「苔の回廊」への行き方 ー 北の湖から 支笏湖周辺を歩く ー
『苔の回廊』
どうやったら、こんな地形が生まれるんだろう。雑誌で目にした景色に、釘付けになった。
本日のなぐなぐツーリスト(なぐツー)のツアーは、異世界ワンダーランド『苔の回廊』へと、ご案内いたします。
苔の回廊って、何? どうやってい行ったらいいの? 駐車場は?
そんな疑問にお答えします。
それでは、苫小牧発、支笏湖周辺のタビ
はじまりはじまり~
本日は、写真多めでお送りいたしまーす!
紅葉ずくし
宿泊地である苫小牧と、支笏湖を結ぶ国道276号線。この道だけでも、一日楽しめそうなくらい、紅葉が綺麗であった。この国道は、車道に並行して自転車専用道が整備されており、紅葉のトンネル、紅葉の絨毯の中、のんびり自転車を走らせることができる。
残念ながら今回は、レンタカーで移動。
支笏湖に近づく。苔の回廊へ行くには、モラップ樽前荘ちかく「モラップ第一駐車場」に車を停めるのが便利。ここで、トイレにも寄っておこう。
苔の回廊へは
苔の回廊は、整備された場所ではない。たどり着くには、ワイルドな道を歩く必要があるので、覚悟してね。歩きやすい靴、雨具、少々の飲料水と食料。そして、クマよけの鈴も忘れずに、
そして、繊細な自然の造形物。マナーを守って欲しい、切なる願いだ。立ち入り禁止の場所が、これ以上増えないことを願って・・・
はい! 準備は、いいかな!
出発するよ!
駐車場を出たら湖に沿って西へ、国道453号に出よう。ただし国道は、歩道がなく、歩くのは危険。国道と湖との間に、遊歩道が整備されているので、そちらを歩こう。
ずんずん20分くらい脇道を歩こう。支笏小橋を過ぎ、樽前橋を渡ったら、脇道が近づいている証拠、注意しよう。
そして左に橋梁が見えたら、脇道を曲がって橋(紋別橋)の下をくぐろう。
「本当にここで良いの?」 隣を歩く妻がつぶやく
こちらを向いたその瞳は、疑う気持ちが3割、信じながらも不安な気持ちが7割、といった瞳であった。
ほんとうにココを進むの? 再度、つぶやく
うん
きっぱりと、うなずくオイラ
リーダは、ブレてはいけないのだ。
進むのだ
道なき道、枯れ沢をあるく
突然、
ガサガサ
と、音がした。
立ち止まり、耳を澄ませる。
ガサガサ
音の方向 目を凝らす。
ふぅ、リスか・・・
リュックに付けた、クマ鈴を意味もなく鳴らしてみる。
シーンとした世界。
我々の落ち葉を踏む足音だけが、こだまする。
30~40分ほど歩くと
徐々に緑の壁が高くなり
ようやく、この道で正しいのだ、と自信が出てきた。
ワクワクしてきたぞー
何処まで行っても続く、苔の回廊
緑の迷宮だ
ぶっしゃー
初めて訪れる、ちょっぴりスリルのある場所に行くと、アドレナリンが「なし汁ぶっしゃー」と放出される。
この快感を味わうと、ジェットコースターなどの予定された恐怖(予定調和)が、物足りなくなる。タビのとりこになった瞬間だ。
さぁ、クマさんに合わないうちに・・・
午前の部を終了させよう。
わぁ!
クマに出会ったのか!(笑)
えぇ、午後の部ですけどね。
トイレから出てきたら、はく製のクマに・・・
さて、午後の部は、最後の湖。
ヒントの写真は、コレでしたね。
どこでしょうね~
最終日、飛行機に乗る直前まで、楽しんじゃうからね~
ついに次回、北海道編完結!
乞うご期待!
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