米から日本酒を造る(3年目まとめ)
3年目の日本酒が、遂に完成!!
そしてまもなく4年目を迎える『米から日本酒造り』プロジェクト。3年目を振り返りながらご紹介していきます!!
▼2年目まとめ
▼1年目まとめ
日本酒を「売る」ではなく「造る」を目的としたクラウドファンディングの企画。
田植え 稲刈り 精米 酒母造りなど
日本酒造りの全ての過程がリターンとなり
参加者の皆さんと一本の日本酒を造り上げていく。
過程を共有し、共通の物語が生まれることで、
世界のどこにもない、日本酒を“物語”で味わえる体験がここにはある。
できあがった日本酒をみんなで呑むまでが、このクラウドファンディングの過程。
日本酒造りのどの工程からも参加可能な
いつでも『初参加大歓迎』のクラウドファンディング企画。
日本酒は「味」から「物語」の時代へ
美味しいのは当たり前の時代
“美味しい”のその先へ
日本酒の味の決め手は、水でも酵母でもなく、語り尽くせぬ「物語」
そして今後は、この物語の味で真剣勝負の舞台にもチャレンジ予定!乞うご期待!!
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【クラウドファンディング(3年目) リターン紹介】
3年目「米から日本酒造り」クラウドファンディングで企画された体験型リターンを紹介。
①米から日本酒を造る2021
■田植え前の 『田おこし』 2021年4月10日
参加者の皆さんと一緒に「田おこし」をして、田植えに向けた田んぼの準備工程を体験。トラクターに乗って土をかき混ぜる。
日常生活では乗る機会のないトラクターを運転&記念撮影も。
(もちろん子供参加もOK)
■『田植え』 2021年5月22日
いよいよ本格的に3年目の日本酒造りがスタート。
例年通り東大阪の田んぼに集合し、参加者の皆さんと田植え作業。
植える苗は酒米の王様「山田錦」。
この田んぼで、一年の新たな出会いや再会を楽しむ。
●田んぼ管理人募集(田んぼの様子を見に行くメンバー)
田おこしから収穫までの期間、田んぼの管理人になれるというリターンも。
連絡を取り合って皆んなで田んぼの様子を見に行ったり、自分が好きな時に田んぼに行って遊んだりしてもOK。
②米から日本酒を造る『稲刈り』編
■田んぼ見学 2021年10月1日
まもなく稲刈りをむかえる田んぼの様子を農家さんと一緒に見学。実際に田んぼに入り、稲刈りに向けて大事な草むしりなども行う。
見学後は、皆さんと近くのラーメン屋さんに立ち寄りお腹を満たして解散。
■地獄の『稲刈り準備』 2021年10月15日
今年は田んぼ一反(300坪)をできる限り手刈り!その稲刈り準備のためのリターン。
稲刈りしやすいように田んぼに道を作ったり、はざ掛けするための木組を作ったり。
本気の労働(笑)
■『稲刈り』 2021年10月16日
田植えから約5ヶ月。いよいよ収穫。
たくさんの人が見守り大事に育てられた山田錦は迫力満点!
農家さん指導のもと、鎌を持って自分たちの手で稲を刈っていく。
ランチは田んぼの脇でみんなで美味しいお弁当を食べる。
●稲刈りスタッフ体験 お手伝い
稲刈り当日の参加者の誘導や稲刈りの準備、片付けなど、スタッフとして裏方作業ができるリターン。この企画の裏側が体験できる。
この稲刈りを成功させたい!という思いで集まった仲間との物語が、美味さに変わる。
■『脱穀作業』 2021年10月29日
本気の脱穀作業。
稲刈り後「はざ掛け」で天日干しした山田錦を脱穀。なかなか参加機会のない貴重な体験ができる。
③2022年度『米から日本酒を造る』 〜初参加大歓迎〜
■『本気の蔵人体験』 2022年1月27日
京都「与謝娘酒造」にて、本気の蔵人体験。
洗米や蒸し作業、そして普段は入れない神聖な麹室で麹をふりかけたり。
あらゆる酒造りの作業を朝から夕方まで、本気で酒を仕込む。
■日本酒完成『袋つり体験』 2022年2月24日
田植えから始まった日本酒造りも、いよいよ最終工程。
「与謝娘酒造」にて袋吊り。
遂に3年目も支援者の皆さんと一緒に育てた米から日本酒が完成。
●チーム『イナ染 袋つり』〜日本全国探してもここにしか無い日本酒〜
日本初!?イナ染袋つりの特別な日本酒を造るプロジェクトチームに入れるリターン。
袋つりに使う布袋を、育てた山田錦の稲藁で染め、そのイナ染した袋に醪(もろみ)をいれて、一滴一滴たれてくるのをただただ待つ。これが「イナ染袋つり酒」。
どこの酒蔵を探してもここまでやった日本酒はない。
稲を使えるところまで使い切った日本酒は、一体どんな味になるのか、どんな色が付くのか。
出来上がるまで想像がつかないという楽しみがある日本酒造りに携われる。
●チーム『インディカ米』〜カレー専用日本酒〜
インディカ米で日本酒を造るプロジェクトチームに入れるリターン。
田んぼを管理してくれている農家さんが一緒に育てているインディカ米を使って、なんとこちらも日本酒に!
