見出し画像

不動産の媒介契約とは?その種類、違いや特徴とは?

不動産を売却する際の契約書・・・いくつかあって説明受けてもわかりにくいですよね~・・・そして、説明が分かりにくい営業さんにあたると、よりちんぷんかんぷんになっちゃいます(笑)

なので、簡単に、わかりやすく不動産の売却する際の契約を見ていきましょう。

まずは、一番最初に契約する『媒介契約』という契約です。。下記の不動産売却の流れの『その3』にかわす契約ですね( *´艸`)

不動産売却の流れ

媒介契約とは?

不動産を売却する際、不動産会社に仲介してもらう(買い手を探してもらう)のが一般的です。媒介契約は、その際に物件の売主さんと不動産会社とが取り交わすものです。簡単にいえば、

売主☞ このお家🏠をこの価格でこの条件で売るのでお任せしますね♪

不動産会社☞ OK!引き受けます🙆

↑↑↑こんな感じの契約です。

その際に作るのが媒介契約書。不動産会社に売却を依頼する場合の契約の種類や内容、仲介手数料等が明確に記載した書面です。

画像3

媒介契約の種類とは?

媒介契約には3種類あります。

「専属専任媒介」☞売却を1社のみに依頼する。売却する際は必ず契約した不動産会社を介す。

「専任媒介」☞売却を1社のみに依頼する。売却する際は必ず契約した不動産会社を介す。(ただし、売主が自身の知人などに売却する場合は必ずしも通さなくても良い。)

「一般媒介」☞複数の会社に売却依頼ができる。

以上3種類があります。それぞれの特徴をみてみましょう。


3つの媒介契約の違い❔

まずは、3種類の媒介契約の違いをご紹介します。

①何社と契約できるか?

専属専任媒介契約☞不動産会社1社のみと契約。それ以外の会社と契約した場合は違約金が発生する。

専任媒介契約☞不動産会社1社のみと契約。それ以外の会社と契約した場合は違約金が発生する。

一般媒介契約☞複数の不動産会社と契約できる。


②自ら買い手を見つけても良い?

専属専任媒介契約☞売主が買い手を見つけて契約する場合は、違約金が発生する。

■専任媒介契約☞売主が買い手を見つけて契約する場合は、売主は媒介契約の履行のために要した費用を不動産会社に支払う。

一般媒介契約☞売主が買主を見つけて契約できる。

③不動産会社の報告義務は?

専属専任媒介契約 1週間に1回以上、売主へ販売状況を報告。

専任媒介契約 2週間に1回以上、売主へ販売状況を報告。

一般媒介契約 報告義務なし。

④レインズへの登録は?

専属専任媒介契約 媒介契約締結の後、5日以内にレインズへ登録。

専任媒介契約 媒介契約締結の後、7日以内にレインズへ登録。

一般媒介契約 登録義務なし。売主の希望による。

それぞれの契約の特徴とは?

専属専任媒介契約の特徴

不動産会社からの報告頻度が3つの契約の中で最も高く設定されているので、売主が販売状況を把握しやすい。

・契約を結んだ不動産会社でしか仲介できないため、積極的に活動をしてもらいやすい。例えばお金のかかるチラシ掲載やオープンハウス開催などは、専属専任、専任契約が優先されることが多いです。

・自分で買い手を見つけても不動産会社を介さずに売ることはできない。

・1社のみに任せるため、その会社の力量に左右される。

◆専任媒介契約の特徴(比較的多いのはこの契約です。)

・不動産会社からの報告頻度が高く設定されているので、売主が販売状況を把握しやすい。

・広告費用をかけるなど積極的な販売活動を行ってもらいやすい。専属専任同様お金のかかるチラシ掲載やオープンハウス開催などは、専属専任、専任契約が優先されることが多いです。

・1社のみに任せるため、その会社の力量に左右される。

◆一般媒介契約の特徴

・複数の会社に仲介を依頼できるので、買い手の幅が広がる。

・レインズに登録しなくてよいので、売却物件が公にならない。

・販売状況の報告義務がないため、不動産会社がどのように活動しているか分かりづらい。

個人的におすすめは専任です👌専属専任だと報告が多すぎるので対応がちょっと面倒(笑)というのと、家族や友人に売却するときも不動産会社を介さないといけない。(とはいえ、知り合いに売却する際にも、しっかりした契約書作成できないなら任せた方が安全です。トラブルのもとになります)    

個人的にですが・・・不動産の売買は結婚に似てるような気がします。  美人さん(魅力的な物件)はモテます(みんな買いたがる)。そして、出会い(物件を見つける)、お見合いして(物件を見て条件があうか何回か話あう)、そして結婚(成約)。すみませんw余談でした・・・

売却する不動産が美人さんならどの契約でもモテモテなので一般でもすぐに買い手付きますが、そうじゃない場合はこちらからアピールしないとなかなか難しい場合もあります。特に今は空き家多いですからね。

そして・・・専属専任、専任、一般は営業マンのやる気が違います(笑)実際の部分をいうと、専属と専任は売る側の報酬が確定してます。(一般だと買い手探した業者が売側の報酬も得られる可能性あります。)なので、多少広告宣伝費用がかけれます。買い手も探せば両手(両方の報酬が入る)なので本当に営業マンのやる気が違います(笑)それに、営業マンも人間ですから、信用してしっかり任せてくれる人の物件にお熱入っちゃうのが本音の部分ですよね( *´艸`)

まとめ👇👇👇

画像1


不動産のご相談や困った事、分からないことがあればお気軽にお問い合わせくださいね♪

info@nagomi-rea.co.jp (^_-)-☆

いいなと思ったら応援しよう!