ガーリーな旅Ⅱ ~小諸編~ 【旅日記】
本日も、小諸を拠点にした旅
「牛に引かれて、電車に惹かれて、」編
はじまりはじまり~
ところで、お題になっている、「ガーリーな旅」って、なぁに? まぁまぁ、それは後ほどに取っておきましょう。楕円の紫宝を、お楽しみに!
牛にひかれて
といえば?
善光寺
ですよね。
恥ずかしながら「牛にひかれて 善光寺参り」という言葉は、知っていたのですが、意味を間違えていました。
私は、牛車に引かれて、だと思っていました(汗)
優雅に、牛車で散歩をする、ヘイアン貴族「まろ」をイメージしていました。(おじゃる丸、知ってるかな?)
牛車ではなく、正解は、コチラでした・・
ー 川で布をジャブジャブしていたお婆さん、通りがかりの牛さんが、その布を引っ掛け走り出した。(サザエさんじゃないですが、)追っかけてきたら、善光寺までついちゃった。さらに、信仰心のカケラも無かったお婆さんが、そこで、開眼!!
超ざっくり言うと、こんな感じの話です。(善光寺まで、60kmくらいあります。お婆さんアスリートやねぇ・・)
転じて、こんな意味に、
『思ってもいなかったことや他人の誘いによって、よいほうに導かれることのたとえ。』
色んな出会いで、色んな導きがある。
リアルの世界も「note」の世界も同じ、
布引観音
早起きして、この伝承が残る観音さまへ、
麓の川沿いの駐車場に車を停める。20分程度の山道を登るのだ。トレッキングシューズに履き替える。ピシ!
神域に入ると、空気がピンと張り詰めるのがわかる。
朝一番の特権だ。
少し、汗ばんできたところで、平らな場所に到着、正面に社務所が見えた。そして、右後方を振り向くと、
おぉ!
朝早く、歩いたものの特権。
人影の少ないうちに、あそこまで行こう、参ろう。
朝日を浴びながら、家族の健康と、平和を祈る。
あっという間に
ここは、小諸駅。
はーい! 続いて、電車旅なのだ。
上田駅で、乗換えまーす。小諸からの指定席500円也。
北向きなのだ
本日は、善光寺ゆかりの場所巡りなのだ。
やはり、ここ「北向観音」にも来ないといけないよね。
ということで、やってきました。北向観音。
善光寺に参拝される方、ぜひ布引観音と、北向観音へも!
電車旅は続くよ
昨日と同じ失敗は、繰り返さない。きっちりと、優雅な昼食を食べる。別所温泉駅から、上田行きの電車で戻り、「下之郷駅」で途中下車。
目的は、
『生島足島神社』
ここは、川中島合戦の前に、武田信玄が
「どーか、勝てますように!」
と、祈願した神社だ。
あと、起請文と言って、武田信玄に忠誠を誓った古文書(誓約書)が、大量に蔵書されていた。これが楽しい。歴史好きな方なら、ワクワクしちゃうこと間違いなし。一部を現代語訳で、紹介しよう。
まぁ、超訳すれば、
「嘘ついたら、ハリセンボン飲みます。生まれ変わっても、色んな神さまに、永久にボッコボコにされます。」って、感じですかね・・
当時は、本当にバチが当たると恐れられていたようで、「熊野大社」の八咫烏の透かしの入った起請文(熊野牛王神符)が、効力抜群だったらしい。
テニスコート1面分くらいのホールに、血判入り起請文がずらーーっと、文化祭の書道展示のように並んだ景色を眺めていると、武田信玄の凄さが改めて分かります。
そして、「なぐなぐ一味」が3月に熊野大社で観たばかりの「熊野牛王神符」を、信濃の国で「起請文」として観ることになるとは・・
だから、旅は面白い、経糸と緯糸の織り成す模様。歴史と地理が織り成す模様を、見に行こう!
牛にひかれてじゃなくて、なぐなぐに惹かれて善光寺へどうぞ!
◇◇
本年(2022)は、善光寺御開帳の年です。善光寺参りと併せて、どうぞ!
えっ? 肝心の善光寺ガイドは、無いのか?
そんな方のために、【お布団ツアー】をどうぞ!
最後に、本日の電車旅
おススメの切符は、こちら
いよいよ、明日は、ガーリーデイ
楽しみ
(おしまい)
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