どんな味になるかは醸してみないとわからない、カレー専用・スパイス料理専用の日本酒造りに携われる。
<その他オススメのリターン>
★オンライサロン「Ruban Rouge」入会(Facebook秘密のページ)クラウドファンディングの現状や進行中の企画、人気の体験リターンの事前告知などの情報と共に、企画への思いや日々の考えなどを共有。
企画に興味がある方はまずこちらのリターンを購入して活動を覗いてみるのがオススメ。
★究極のメンバー 「究極のリターン」
主催者チームとしてこの「米から日本酒を造る」企画に参加。日本酒が完成するまでの全ての工程(リターン)の参加権付き。
経営者や飲食店をされてる方、個人で思いっきり参加したい方にめちゃくちゃオススメ。
正真正銘、これで「日本酒造った」と自慢できる!
<サイドストーリー>
クラウドファンディング以外で、「米から日本酒造り」企画を通して生まれたこれまでの共有体験
◎田んぼの土で丹波焼陶芸体験
田んぼの土を使って、丹波焼窯元「丹文窯」さんにて酒器やお茶碗などを陶芸体験。
完成した器で、作った日本酒を飲んだり、育てたお米を食べたり、花を生けたり。
◎稲刈りした酒米「山田錦」を食べる会
みんなで育てた 、普段は食べない酒米「山田錦」(酒造りに適した米)を、色々な米料理にして食べてみようという企画。
山田錦でできた日本酒に合わせてみたり、握り飯にしたり、手巻き寿司、炒飯、ドリア等、日本酒造りメンバーの方のお店で色々な米料理にしてもらい、みんなで食す。
◎山田錦の神社奉納
東大阪で育てた山田錦を東大阪の瓢箪山稲荷神社へ奉納。新嘗祭に向けて生け花パフォーマンスとして献花祭を行った。
◎イナ染体験
育てた山田錦の稲藁で布染め体験。
そして、このイナ染した布の袋を日本酒作りの袋吊りに使い、日本酒業界初!?「イナ染袋つり酒」を生み出す。
◎しめ縄作り
育てた山田錦の稲藁を使って、レクチャーを受けながら「しめ縄」を作る。
年神様を迎える正月飾りを揃えて、年越しの準備。
などなど。
この日本酒造りに参加することで、日本酒造り以外の様々な体験を共有できます。
また4年目となる2022年度の日本酒造りは新たな舞台にもチャレンジします!
・『初心者大歓迎』
・モットーは「行けたら行く」
その年にしか味わえない『物語』の味をぜひ共有しましょう!!
▼4年目スタート
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【プロジェクト協力】
マイファーム上田
https://www.facebook.com/yuta.ueda.75
https://myfarm.co.jp
酒造元 与謝野酒造
http://yosamusume.com/
デザイン谷口圭
https://toitoigraphics.wixsite.com/toitoi
旅行バス等 ブルーストーク
https://bluestork.jp
YouTube『てつじTV』
https://www.youtube.com/channel/UCgxqUwDlQxO-xl0YjVGyU4Q
ドローン写真 Kunitsugu Tohda
Photos ©︎まえとも
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【『米から日本酒造り』 まとめ】
4月『田おこし』
2021年春「米から日本酒造り」は3年目を迎え、
東大阪の田んぼからまた新たな「物語」の始まり。
年々経験値も上がり「日本酒造り体験は田植えから」では飽き足らず、
これまで農家さんにお任せしていた「田おこし」も体験に加わり田植え前の準備工程から共有。
さっそく“物語”の美味みが増す。
5月『田植え』
そして5月、いよいよ本格的スタートとなる「田植え」当日は、朝から夕方まで入れ替わり立ち替わり参加者の皆さんがやって来て、ひたすら苗を植え続ける。
苗は酒米の王様「山田錦」。
田植えをしながら新たな出会いや再会も楽しみ、この田んぼが待ち合わせ場所となる。
これもはや田植えフェス。
この田んぼの風景を思い出しながら、造った酒を呑めれば最高のアテになる。
植えた苗の成長を見守りながら、稲刈りを迎える頃には田んぼの様子を農家さんと一緒に見学。
実際に田んぼに入り、稲刈りに向けて大事な草むしりなども行う。
10月『稲刈り準備』
田んぼ一反(300坪/ざっくり1,000㎡)の稲を手刈りするため、その準備として稲刈りしやすいように田んぼに道を作る。
20〜30年倉庫に眠ったままだった木組材をよみがえらせ、「はざ掛け」するための木組を作る。
あらゆる工程を体験する。
体験という名の本気の労働(笑)
10月『稲刈り』
田植えから約5ヶ月。いよいよ「稲刈り」収穫!
