錯乱さくら ー小原四季櫻ー
本日は、なぐなぐツーリスト(なぐツー)のツアーに参加いただき、ありがとうございます。本日は、季節外れですがサクラの話。そして、紅葉の話。愛知県豊田市(小原地区)への旅へと、ご案内いたします (^^♪
今回の旅程は、
です。
集合は、「和紙のふるさと」に朝9時で、お願いします!
って、分かりませんよね。
はい、順に説明します。
平成の大合併
私は、俗にいう「平成の大合併」が嫌いだ。それぞれに歴史文化のあった自治体が一括りにされ、むかし覚えた土地の名前もわからなくなってしまった。
ー 愛知県豊田市 ー
実は、愛知県でダントツにデカい自治体なのだ。広さは名古屋市の3倍弱もある。合併に合併を重ね、多くの自治体の名前が消え、いまの豊田市となっている。(あっ、そもそも創業家の名を冠し、自治体名まで変更してしまった稀有な場所なんですけどね)
閑話休題、
というコトで『豊田市に行ってきました』だけだと、広すぎてピンと来ないんです。もう少し詳細に書きますね。今回は、旧小原村、豊田市小原地区の紹介なのだ。
小原地区は、愛知県の北端、岐阜県との県境にある山あいの地域。そんな山間部で、毎年11月下旬になると大渋滞が発生する。
大渋滞の原因、それが、秋にも咲く桜、紅葉と一緒に楽しめる「四季桜」だ。
狂い咲き って、なんだかエロい
こう思うのは、オイラだけでしょうか・・
小原和紙のふるさと
今回は、ここの駐車場を拠点に北に向けて歩きます。休日はかなり混むようなので、朝早くの訪問をおススメします。
はーい、歩くよー
歩きやすい靴と、水分を持ったかな。幹線国道の歩道、少し面白くないミチ(こら!)を歩く。
テクテク、テクテク
おぉ、さっそく沿道脇に桜が咲いている。そして、紅葉も、
小学生の頃、枝のさきっちょにある柿は、鳥さんと子供だけがありつける果実でした。通学途中の柿も、食べ放題(こら!)
メイン
40分ほど国道(歩道)を歩くと、絶景「川見四季桜の里」に到着。シャトルバスのバス停もあるので、人混みがすごい・・
ここは、小高い公園全体に散策路があり、季節外れの花見をこれでもか、と楽しむことができます。ただ、「木を見て森を見ず」じゃないですが、俯瞰でみた遠景の方が好きかな・・
あと、この大パノラマ絶景公園は、谷間の東向き斜面。
朝日を浴びる、午前中がおススメ。
薬師寺
公園横にある、川見薬師寺にも参拝しよう。ながーい参道(石段)のおかげで人影もグッと減ります(笑)
もうすこし
もう少し先まで、歩きましょう。小原地区(小原村)全体に植樹されている四季桜1万本近く。その総元締め、親木と呼ばれている、樹齢百年の前洞の四季桜へ。そこへ行くには、この公園の頂上付近から北側へ抜け道がある。川を挟んで国道の反対側の未舗装路、看板を頼りに15分ほど歩くと、
それほど、大きな木ではないですが、長年風雪に耐えてきた枝ぶり。秋にも春にも花を咲かせる不思議な桜。なんだか見ているだけで、元気をもらえます。
帰ろう
はい、帰りますよ。国道沿いに戻ります。途中で、柿ヶ入遊歩道と呼ばれる景勝も通って帰りましょう。(ここは、逆斜面の西側なので、昼近くがおススメ。)
小原地区は、さくらだけじゃないですよ。
紅葉も綺麗でしたよ。
途中で出会った、木々たち。
季節外れの桜と、紅葉でした。
小春日和を「春」と間違えて咲くあわてんぼうと、じっと冬を越し本当の春を待つ仲間(つぼみ)が同居する樹木。2023年は、ぜひ旧小原村へどうぞ、
なぐツー、一日小原観光大使からのお知らせでした(笑)
(おしまい)
ー 寄り道 ー
クーラーボックスは、持って来ましたか?
持っているなら、歩いている途中にあった「柴田豆腐店」へどうぞ、今晩のおかずは豆腐と七味油揚げ、そして刺身こんにゃくで決まりです!
ぶっきらぼうなご主人ですが、味は私の保証付きです(笑)
ー 寄り道その2 ー
散策は、午前中で終わると思いますが、午後からもじっくり小原を満喫しましょう。それが、「小原和紙」です。
東海地方では、美濃和紙が有名ですが、ここ小原和紙も忘れちゃあいけません。「和紙のふるさと」には、立派な美術館もあります。和紙を使った絵(?)は、一見の価値あり。漉いて重ねる透明感、筆ではできない表現が斬新でした。