みちのく小京都と阿仁マタギ ー 徹底的に秋田旅 角館の内町をあるく ー
クマダス
クマダスをご存知だろうか?
秋田県が、公開している情報サイトだ。
熊の目撃・痕跡・被害を、地図上で調べることができる。
オイラが秋田を旅する直前
8/1~8/8で、検索するとね。
ある―ひ ♪
秋田県で ♬
くまさんに ♪
であーた
ある日、出会うくらいならいいんだが(良くないか・・)
毎日平均10頭くらいの目撃情報があるって、ちょっと無鉄砲なオイラでも山歩きを躊躇するよね。
一応ね、熊ホーンと呼ばれる音で威嚇する、大音響スプレー缶も用意したし、普段から熊鈴もつけてますよ。でも、これだけ秋田市付近でも出没しているとなると、人里離れた場所はね・・やめとこうってなるよね(グスン)
(実は、豪雨の影響で、通行止めの道が多かったのも一因)
熊は、人に慣れると同じ場所に現れる。
私は、金太郎じゃないので
相撲をとったり、熊にまたがりお馬の稽古は、ゴメンなのだ。
◇◇
ということで、今回は、街歩きメイン
以下のテーマでお届けします。
そして本日は、みちのく小京都「角館」の魅力をお伝えしまーす。
新幹線こまち
駅前のホテルを出て、少し早めに秋田駅に到着。
秋田駅構内をウロウロすると
さすが、酒どころ、コンビニにて、
コーヒーサーバの隣に、日本酒サーバ!
秋田から角館までは、こまちでビューンと、45分。早朝の新幹線は、人影もまばら、お盆期間ということを忘れてしまいそう。
角館
ずーっと、来たかった場所のひとつ。
説明しよう!
角館は、黒板壁の武家屋敷が広がる内町と、かつての商業地外町に分かれる。
角館駅に近い方が外町で、遠い方が内町。ちょいとややこしい・・
人気があるのは内町の風景なので、まずはここから廻ろう。角館駅から徒歩20分くらいで内町に到着。
ここで、旅プランのヒント
経験上、どの観光地も、混んでくるのは、お昼から、
ピークは、午後2時から3時なので、人気の場所はそれまでに制覇しておこう。
石黒家
駅から一番遠くにあるのが、石黒家というお屋敷。
まずは、ここへ行こう。一気に一番遠くまで来て、徐々に駅に近づく作戦なのだ。
この家は、まだ実際に住まわれています。その邸宅の一部を公開中。
昔の道具類も展示されています。
北国らしく、下駄にもつま先カバーがついてました。
庭の木々も、落葉樹から針葉樹まで、
自然豊かな環境で、羨ましい。
維持するのは、大変でしょうが・・
延焼を防ぐ、防火林としても活躍したらしい。
青柳家
ガイドマップに乗っている旧家だけでも6邸。
じっくり回っていると、一日あっても足りません。色々調べた結果、涙をのんでこの2つに絞りました。
青柳家は、先ほどの石黒家より広い。庭なんか、家の近所の公園か!と思うほどの広さ。
庭に、お茶屋もありました。
往年の書物も所蔵されていて、
武家屋敷に住んでいた方の、暮らしぶりが窺い知れて面白い。
里見八犬伝は、漫画の原型なのかな
絵と、吹き出しっぽい字で、話が進む。
角館には、明治のころ鴨川座という劇場があった。そこで、歌舞伎も公演されていたようだ。市川團十郎、坂東家橘などの、往年の歌舞伎公演の看板、同じころの相撲番付表、新聞など、残ってそうで残ってない、貴重な文化記録をじっくり眺める。
最近、こういったものがすごく面白くなってきた。
若い頃は、まったく興味なかったのに・・
もう少し観たかったが、
ボチボチ内町を後にしよう。
角館駅に向かう
え? 外町は?
ふふふ
外町は、 あ・と・で
途中、気になったお店に、寄り道。
向かうは、JRの角館駅ではなく
そのお隣、内陸線の角館駅だ。
そこで、乗るのは・・・
はーい、本日はここまで!
内町を2時間ぶらついた後
お昼時間は、角館の街を離れ、電車タビなのだ。
ー 次回予告 ー
次回は、秋田内陸線の車窓より、お届けします。
「阿仁マタギ」へ降り立ちます。
クマの天敵「マタギ」を味方につけるのだ(笑)
おったのしみにー!
そうそう、さっき買った「なると餅」って何?
もちろん、電車内で食べちゃうよ
どんな味かな? 気になるよねー
(つづく…)
古い街並みが好きな方、
コチラもどうですか?