今年の2月はいいことばかりだ。
ヒーターが壊れた。
「ね。君の部屋も止まっただろう?」
アパートの主のような隣室の会計士マーシーが僕に聞く。
「そうなんだよ。やっぱりきみんちもそうか。」
なるだけ早く地下のボイラー室の異常を直してもらおう、と交わし合い別れる。普段だと広げてソファに置いとくだけで乾くtシャツやパンツもしっとりしたままだ。
そんな時に寝具の洗濯をした。結構な量なので乾燥機だけに負担を背負わせるのはどうかなと思い、ほぼ乾いたら乾燥機の外へ出しアイランドキッチンやソファやベンチの上にも毛