タクシードライバーって酒 どんな味?
タクシードライバー(喜久盛酒造) [岩手県]
<2020年07月飲>
私は、ひとつの物にコダワって極める。
事が苦手である。アレコレ試してみたい。
日本酒好きだが、愛飲の銘柄は無い。
なので、日本酒も「ジャケ買い」する事がちょくちょくある。
だがしかし!
このラベルのお酒は買わないと思う、琴線に触れない。
だいたい「タクシードライバー」って何よ。(と、オネエ言葉になってしまう)
美味しそうな感じしないよね!
え? 買わないと思うお酒、がなんであるのか? って?
これが、「頒布会」のチカラ
そして「note」のチカラ なのだ
お任せ!
むか〜し、20代の頃、ワインの頒布会を申し込んでいた事があった。ワインなんてよくわかんね〜 けど、色々飲んでみたい! そんな願いを叶えてくれる、夢の頒布会! 申し込むと毎月2本、オススメワインが届いた。
ずっと楽しみに継続申込していたのだが、そのワイン輸入業者は個人向けではなく、主に飲食店向けの業者であった。頒布会に申し込んでいると、半年に1回「試飲会」にも招待された。そこは、今後半年間、店で出すワインをどうチョイスするのか、味と価格のバランスはどうか、買い付け真剣勝負の会場であった。
お気楽
一般人の未熟なオイラたちは、「タダで酒が飲める」イベントに大興奮。ドイツのお酒って白しか無いね。ジューシーで甘いね。川を挟んで地域によって、茶色の瓶と緑の瓶があるんだ。などなど、初心者丸出しの話をしながら、(多分プロから白い目を向けられながら)楽しんでいた。
いつしか、商売にならない私の所に申込書が届かなくなり、次第に「頒布会」のことも忘れていた。
久しぶり
今回、「note」を巡り巡り、たどり着いた「クリーミー大久保」さん、その記事の中で紹介していたのがこの頒布会であった。
「クリーミー大久保」さんの文章の妙もあって、急に頒布会「魂」に火がついた。
「ポチり」
で、今月届いたお酒が「タクシードライバー」、という銘柄なのだ。
ふう〜
長い前置きですいません。
宅配便が届いた時、不在だった私あてに、妻からLINEが届いた。
そのLINEがトップの写真である。
「なんじゃこりゃ!」
「タクシードライバー」、調べてみると「ロバートデニーロ」主演「1976年の映画」である。そして、瓶ラベルのデザインは「高橋ヨシキ」。
豪華共演なのだ。
味の想像がつかない・・・
どんな味なんだろう、ワクワクしながら早速夕食のお供に、、
まず、香り、古風な純米酒系の香りと、少しフルーツ香を感じる。
「ロバートデニーロ」感あり(ホント?)
無口な控えめな香りだ。
次に味、辛口、ズンと押してくる強さを感じるが、尖った感じではなく、先の丸い棒で押された感じのグイっと来る感じだ。うーん、表現が下手ですいません。。
味に「デニーロ」感は、無い。(アタリマエ)
酸味のバランス良く、料理に合わせやすい味。特にクリーム系やチーズ料理に合うと思う。押しも強いのでスモークサーモンなどの燻製にも合いそうだ。今回、同梱されていたサービス、「ホヤの干物」もぴったりであった。
さすがお任せ! 委ねるのも悪くない
繋がることの面白さ
「note」で、色んな方と巡りあい、お任せして、今回のお酒に辿り着いた。「オンライン」という言葉が、今年の流行語大賞になる!(と、密かに思っていますが)、オンラインだろうが、オフライン(直接)だろうが、繋がるって面白いなぁと 改めて感じた今回。
人生豊かに過ごす、「note」がその繋がりのひとつになれば良いな。
飲み終わって・・・・、
そう言えば、散々「タクシードライバー」って、味が想像できない! と、叫んで来ましたが、じゃあ「義侠」ってどんな味よ。「獺祭」はどうなんだ?
(と、お姉ことば再び)
結局は、カタカナなだけ、漢字でも味が想像できないのは一緒か・・・銘柄名だけで、味を想像するのは変かもしれんな〜 (今更?)
銘柄: タクシードライバー 仕込みナナ號 純米原酒
令和二年四月二十日上槽
使用酵母 協会7号
精米歩合 55%
アルコール分 17度
日本酒度 +3
酸度 2.2
アミノ酸度 1.2
岩手県産米使用
命名・ラベルデザイン:高橋ヨシキ
評価: ★★★
甘み3、酸味4、苦味3、旨味4、香り3
価格: 1,525円、コスパ:◯
(おしまい)
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