肩甲骨を使いこなすのが"健康のコツ" 伊豆のかいふく指南処【からはだふくらか】
力作業をされる方ほど
肩甲骨が動かせていないと辛くなります
モチロン
家事でも事務的な作業でも
手を使うのであれば
肩甲骨=鎖骨が動かせないと
その動かせていない部分がしんどくなります
からだの中には
いのちの生まれた時の海の成分が循環していて
それが隅々にまで栄養と酸素を運び
老廃物を回収してくれます
この作業を行うには
筋肉によるポンプが不可欠で
だから
動かせていない部分があると滞りますから
栄養や酸素が供給されず
老廃物が蓄積していくので
不調になるワケです
人によってその動かせていない場所が様々あるから
症状が様々ある様に見えるだけで
その動きの悪い部分が
小さいか広範囲か
表面か内部かで
顕れ方が違う様に見えてるだけで
不調の根本原因はほぼ100%循環の阻害にあります
逆の言い方をすれば
循環が阻害されている部分が不調で無いことはありません
幼い内はからだの使い方がよく解っていないから
とにかく無駄な動きが多くなります
しかし
それは逆に言えば全身を連動させて動かしているということでもあります
それが
齢を経るほどに省エネが進んで行くので
使いたい部分だけ使える様になっていくのです
しかし
それはつまり全身の連動が途切れてしまっているということでもありますから
からだの部位によって使う頻度の差が大きくなります
やりやすい動きばかりをして
やりにくい動きをしなくなっていく
これが
筋肉のポンプを阻害する要因になります
移動するにも物を運ぶにも人力しか無かった時代は
如何に無理なく楽にからだを動かせるかを精査しないと何も出来なくなってしまいますが
今は便利な道具が溢れていますので
そこまで動きを精錬させる必要性が失せています
だから
より一層この傾向が現れやすくなっているのですね
その最大の間違いが
腰を曲げることと
肩甲骨を動かさないこと
です
手と足は前足と後ろ足の関係性ですから
似た部分が多く
例えば
体重を支えるのは骨盤という大きな骨が請け負います
前足=手でいえば肩甲骨です
ということは
何か荷物を持ったりするときに
その重さを請け負うのは肩甲骨であるべきなのですが
多くの方が肩から先だけを使ってしまっています
そして
肩甲骨は使わず固めて仕舞うんですね
それが繰り返されれば
本来肋骨とは一切繋がっていない肩甲骨が
肋骨にべったりへばり付くことになります
そして
そこの循環が失われますから
当然
不調の原因になります
よく
整体のメニューの中に「肩甲骨はがし」というものがありますが
これはやはり大切なんです
この際
多くは背骨側からしか肩甲骨にアプローチしませんが
私共は
脇から肩甲骨の内側の筋肉に触れていって剥がしていきますので
またひとつ効果が高く出ます
そして
ただ剥がれれば良いかっていえば
それで使えなければ元の木阿弥ですから
使い方もお伝えして初めて意味があります
まずは
手先を壁や床に付けて
手首も肘も肩も固定して肩甲骨だけを動かすことを行いましょう
手先がフリーだと
まず間違いなく肩甲骨以外が動いてしまうので
肩甲骨は動かせません
肩甲骨を動かしているつもりの時は動いていません
動かせている時は必ず自覚出来ます
そうして
肩甲骨の動きが判る様になったら
やっと
日常の腕の動きに肩甲骨を付けていくことが出来る様になり
そうなれば
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