他人と食事して気付いたこと
最近、ネットサーフィンのようにブログ読んだり、YouTube見たりしていて、デート中に嫌われること、幻滅することについてのコメントがあった。案外、食事のマナー食べ方が汚いことが挙げられていて、くちゃくちゃ口を開けて音を立て食べるのはよくないみたいなことが多いんだなーみたいに思ってました。
久しぶりに食事に誘われて参加した時に、顔見知り程度の付き合いしかない人がいらして、軽く挨拶して、前に座りました。
出された料理の中にお寿司がありまして、その方が小皿にとって食べるわけですが、それを見て、私はびっくりしてしまいました。なぜなら、しょうゆの小皿にシャリのほうからつけて食べたのです。当然シャリはしょうゆたっぷりついてますし、しょうゆの消費量ときたら半端ない!
私は思わず、その食べ方ではしょうゆが多くなって塩分の取りすぎですよって。上のネタにつけたほうがよくないですか?とおせっかいながら言ってしまった。
彼曰く、その方が正解ですけど,私はずっとこの食べ方ですから・・・隣にいた彼の彼女さんも、直したほうがいいんじゃない?と、言うが、これでいいんだ!と、彼は強い口調で答えた。
よくおかずに何でもかんでもマヨネーズをかけるマヨラーだったり、香辛料をやたら振りかける人など、やたら味見で薄いと思わなくても、関係なく調味料をかけまくる人はいる。赤の他人なら気にしなくてもいいけれど、これが将来、家族になる人だと思ったなら、とんでもないことだ!
日本人、和食は素材うまみを上手く生かして、実に繊細でいろんな味覚を発達させてきたはずである。それなのに、調味料という単一の味でしかわからないような食べ方ではいずれ高血圧や動脈硬化になり、様々な病気になってしまうのだ。しかも、どんなにいい素材の良いものを使って頑張って作っても、料理に大量の調味料をかけられたことで、料理そのものが否定されたようになる。
そう考えると、育ちというか、食についての好みや価値観は大事なことであるし、食事の教育って大事だなあと思う。
食材のうまみがわからないと、良いものか新鮮なのかの区別もわからない。逆に体にいいものかどうかも判別できないことになる。それは料理を作る側にとっても、すごく影響する。作る意欲が出る出ないは食べる側にも問題があるからだ。
仕事柄、聞くのは、奥さんが頑張って作っても食べない人は病気になることが多い。食事療法が必要な病気である人ほどそれは顕著だ。
家庭での食事は味だけでなく健康を考えて作られている。愛情の塊なんだ。それを否定する行為になっていることに気付いてほしいし、健康になるために、改める行為も大事である。
婚活で幸せな結婚生活を送りたいと願うなら、健康になるための食事のとり方に改めてもらいたい。と思った。