早朝散歩のススメ ー 美食と朝市の街 呼子への旅 ー
朝市で有名な呼子
輪島や高山もそうであったが、朝市と言っても午前中いっぱい開催している事が多い。
とはいえ、やはり早朝の清々しい空気の中で、歩くのが正解だ。
今回のお宿は、旧家をリノベした「百と十」
2階が我々がお泊りしているゲストルーム、1階にカフェダイニングが併設されている。
今回のお宿「百と十」は、朝市のすぐ近く。
朝食を済ませると、早速呼子の街へ
呼子の街並みについて
説明しよう
旧東松浦郡の呼子町、鎮西町、玄海町、肥前町は、上場地区(うわば)と呼ばれる。
現在は、玄海町だけが郡部に残り、他の3町は唐津市に編入されているが、気候風土的には「うわば」で共通している。その中でも呼子町は、うわばの中心的な存在。
呼子町の中心、呼子港。船着場は、東岸の呼子町呼子地域に集中している。現在も各離島への発着便が頻繁に往来する。その港、近代になって港岸沿いに車の通れる大通りができた。そして、いっぽん山側(奥)に細い旧来の道が走る。
その細い旧道、江戸時代に栄えたメインロードが、
朝市の舞台だ。
右側が海側、
海側には網元の邸宅が集中、漆喰のお屋敷が立ち並ぶ、網元のウハウハ振りがわかる街並み。
道の反対山側には、職人の家が多く、軽やかな邸宅が多い。
また、この写真の後ろ側、朝市から離れる方向。半島の先に行くと、漁師町になる。漁師町は、集落ごとの専業化が進んでいたようだ。鯛釣りチームとか、アワビ採りチームみたいに、
そうなれば、
物々交換が必要ですよね。
離島からの物流拠点でもあるこの地に、農家も集まり市が立ったのも当然だろう。
それでは、朝市周辺の写真をどうぞ
朝の呼子は、ここまで、
次回(お昼から)は、同じ上場地区(うわば)、呼子の隣町「鎮西町」を巡りまーす。
(つづく…)
ーー おまけ ーー
朝市で見つけた
なぐツーおススメの、一品を紹介しよう!
まずは、ビール! 笑
2023年秋オープンしたばかり、出来立てほやほや
呼子のニューフェース「ホエールブルーイング」だ。
捕鯨で栄えた呼子に再び活気を!
を旗印にグランドオープン!
ただし!注意点が・・
徐々に安定供給され、営業時間も延びると思います。
我々は、9時前に朝市に行ったので、残念ながら出会えず。泣
ふっ ふっ ふっ
ところがオイラには、黄金の右手があるんです。
ポチリ
安定供給されていないので、
全品(3種)揃うタイミングをはかって注文
白ラベルの「PaleAle」は、爽快な味、すがすがしい好青年のイメージ(想像しにくいですか? 💦)
緑ラベルの「IPA」は、苦みがズドーンと160kmで押し寄せてきます。余韻もすばらしく、港で少し強めの潮風を浴びて、真昼間に楽しみたい味わい。
黄色の「Weizen」は、酸味が特徴。干草様の香りが鼻腔をくすぐる。
どの銘柄も振り切った味で、個性派ぞろい。
くせツヨなビールでしたが、愛媛で飲んだ今治街中麦酒と同じくらい記憶に残るクラフトビールでした。
そして
ビールのおつまみには、
木屋のいか鉄っちゃんです。
イカそのものに自信があるからできる、あっさり味
木屋の阿つ焼もおススメ
少し甘めなので、おやつにもおかずにも、どちらにも登場できる二刀流。いか鉄っちゃん、阿つ焼ともに、IPAと相性がいいと思います。
お酒が飲めない方は
こちらをどうぞ
今回お泊りしている「百と十」が経営するカフェ(moc-caffee)、朝市通りの端っこに店を構える。
実は、レーズンバターサンドも大好物なのだ。そして、酸味を抑え苦みの効いたコーヒーも好み。ただ、レーズンバターサンド冬期限定のようです・・
百と十のカフェでも売ってました。
スコーンと一緒に、ゲット。
以上 なぐツーおススメのお土産でした!
(って、本文よりおまけのほうが長くない?)