雑食オタクが初乗車した話。
決してなんの自慢にもならないのですが、私は多分この齢にしては幾多の界隈を渡り歩いてきた方なんだと思います。本だらけの家で育ち、生まれた時から私の近くにはいつもアニメと漫画、そして週刊少年ジャンプがありました。
そんな、二次元オタクの英才教育を受けながら小学生でJオタになり、そして声優さんの素晴らしさに気づき、時には踊り手ってすごい!となったり、ソシャゲを永遠とやったり、V沼にどっぷり浸かったり、、、。あげたらキリがないのですが、結構広く深く様々なものを嗜んできたと自負しています。そんな私が超特急に救われ、8号車になり、初乗車をするまでの話を綴っていきたいと思います。稚拙な文章ですが、読んでいただけると嬉しいです。
みなしょーって、すげえ‼️
たぶんこの見出しで皆さんおわかりだと思うのですが、お察しの通り、みなしょーから、しかも今年のみなしょー2から8号車になったバリバリ新参8号車です‼️(やさしくしてください!)(みなさん仲良くしてください!!)
初乗車ブログなので私とみなしょーの馴れ初め(?)はあまり語りませんが、
要約すると
「新生活、新しい環境に慣れなさすぎて病んでた所、YouTubeのおすすめに来たみなしょーを見て救われた!」
って話です。私事で大変恐縮なのですが、みなしょーを好きになるまで、昨今の「BL実写化しまくろうぜ‼️」っていう雰囲気が得意じゃなくて、それと同時にBLの実写化もあまり得意じゃなかったんです。
みなしょーのシーズン1は放送当時1話だけ見て
「あ〜、いいな……原作の雰囲気とか空気感あるし……いいな……みなしょー……好きだ……」
とは思っていたのですがその時期は当方受験生だった為、1話以降あまり追えなかったんです……。無念……(そしてこの時はチェリまほ実写は全話見てます)(六角くんが草川拓弥さんで湊さんが草川さんだという事実に気付いていません)。
私自身、元々腐女子だったこともあり、もうそれはそれはみなしょーにどっぷりハマり、生活の一部だったんです。
ハマったらとことんハマるタイプの私は、通学中の地下鉄でさえもみなしょーを感じていたくて、みなしょーのドラマを流しながらイヤホンで画面を見ずドラマを聴くという謎行動までしていました。とてもこわい。
さて、ここからですよ。先程私は「ハマったらとことんハマるタイプ」と言ったのですが、それが超特急との出会いでした。YouTubeのおすすめというものはとても罪深いもので、みなしょーばかり見ている私のYouTubeのおすすめ欄には『超特急』の『Call My Name』が流れ込んできました。
元々超特急の存在は何となく認識していた私なのですが、生来の食わず嫌いが発動し、J社所属以外のボーイズグループには触れてこなかったため、その動画を再生するにも少しハードルがありました。ですがもう再生ボタン押しちゃったら最後ですよね〜〜〜〜!!!!!!!!!ず〜〜〜〜〜っと聞いてました。
『Call My Nameを聴く』も、私の生活の一部になってしまいました。それから超チューバーという神コンテンツが流れてきまして、メンバーの人柄、そして色んな楽曲に触れ、ダンプラという概念を知り、華のJKのくせに何かのプライドが邪魔をしてインストールしていなかったTikTokを超特急を見るために入れる。私の夏はみなしょーと超特急の夏でした。
進学を機にど田舎(くそデカ駐車場コンビニがある!!)から都会へひとり立ちし、様々なプレッシャーや人間関係、価値観の相違など、毎日が辛くて、ほんとに結構つらくて、周りのみんなが敵みたいに見えてて、なんてまあありがちな悩みを抱えてたんです。
そんな時舞い降りてきた「みなしょー」、とってもキラキラしてた「超特急」全てが眩しくて私の太陽でした。
本当に言葉通り、私を救ってくれた存在だったんです。
松尾太陽くん、非常に好きです。
あの、タカシくん。好きです。いきなり何を告白しているんだって感じなんですけど、私ほんっっっっっっっとに推しが定まらなかったんです。超特急の皆さんって、すっっごい失礼な表現かもしれないのですが、なんというか「捨て色がない」と言いますか、それぞれの人達がそれぞれの味わい深い色を出していて誰からも目を離せないと思ってるんです。
入り口はみどりの窓口であるタクヤくんではあったのですが、知れば知るほどメンバーの皆さんの魅力にハマりまくり、いっそ箱で推してしまおうかとも思ったのですが、それはそれで私の精神面と経済面で様々な問題がありますゆえ……(実質箱推しではありますが😅)。
そんな時、もう1人の私がこう問うてきました。
「お前はLIVEに行く時誰色のペンラを振りたい?」
いや、みんな魅力的だから出来れば9本持ちたいですよこちとら。
でもそれはちょっと私的に辛いことになりかねないので、
「私は乗車するときに誰のメンバーカラーのペンライトを振りたいか」
というのを一つの指標にして一人一人のメンバーを見ていきました。
