「ひゃくとーばん」じゃないよ「百と十」だよ、この宿とーまれ! ー 美食と朝市の街 呼子への旅 ー
佐賀県は唐津市よりお届けしている、なぐなぐツーリスト(なぐツー)のツアー、本日もお届けします。
博多からは1時間半、唐津市中心街からなら車で30分
朝市で有名な、呼子にやってきました。
本日のお宿は、「百と十」
そのまま、「ひゃくとじゅう」と読みます。数字で表すと「110」ではなく「10010」、屋号の意味はのちほど・・
アートで美食な、お宿の紹介です。
おっとその前に
呼子について、簡単に紹介しよう。
今では、朝市とイカで有名な呼子。
天然の良港である呼子港、古くから朝鮮半島、大陸との交易で栄えた。この辺りは、大陸文化がいち早く到来する、イケてる最先端の街であった。その後、江戸時代には、捕鯨でウハウハになり、豪邸が立ち並んだ。その名残が、呼子の朝市通りに残る。
少し早めにチェックイン
(のんびり旅なのだ)
港の夕景、冬の日差しがあたたかい。
(あっ、今は1月です)
古民家を改修した宿。
かつて『万十屋』という商家だったとのこと、数字で書くと『10010』これを分解して『100』と『10』
ということで『百と十』
一階には、飲食店『vesper』
宿泊者以外も利用できる。
古民家なので、お風呂の代わりに共同のシャワールーム。
洗面所、冷蔵庫も共同だ。綺麗にリノベされていて快適。
歩いて10分ほどの距離にスパリゾート(呼子台場の湯)がある。お昼に食べた贅沢料理(かわしまのおまかせ会席)を消化するため、散策ついでに大浴場につかりに行こう。
◇◇
ふあー、気持ちよかった。
建物の外に出ると、夜の帳が下りる頃合いであった。
妻と並んで歩く。
なぜだか神田川の歌詞を思い出す。風呂と水辺という共通項しかないが・・
神田川とは異なり、カタカタ震えることもなく、ほてった体に、冷気が心地よい。
◇◇
今回のお宿、「百と十」は、いい意味でほったらかしだ。
基本的に、1階の飲食店(厨房)にいるオーナー。2階のゲストハウス側とは、入り口も別なので隔離されている。
はーい!
それでは、お待ちかね。飯テロ行くよー
かんぱーい
ワンプレートと言うのもはばかれる、前菜盛
メニュー書いておくね。
手前から順に、時計回りに、
どれもこれも、すぐのみ込んでしまうのが惜しい
よーく噛んで味わいたい一品ばかりであった。
そして、なぐツーにとって重要なのは
「地元の食材を使用している事」
なんのために、旅をするのか? やはり、その土地を味わう事が大事だと思う。できるだけ、そういったお店を訪れたいと思っている。
そして、もう一度訪れたいお店のみを紹介する。(本当は、内緒にしておきたい・・)
はい、
ビールなんてあっちゅうまだよね(笑)
白ワインと、日本酒も行ってみよう!
佐賀の中央部に君臨する名山である「天山」
その名を酒蔵の名に冠している、天山酒造の新銘柄。
「現在の食生活とともに輝く」
をコンセプトにしている。
純米、七割五分磨き
旨味がしっかりのったお酒との説明を受けたが
この数値からは想像ができないフルーティさ、洋食にもばっちりあう酸味もあります。
このお酒で迎え撃つ料理は、コチラ!
ある意味、想像通りの味、見た目通りの美味しさ。
スープも残らず平らげますよ。
ため息しかでません。はぁ・・うまい・・
はい、ついにラスト
魚とくれば、肉ですよね!!
佐賀の誇るブランド肉
佐賀牛のランプ肉ステーキ。
あっさりした肉のうまみが、じゅわーっと、口の中に拡がります。
あわせるお酒は、赤ワインと
七田!
ここで、七田のオーダー順を間違えるという
痛恨のミスを犯した。
こちらの緑ラベルがフルーティ、先ほどの赤ラベルは旨味しっかり。と言われていたのに・・・この緑ラベルを魚に合わせるべきであった。
まぁ、肉も酒も美味しいからいいのだ!
これぞ、酒池肉林 へへへ
一般的なコースと比べると、量は少なめですが、我が家は小食なので、十分すぎる量でした。
もちろん、こころの満腹感は、ハンパないですよ。
あっ、デザートの紹介を忘れてました。
苦味の効いた、ひきたてのコーヒーで余韻を味わう。
昼から、怒涛の飯テロ。
急に贅沢な料理を食べて、胃袋がびっくりな一日でした。
ごちそうさまでした!
部屋に戻ろう。
◇◇
もう一度いいます。今回のお宿、百と十は、いい意味でほったらかし。
2階のゲストハウス側は、ひっそりとしていて、テレビも無い。部屋に戻っても、ぼーっと港の夜景を眺めるか、本を読むか、二次会か・・もしくは、
寝る!!
ということで
明日(次回)は、呼子の朝市より
お届けしまーす!
(つづく…)
お昼の飯テロを、
楽しんでない方はコチラ