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USG2020”LIVE(on the)SEAT”


11/2に行われた UNISON SQUARE GARDEN LIVE TOUR「USG2020”LIVE(on the)SEAT”」の2公演に参加してきたのでそこまでに至る過程とかライブの感想とか。
セトリの完全なるネタバレはしません。
が、曲バレしないようにはするつもりですが、メンバーのあらぶり加減とか演出については
私の気持ちとリンクするのでそこのネタバレはあります。厳禁の人は回れ右です。
以下書き終わった後追記)
思ったより長文になってしまった。ユニゾンへの愛がいつの間にかこんなに深くなっているとは気づいてなかった。うはー、恥ずかしい。
なので見る人も注意してね。気を付けてって言ったからね!自己責任!!


配信ライブをしてくれてたので感謝感謝の時期を過ごしていた時にライブするよ、ファンクラブ先行売るよって情報が入ったときに会場チェックして
地元あるじゃん!これならいける!ってなって。
正直、大阪・香川・広島だけなら行けてなかったと思う。
あの画面を見た時、職場で変な声出てめっちゃ同僚につっこまれたの今でも覚えてる。
その時に諸注意事項も出て、「飛べないライブ、耐えれるのか私。。。」
「このご時世だから仕方がないけど、メンバーの名前叫べないの辛い」
とかいろいろ考えました。(結局ただの取り越し苦労だったわけなんだけど)それでも三人の「ライブをしたいから、君たちのところにいくよ」っていう
思いに応えるには、“現状で行けるところに”足を運ぶのが精いっぱいの私のアンサーでした。
ここのせめぎあいは本当に苦しかった。
通常なら高松、大阪2daysもきっと行けてるのになぁって。でも3人の音を体で浴びる機会を作ってくれたことを素直に喜ぼうって先行申し込みをすぐさましました。

9月上旬にチケット当選の案内が来て、すぐにいろんなスケジュールに追加。
2ヶ月長いなーと思ってたけど、パトベジでたり、
仲間内でオーディオコメンタリーしたり、PACAO杯とかであっという間。
職場のデスクに日めくりカレンダー飾ってあるけど、ライブに思いを馳せながら写真眺めてにやにやしたり。相当気持ち悪い。優しい同僚たちは生暖かく見守っててくれたから、まぁいいや。
先だってライブに行った子から「11/2の公演行くことにしました!」って連絡があって家開けるのもなんだしなーと思って先行分しかとってなかったけど
慌てて2公演目もチケットゲット。同じセトリだけどいいや!ってなった。
(これも2公演行って全く後悔しなかった。むしろいかないほうが後悔してた)
ここから我が家の3週間にわたる大掃除の戦いが始まるのですが、それはまた別の話。

ここで田淵君のブログを思い出す。
オンラインはオンラインの楽しいことができる
ワクワクすることを見つける
みたいなことが書いてあったなーと。
そこで「(on the)SEAT」なら、着物で行ってもよいのでは・・・と。
むしろ、普段絶対できないからここしかないよな!!!と。
そこからライブに対するモチベが8段階くらい上がった。当初は持ってるものでいこうかなーと思ってたんだけど、たまたま行きつけのお店に行ったらデニム着物とかめっちゃライブ向きのがセールしてて
さらに2段階くらいアップ。コーデ考えるの本当に楽しかった。
帯もライブに合わせて楽器柄のにした。ミミガヒーも連れて行った。えへへ。

チケット発券がライブの2日前で、休憩時間にすぐ手続き。あまりの良席に3度見くらいして、アドレナリンどばどばでてその日の仕事は過去最大級に捗りました。
まだライブに行っていないのに、ライブってすげぇなぁ!!わたしをこんな風にしちゃうUSGって最高だな!!おい!!
「3人の生存確認もそうだし、自分たちが生存していることの確認ができる」
って同行者が凄くいいこと言ってた。本当にその通り。
やはり定期的に体で音楽を摂取しないといけないね。ライブするのが好きなバンドでよかった。
前夜祭はお酒飲みすぎて当日ダメかと思ったけど大丈夫だったよ。


さてここからライブの話 演出ネタバレ注意です。


ソーシャルディスタンスを保つために会場の外から足跡マークがいっぱい貼ってあった。
ココアの画面を確認して、電子チケットも自分でもぎって、手の消毒。
消毒器が至る所にあってがんばってるなーって思った。多分ホールはいるまでに4,5個あった気がする。スタッフさんもフェイスガードつけてさらにマスクまでつけてて大変そうだった。対策に十分すぎることはないけれども、とても真摯に対応してくれているんだなーって思いました。(なんなら中休みの時に行ったファミレスのほうが人口密度高かったよ)
席も一席ずつ(2公演目は売れなくって2席ずつ空いてた。。悲しかった)(けど手を広げれたから!)