まあ結果タカシくん推しなのですが、多分私「努力家」な方が好きな傾向にあると言いますか、自分の上位互換にある存在が好きと言いますか、、、、。何を言っているのでしょう(現在深夜1時過ぎ)。
私の、この世で初めてどっぷり浸かった2次元キャラに瀬名泉という男がいるのですが、そいつの性質が「普段はツンデレだけど実は影ではめちゃくちゃ努力して更なる高みを目指す努力家」みたいなキャラなんですよ。
そこから私は多分、努力家という沼にハマったのですが、それが何故だか自分なりに分析してみたんです。その結果、私自身頑張りたくても頑張りきれないところがあり、良いところまで行っても結局上手くいかなかったり、つまずいてしまうと挫けそうになっちゃうんです。何が言いたいかと言うと、
「ある程度の所までは努力できるけど、そこからの壁を乗り越えられない」傾向にある私は、
「その壁を乗り越えて努力し続け、さらなる高みを目指す人」という、自分の到達できない人を推す傾向にあるんだと思うんです。
いわば『推し=尊敬する人』なんです。タカシくんはデビュー当時から計り知れない努力の末、今のとびっきりのばちばち歌唱力を身につけた私の尊敬する人だなあ、と。いきなりボーカルが1人になっても、プレッシャーで押しつぶされそうになっても、頑張って突き進んできたタカシくんは本当に憧れの人なんです。
タカシくんを幸せにしたい。
タカシくんの幸せを見届けたい。
ずっと八重歯を見せてにこにこ笑っていてほしい。
タカシくんがずっと笑顔でハッピーでいられるような世界を創造したい。
という、よくわからん気持ちになっちゃったんです。
もちろんタカシくんだけじゃないと思うんです。きっと皆さん私たちの見えないところで努力している。だからこそ推しを決めかねてました。皆さん全員タイプの違う努力家だと思います。
まあこんだけ語っといて最後の決め手は顔面だったんですけどね。いつのビジュも最高ですが、バッタマン付近のタカシくんのビジュが言葉で表せないほどバチバチにどちゃクソ好みだった。
推しって、推しと認識してしまったら最後だと思ってて。タカシくんを推しと認識してしまったらもうそれはそれはタカシくんが何してもかわいく見えて仕方がなかったです。元々関西弁男子だーいすき星人だったのも原因なのですが、今はもう少しマシですが前はタカシくんが言葉を発する度に
「え⁉️タカシくんが喋ってる‼️無理‼️供給過多‼️え、無理好き〜〜〜〜〜〜〜😭😭😭😭😭😭😭」
とかいう謎情緒でした。……え、でもオタクってこういうものだよね?
追記:キラリはせぶいれで入りました🥰これでまたひとつ人生が豊かになった気がします🥳🥳このブログのここの部分を書いた約2週間後にシューヤさんがばかみたいに愛おしくなることに、当時の私は気付いていません。
同年代の男子ってすごい!!
さっきの努力家がうんたら〜にも関係するのですが、
柏木悠くんって、やばいですよね。
もう最年少って言うだけで色んな感情が湧き出てくるのに、もうひとつ属性がありました。
ハルくん、私と同年代だ。
これがほんとに私にとっては衝撃的だったんです。今までの推しは私の齢の関係上、大体は10歳年上はデフォだったんです。
ですが彼と私の年の差、なんと片手で収まる。
とっても感動しましたね。
ああ、ついに私もここまで来たか。
長いオタク人生を歩んできましたが、君が1番歳の近い推しかもしれない。柏木悠くん。おめでとう🎊
そしてだからこそ、私と同年代の男の子が、こんなに頑張ってる。
いろんな新しい環境や不安にも打ち勝って前に進んで様々なことに挑戦してる(ドラマやカレンダーなど)。
もうそれだけで君は素晴らしい。君を見てると私も頑張ろうって思えるよ!!!柏木悠帝王に拍手👏👏👏👏👏👏👏👏
あと余談なんですが、女子校の私にとって同年代の男子オーラが目に毒すぎるという問題が発生してて、時々ハルくんを直視できないというか、「わ、わァ……」ってちい○わみたいになっちゃうんですよね。同年代の男子のオーラは、節度を守って、安全に摂取しなきゃですよね。肝に銘じます。ありがとうハルくん。
飽き性の懸念点
非常に、ひじょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜に自分では信じたくないのですが、多分私、飽き性なるものなんです。
だってあれだけの界隈を私歩いてきたもの……。
いや、でも、あの、違うんです。私の中では『推し殿堂入りシステム』なるものを採用していまして、ハマってた作品の推しは、次の推しが現れたら「私の推しリスト」の殿堂入りをする……という何言ってんだって感じのシステムなんですけど。
しかも過去にハマっていたとはいえ、殿堂入り済のコンテンツが自分の中で再燃することもありますし、完全に推さなくなる訳では無いんです。なんか冷め期というか倦怠期というか……。
まあ付き合ってないんですけど(重要)。
そんな感じだと私は思っているんですけど、結論から言わせていただくと、
