龍門滝と女子会 ー鹿児島 旅の栞ー
駐車場には、一台の車が停まっているだけであった。
「なかなか、いい感じじゃないの」
旅先での、人混みは、特に苦手だ。
のんびり、余白のあるタビを楽しみたいのだ。
◇◇
本日は、なぐなぐツーリスト(なぐツー)のツアーに参加いただき、ありがとうございます。 本日も、引き続き鹿児島のタビ。前回に続き、滝めぐりへと、ご案内いたします (^^♪
本日も、歩きやすい靴を忘れずに、
滑りやすい道も歩きます。
両手が自由になるよう、ディバックをおススメします。
バタン
車を降りると、
おぉ
ココは、龍門滝の駐車場
本日は、ここを拠点にテクテク散歩に向かいます。
コースは、龍門滝~龍門司坂~金山橋を歩き、再びココ龍門滝の駐車場に戻ってくる。約5km、健脚なら1時間ちょっとのコースだ。
1時間ちょっとのはずなのに、実は、われわれ
駐車場に戻ってきたときには、3時間が経っていた・・
どこを道草してたんだ。
はい、顛末をこれからお話します。はい
りゅうもん じゃないのだ
龍門滝の雄姿を堪能するために、展望台が整備されている。案内板もトイレも充実しているので、心配無用。
その案内板に従い、次に向かうは、龍門司坂
龍門滝(りゅうもんだき)のお隣にある坂
な・の・に !
龍門司坂(たつもんじざか)と読むらしい
ワタシ、ニホンゴ、ムズカシイ
すべります すべります
受験生とコメディアンは、この龍門司坂に来ない方が良いだろう。
天気の悪い日は、特にご注意を、
ちょっとオーバーな表現をすると、スケートリンク並みに滑る箇所あります。しかも、そこそこの斜度。底がツルツルのローファーでは踏み入れちゃあいけない。
マサカ! な、ことがおきる坂です。
大河などドラマでも使われた風情ある景色、少し曇り空のほうが、雰囲気を楽しめます。
ふぅ
石畳の道から、田園風景が広がる道に戻ってきた。
緊張が途切れると・・
お な か が、す い て き た (by 井之頭五郎)
孤独のグルメならぬ、妻とわたしの、ふたりグルメ。
事前情報
旅をする際に、気をつけるべきこと
それは、調べすぎないことだ。
特に、動画の閲覧はやめた方が良いと思う。
脳は、これから起きることを常に予想している。予想と、違うことが起きたり、そもそも予想できないとき、ドキドキ警報が発令される。
このドキドキ警報を楽しむなら、脳にリアルな予想をさせないことが大事なのだ。
と言うことで、
飛び込み!
直感を信じるのだ。店構えも良さそうだ。
と言うことで、入ったお店が「木花家(こかげ)」
入った瞬間 ニヤリ
そこには、「予約席」のプレートと共に談笑する、おばさまがた5人連れ。女子会だ。ご近所の常連が、予約してまで会食する店なら、間違いない。
唯一空いていた、暖炉の片隅席に案内される。
早春の鹿児島とはいえ、暖かい店内にホッとする。上着を脱ぎリラックス。
オーダーした後に、店内を見回すと
こだわりのお店であった。
たっぷりと1時間は、くつろいだだろうか
食事をすませ、そろそろ食後のコーヒーを、と思っていたら、
ご主人が現れ
「お急ぎでなければ、コーヒーを新しく淹れなおしたいんですが、大丈夫でしょうか・・」
ランチ営業は、14時まで、
ただいま、13時半。店内は、気づいたら我々のみ、
時間が経過したコーヒーではなく、我々だけのために、
人を本気でもてなす、
プロって、こういうことだよね。
ナイアガラ
ふあぁ・・
田園風景を眺め、暖炉の暖かさに癒され、店を出た時には、昔の時間で言うところの一刻が経とうとしていた。もう閉店時間(14時)過ぎちゃったね。好意に甘え、申し訳なかったね。
そして、旅の余白ありすぎじゃね?
さすがに少し歩くペースを上げる。
意外に早く、金山橋に到着
愛知県民の皆さん! 「かなやま」じゃないですよ、きんざんばしです。
ヤパリ、ニホンゴ、ムズカシイ、アルヨ
ここは、島津家が鉱山(金山)経営のため(資源を運び出すため)に整備した橋。
金鉱石を積んだ馬が、往来したんだなぁ・・
お金の匂い、ふふふ嫌いじゃないです。
そして、金山橋のアーチから臨むは、「板井手の滝」
写真のアングル。もう少し、橋を左端から攻めたかったのだが、足場が崩れていた。
ざんねん! (by 波田陽区)
◇◇
はーい、本日はココまで
今回のタビ
「水けむり湯けむり滝めぐり」がテーマです。
しばらく、けむりから目が離せませんよ。もちろん夜も、
次回も鹿児島から、お届けしまーす。おっ楽しみにー
前回を読んでない方は、コチラ