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神様への書留郵便。 眼に映る景色の色合いや質感はおそらく自分の心の写し絵だと思う そして大事なのはその絵のフレームの外にある 壮大な景色のひろがりには 必ず大きな意味があるということだ 神様は時々バカだから 時々とんでもないミスを犯すから ちゃんと注意深くなどものごとをみてはいないから とりたてて注意を払ってなどいないのだから たとえどんなにくるしくても 起こったことの全部をシリアスに捉えちゃいけない きみが思うほど こういっちゃなんだが いま神様
#ハッシュタグ なんでもハッシュタグをつけちゃえばいい。 その精神が気に入らない。 このまえの引っ越しの時も結局そうして なにも断捨離ことができずにいた。 あれもこれもそれもどれも大事なものは なんだって分け合っちゃえばいい。 繋がって共有しちゃえばいい。 その精神の骨子が気に入らない。 梅の花がネックレスのように垂れた道の 影と日向をかき分けながらそっとスキップ した午後の澱みにきみはなんて吐いた? 「春はひとりになりたい」 つぶやきの先で落っこと
詩作の場「蜜の味」に向けて まだ年端もいかぬ頃に「あの頃はよかった」と昔を慈しみ どうやったらいまを前向きに生きることができるのかと 考えあぐね、いつのまにかそのはけ口を「創る」ことに 見出した。それを誰に話すこともなく、ここまで自問自答で やってくると、 さすがに、どこかにその痕跡を少しだけ 残しておいてもバチが当たらないのではないかと 思えてくる。 とあえばその痕跡の味はいかなるものか。 もしや甘くどこか苦味が残る味ではないか。 甘いだけのカステラで