それが来るのが怖いんです。
ですが、それと同時に私が超特急を飽きる時が来るのか?とも思います。
他の推しと超特急の圧倒的に違うところは、
『辛い時に私を救ってくれた存在』
というところ。これはだいぶでかいです。
超特急に出会って毎日ハッピーで、Spotifyの今年聞いた曲ランキングでは上位5位まで全て超特急が支配するくらい超特急にお熱でした。8月から推し始めたのに。
毎日本当に幸せで、生きているって素晴らしいな、超特急ありがとうの気持ちで毎日いっぱいでした。
そんなEverydayHappyだった私が、8号車になってから初めて、救いようのないぐらい気持ちが下がった時期がありました。
何をしてもつらくて何もやる気が出ない。消えてしまいたい。そう思っていた私ですが、今までの私とはひとつだけ違うものがありました。
それは『超特急に出会っているか否か』です。
この状況を、超特急ならどうにかしてくれるのでは無いか。一種の執着や依存に近い感情ですが、今はそれに縋るしかない。
その時切実に、
早く乗車したい
超特急を全身に感じたい
それしか考えられなかったです。
遂にやってきた、初乗車‼️
当記事のメインテーマである初乗車の場面がやっと巡ってきました!バチバチに病み期なJKでしたが、多分それまでの供給で、LIVE当日には病みレベルだいぶ下がっていたと思います(いや病みレベルって何?)(すぐ病まないでJK‼️)。
なのでほぼ素面(いつでも素面です)(病んでない状態が素面ってどういうこと)の状態で挑めました。素晴らしいネ‼️✨👏
8号車になってからずっと、乗車したい乗車したい言いまくっていたのですが、当方北の国に住んでいる万年金欠学生のため、お試し超特急にも、年末のライブ(T.I.M.E)にも申し込みすら出来ておらず、だいぶテンションは低かったのですが、なんと、U-NEXT様様が、超特急のLIVEを生配信して下さるみたいじゃないですか!!!これは本当に嬉しかった。
生配信を乗車と呼んでいいのか少し迷いはありましたが、皆さん初乗車ブログを投稿していましたので実質初乗車ということにしましょう。
記念すべき12月10日日曜日。
BULLET TRAIN ARENA TOUR 2023 T.I.M.E-
Truth Identity Making Era- 神奈川公演 。
それまではただ楽しみだったのですが、前日になった瞬間いきなり言葉では表せない『緊張』が襲って来て、「え、何これ、私初乗車する前にしんじゃうの?」って感じでした。
当日、配信に入り、会場の8号車の皆様が映し出され、皆様の熱気ややる気が伝わってきて
「よし、私も遠い地からコールと気持ち飛ばしちゃうゾ‼️」
ってひとりで勝手に張り切り始めました。こわいね。
リョウガさんの影アナも始まり、前日からの緊張も解れてきたと思ったのも束の間。
あ、これ芸術だ。
始まった瞬間、胸を掴まれたような感覚になりました。
全身からアドレナリンがドバドバ出て、外界からの情報を全てシャットダウンし、超特急のLIVEに全てを注ぎたかった。それぐらい衝撃的でした。
超特急が生み出す世界
ユーキ大監督の創り出す総合芸術の世界
正直、新参者なのであのセトリの本当の意味も、曲も、全てはわからなかったし理解しきれなかったけれど、これだけはわかりました。
ああ、超特急のLIVEって”良い”んだ。
感動で訳わかんなくなるくらい、素晴らしいLIVEでした。
たとえ知らない曲ばかりだとしても知りたくなるし、楽しい。
誰も置いていかない。
8号車もメンバーの一員である。メンバーのことは誰ひとりとして置いていったりはしない。
そんな強い意志が感じる、とてもとても素晴らしいLIVEでした。ちなみに大号泣しました。
初乗車ブログなのに初乗車に関する感想がすごい少ないのですが、語彙力が吹き飛ぶくらい衝撃的で、ありがちな言葉ではありますが、本当に心から「この人達を好きになれてよかった」と思えるLIVEでした。
さいごに
当方、元々様々な界隈を渡り歩いて来たゆえ、界隈のマナーやルールがごちゃごちゃになっております。現実の方を推す際はJオタだった時の知識で頑張っていたのですが、
郷に入っては郷に従え。
邪魔になるようでしたら今までの知識など全て捨てる勢いでEBiDAN界隈のルールやマナーなどの知識を詰め込もうと思っておりますので、皆様どうかよろしくお願い致します🙇♀️
もっと早く好きになりたかったと何度も悔やむけど、きっと、あの時あのタイミングで出会えたのは運命なんだ。
私の中で超特急はヒーローです。
あの時食わず嫌いしないで超特急を知っておけば、テレビで見た時にもっと見ておけば、何度も悔やみました。
ですがやっぱり、超特急は私がつらい時に私の元に来てくれたヒーローだから。あのタイミングじゃないとここまでの思い入れはきっと生まれていないと思うんです。
私はあのタイミングで出会ったことを運命だと信じて、これから超特急と共に人生を歩んでいきたいです。