)。
体調が悪いのをずっと我慢していて、突然倒れてしまいました。
検査をしてもらいましたが異常が見られず点滴だけして帰ってきました。
処置室から出てきた義父は「走って帰れる」とおどけてましたが、帰宅してからも体調は良くならず。
弱いところを見せない人です。
結果、現在入院中です。
義実家との関わり方を考えさせられる8月でした。
義父が救急車騒ぎをした時、救急隊の方や病院の方etc.に「ご関係は?」と問われ「長男の嫁です。あ、別居の」と何度言った事でしょう。
義父の薬をもらいに薬局に行った時に「体調についてアンケートを書いてください」と言われたもののアレルギーなどの体質については知らないことばかりで記入できない。
だって「長男の嫁です。あ、別居の」ですもの。
もともと通院予定だった義母の病院に付き添い、お会計をする時「本人確認の為、名前と生年月日をお願いいたします」と問われても日にちが答えられなかった。
情けなか。
義父母と三人、ずっと一緒にいた。
「病院の人はなごみちゃんを本当の娘だって思っているよね」
義母が言った。
実の娘はフルで働いているので仕事を抜けられず、嫁の私が付き添った。
「でも、なごみちゃんも私の娘だよ」
良い時も悪い時も、家族だからこそ濃密な時間を共に過ごさなくてはいけないと思った瞬間だった。