たくさんの人が見守り、たくさんの人の声を聴いた山田錦は立派に成長し、稲穂がたわわに実って頭を垂れる姿は迫力満点!
人間はただ見守るのみ。大自然への感謝を味わう瞬間。
参加者の皆さんと再び田んぼに集結し、収穫作業を体験。稲藁を再利用するために手刈りに拘る。
農家さん指導のもと、鎌を持って自分たちの手で稲を刈り、束にして天日干し。これをひたすら繰り返し、一日かけて刈り取り完了。
また、稲刈り当日の参加者の誘導や稲刈りの準備、片付けなど、スタッフとして裏方になれるリターンも登場。
この稲刈りを成功させたい!という思いで集まった仲間との物語が、また美味みに変わる。
翌朝、はざ掛けの木組が崩壊するというハプニングにもすぐさまメンバーが駆け付け復旧。
天日干しという新たなチャレンジをしたことによって生まれた気づき。
これもまた思い出の味。
こうした不測の事態にも対応できるように、田おこしから収穫までの期間、田んぼの管理人になれるというリターンも生まれた。
本当の米作りとは田植えや稲刈りだけではない。常に田んぼと向き合い見守り続けることが本物の体験であり、本物の味となる。
メンバーは連絡を取り合って皆んなで田んぼの様子を見に行ったり、自分が好きな時に田んぼに行って遊んだりしてもOK。
あなたはMy田んぼ、お持ちですか?
10月『脱穀作業』
稲刈り後「はざ掛け」で天日干した山田錦の脱穀作業。たくさんの日を浴び、米粒に栄養と旨味が集まった稲を藁と籾に仕分ける。
なかなか機会のない貴重な体験も参加可能に。
ようやく田んぼでの米作り工程が終了し、舞台を酒蔵へと移す。
[サイドストーリー]
また、「米から日本酒造り」を通して、クラウドファンディングの企画以外でも毎年たくさんの共有体験が生まれている。
・献花祭 山田錦生け花 奉納
東大阪で育てた山田錦を地元の瓢箪山稲荷神社へ奉納。新嘗祭(にいなめさい)に向けて生け花として献花祭を行った。
・陶芸体験
さらにはこの田んぼの土を丹波焼に混ぜて酒器や茶碗を作ったり、収穫した酒米を食してみたりもした。
・イナ染体験
脱穀した後の稲藁も無駄にせず、布をイナ染してみたり。
このイナ染した布袋を後に酒造りに活かす。
・しめ縄作り体験
正月飾りのしめ縄作りも毎年行っている。
しめ縄は年明けにとんど焼きを行い、その灰も焼き物の釉薬や囲炉裏に再利用。
関わる人が増えるえるほど、やれることが増える。
「米から日本酒造り」は、ただ酒造りを体験するのではなく、「大自然の有り難さ」や「この世にゴミなんで無い」ということも感じることができる。
『蔵人体験』
そして年が明けて1月、いよいよ醸造工程へ。
京都・与謝娘酒造にて、本気の蔵人体験。
洗米や蒸し作業、そして普段は入れない神聖な麹室(こうじむろ)で麹をふりかけたり。
あらゆる酒造りの作業を朝から夕方まで、本気で酒を仕込む。
あとは菌やカビに任せて発酵を待つ。人間がお手伝いできるのはここまで。
『袋吊り作業』
仕込みから約1ヶ月。田植えから約9ヶ月。
「米から日本酒造り」も、いよいよ最終工程。
与謝娘酒造にて袋吊り作業。
布の袋に醪(もろみ)入れ、ストレスを与えず、日本酒が一滴一滴垂れてくるのをただ待つ。
・イナ染袋吊り
イナ染した布袋を用いて、日本初!?となる「イナ染袋吊り」の特別な日本酒も造った。
どこの酒蔵を探してもここまでやった日本酒はない。
稲を使えるところまで使い切った日本酒は、一体どんな味になるのか、どんな色が付くのか。
・インディカ米
また、田んぼを管理してくれている農家さんが一緒に育てているインディカ米を使って、なんとこちらも日本酒に。
どんな味になるかは醸してみないとわからない、カレー専用・スパイス料理専用の日本酒。
出来上がるまで想像がつかないという楽しみがある日本酒造りにも挑戦している。
そうして、生まれたばかりの日本酒を瓶詰めし、「てつじの酒」遂に完成。
『日本酒完成試飲会』
完成した日本酒はメンバーの方のお店で乾杯。本当の最終工程、感動の共有。
どこにも売ってない、関わった人しか味わえない日本酒を楽しむ。
ここからまた、新たな「物語」の味が始まる。
▼4年目スタート