いつもなら絵の具から始まるんだけど開始のアナウンスが流れて場内が真っ暗になったと思ったらアカペラから始まった。
うわー生歌、、しかもアカペラ。。。。でも幕は上がらない。早く3人が見たいとうずうずしてたら幕が上がって。
感極まってこの段階でもう嗚咽が・・・早いよ自分・・・
目の前で楽しそうに演奏している3人がいる。同じ空間で音楽を聴ける。たったこれだけのことなのにね。
ひとしきり泣いた後は盛り上がる曲が数曲。
最初はおとなしくしてないとと思ったけど、無理だよね!
声こそ出さないけど、口パクで歌ってみたり全力で手を振ってみたり。プログラム半ばよりちょっと後にMCが入ったんだけど、そこまで緩急がとてもよかった。
興奮して全力で踊った呼吸を整える時間というか。
セトリ作ってるときはきっとそんなことまで気を使ってくれたのかね。田淵君ならやりかねん。まじで。
前半と最後の曲は珍しく3人からのメッセージみたいなものを感じました。
今までは「このセトリやったらびっくりするじゃんね!いいじゃんいいじゃん!」「このつなぎしびれるじゃーーん!」みたいな感じでセトリを作ってそうなんだけど
「この不自由な状況でもできることはどんどんやっていくから、君たちはそれを待っててくれよ。
君たちを退屈をさせるような我々ではないのだよ」って言ってくれているようだった。
(本当はもっと直接的な表現をしたいのだけど、田淵君は絶対言わないのであくまでこの表現)
そしてそのセトリに「ファンに向けて」の愛をとても感じたのです。(あくまでも超個人的解釈)
(多分に腐ババアの妄想がはいっております)
1時間という短時間ライブなので、いつも通りのドラムソロみたいなのはなかったけど、セッションがちょこっと入っててそれはそれで楽しかった。

人が少なったので田淵のあらぶり方がおそらく一番だったと信じたい。
袖にはけるんじゃなくて幕に絡まってかくれんぼしてるんだよ?そんな楽器弾き見たことない。斎藤さんも探してたみたいだったしね。
スピーカーから落ちるわ、ベースなのにギター弾いちゃうわ、ギタリストのミキサーちゃんと操作できて誉められて、めっちゃうれしそうな顔するわで忙しかった。(見るのも忙しかった)
いつものことながら遊びすぎてコーラス戻れないし、弦抑えるの疲れて(?)解放弦のままだし(でもしっかり指弾きは忘れてないあたりにプロ根性感じた)
2回目、前から3列目・目の前が田淵君で席を空けるために前に観客が誰もいない。
実質最前列!みたいな感じになってたんだけど、すごく表情がキラキラしててとってもかわいい。
最後の曲で思いっきり泣いてしまいハンカチで涙を拭きながらも「3人をちゃんと見たい、思いを届けたい」
と思って手を挙げてたら「泣くなよ、大丈夫だよ。また会いに来るからな!うん!」って目を見て行ってくれました。
(あの空間には田淵君と私しかいなかった。いなかったんだ)


斎藤さんは立ち位置が決まってるけど、1回目のMCで楽屋が自分だけめちゃめちゃ広かったから
2回目までの間はその広い楽屋で過ごそうと思いますって言ってたので、うはーうはーって。
おそらくユニゾンTV撮ってたかなー?ね。
2回目の方が人が圧倒的に少なくって、前から後ろの席を見たとき、このホールでこの人数か。ステージから見たら3人はどんな気持ちなのかなって考えたんだけど
MCで「いつもは人がたくさん来てくれてて甘えてた。そして分かった。人が少ないと燃えるね」
この言葉でとても救われたお客さんは多かったと思う。事実、ステージぎりぎりまで出てきてくれたのは2回目の方が長かったし、田淵君のいたずらにも
快く(?)付き合ってたし、それに呼応するように観客の熱は1回目よりも高かったと思う
(おそらく流れで見ている観客が多かったせいもあるだろうけれど)
そして斎藤さんも斜めのまなざしを向けてくれたよ?指こっちにさしてくれたよ?
だから私もしっかり打ち返しておいた!!!!!

貴雄くんは仏様のような顔で客席を見ていたので一番読めなかったなぁ。
誰が1番推しか?と聞かれたら「貴雄君です、なぜなら顔がばちくそ好みだから」と答えるくらいなので一番見ていたけど、ドラムアレンジが凄すぎて「新しい曲作った?え?」っていっぱい驚かせてくれた!
1回目にジャケットを脱ぐときはすごーーーく溜めて溜めてセクシーっていうかエロかった。
なのに2回目は忘れてたのかタイミング逃したのか、それも演出だったのか不明だけど慌てて放り投げたのが印象的でした。
1回目も立ちながらドラム叩いてたけど、2回目は初っ端からで「テンション上げてやるぞ」って
気迫が凄く伝わってきた。マイクのコーラスも普段なら「きちんと」やってるのに
今回はアドリブで巻き舌とシャウトの入れ方が半端なく入れてくれて、「はぁ、ホント好き」って胸ぐら掴まれて殴られたくらいな衝撃。
ヘッドフォンつけられた曲が3曲くらいあったんだけど、ベスポジに直す仕草も片手でシンバル叩きながら直してるから、いじらしくて好き。(好き以外の感情が出てこない)
多分一番始めに着物に気づいてくれて見てくれた!(はず)(だって彼はおしゃれさんだから!)

ダラダラ書いたけど、最高だったし最強だったし生きててよかったといつも以上に感じたライブでした。
3人だけの音圧であれだけの迫力なのがユニゾンの強みであり、ユニゾンほど楽器に愛されたスリーピースバンドはいないだろうなっていうのが私の根底にあるので(スリーピースで楽曲を完結させる曲の完成度の高さ、それを実現するための個々のテクニック、ライブでやりきる度胸、リズムが走っても完ぺきにしちゃうのが凄い)
まだまだ飽きさせてくれないなー、一生付き合って行くから覚悟しとけよって思ってる。
彼ら3人が走り続ける限り私もくたびれないよう追いかけて行きたい。
しかしすでにヘドバンしすぎて首が筋肉痛になってきたので辛い。次の日に来てよかったと思うしかない。

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