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横浜トリエンナーレ2日目と黄金町バザールとBankART

時間の関係で横浜トリエンナーレ2日目。
会場は旧第一銀行横浜支店とBank ART KAITO。
総じて反消費とかデモとか革命とか資本主義批判とか反体制とかの展示がほとんどで横浜美術館に続きかなり偏った内容。別に上記がアートのテーマになるのはよくある事なのかもしれないのですが、どうなんでしょうね。
僕らは少なからず資本主義の恩恵を受けていて。勿論行き過ぎた資本主義による格差や戦争という事もあるし、僕だってこのままではダメという認識はしているのですが、極端に今の体制を変える事は不可能だし、今出来る現実的な事は何かを考えていきたいと、というより未来は少なくともこの先何十年かはポスト資本主義というよりも資本主義の枠組みで今の問題点を改善していく事が現実的なのかと思います。

もう一つ横浜トリエンナーレで今回感じたのは、アートにあまり触れていない人が見た時にアートを嫌いになってしまうんじゃないかという心配。笑えないし、見ていてとても疲れる。
もう少し多様な作品を置いて、見て楽しんで、見て感じて、見て笑って。という作品をもう少し用意しておいた方が間違いなく良かったんじゃないかな。

Bank ARTは全て見る事は出来ませんでしたが、意味不明だけど楽しい。工藝なども含めて文化を取り入れていてとても良かったと思う。

黄金町バザールは言わずと知れた暗黒の街で横浜のみならず日本の暗黒地帯と言っても過言ではない地域の再生アート。
総じて意味不明パーセンテージ90だけど見ていて楽しかった。歴史的背景から見る現代という視点で鑑賞するとその努力、素晴らしさを感じれるのかもしれません。

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