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みちのく小京都と阿仁マタギ ー 徹底的に秋田旅 秋田内陸線にゆれる ー

もりよし

私の友人に「もりよし」という名前のヤツがいる。
姓ではなく、名のほうだ。

「それが、どうしたの?」
いや、あの・・ ちょっと、旅先で思い出しただけです。


ということで、急行「もりよし」に乗ります(笑)


「もりよし」と「こまち」の
ツーショット



秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線)は、名前の通り秋田の山間部をぐぁーっと南北に走る路線。
本日は午前中に、みちのくの小京都角館かくのだての街を、ふらり散歩しましたね。今から、お昼休み。のんびり電車で涼みながら、絶景車窓を満喫。ふたたび、午後から角館に戻ってくる、中高年に優しい熱中症対策昼寝つきプランです。(笑)


秋田の車窓から

ちゃらっ~ちゃっちゃっちゃちゃーん ♪

始発駅、角館
ゆっくりと電車が動き出す。(石丸謙二郎風で)
田園風景のなか、徐々に、スピードをあげる。

と思ったら
5分もしないうちに、電車が速度を落とす。

しんちゃんのためだ

いえーい!

田んぼアートを見たい方
進行方向に向かって「左側」シートに座ろう
見頃は8月中旬

なぐツーポイント

秋田とひろし

しんちゃんのお父さん「ひろし」は、秋田出身
ということで、しんちゃん一家が住む埼玉県と秋田県が、家族都市協定なるものを結んだぞぉー! そのポスターの表紙が、田んぼアートになってました。

ちなみに、
秋田に住む「ひろし」の兄なんですが

「ひろし」の兄の名は「せまし」

なぐツー情報

「もりよし」も「せまし」も
どうでもいいですよね・・

なると餅

まずは、おやつタイム

角館名物

「熊谷なると餅店」謹製

なると餅ってなぁに? 説明しよう!
もともとは、粟から作っていた粟餅であった。
粟=阿波=鳴門 ということで、粟餅を、なると餅と命名したらしい。しゃれおつですね。ただ今は、粟ではなくもち米を使って、作られています。

笹の葉の敷物から、ふわりと清々しい香り。
粗びきのもち米は、もっちりホロホロ、中身は甘さ控えめこしあん。

おいしゅうございました(岸朝子風で)

令和のいま、手間暇かかる和菓子は、作っているお店が激減。絶滅危惧種だ。角館で見つけたら、ぜひゲットしてみよう。


急行もりよし 車内販売アリマス


阿仁マタギ駅

ここまでで、約1時間

下車しよう

視界から消えるもりよし

ディーゼル音が山あいに消え入ると

駅には、妻とわたしのふたりだけ

セミの鳴き声が響きわたる

なのに、不思議と静かに感じる。

この辺りは、マタギの里
ところで、マタギってなに?
説明しよう! マタギは、狩猟の民

冬は、ツキノワグマを中心に狩猟
狩猟した熊の肝などから、生薬を作り
夏は、全国に行商(もしくは、農業に従事)

前回の記事にも書いたが
今年の秋田は、例年以上にクマが出没している。

年々狩猟の制限が厳しくなり、マタギでは生計が立てられなくなって、現在では、プロのマタギはいないとされている。

動物虐待、熊を殺してはいけない
正義の行動が、人間の命を脅かす。

生態系の微妙なバランスは、正義だけでは語れない

熊は何も語らない
はく製だもん


阿仁マタギ駅周辺には、
安の滝(滝100選)、森吉もりよし山、根子神社など
魅力的な場所がいっぱい。

なぐツーポイント

帰るよー

クマダス(熊目撃情報サイト)にびびったオイラ、散策は次回にお預け。こんどは、この辺りを一日かけて巡りたい。
帰りは、各駅停車で角館へ折り返すことにしよう。

ということで、再び角館に戻ってきました。

午後からは、商人の町(外町)を中心に、ふらりと巡ります。黒板壁と木立に囲まれた広い敷地の武家屋敷(内町)とは打って変わって、ぎっしりと家が立ち並ぶ。

新潮社

創業者「佐藤義亮」は、角館出身。生誕の地の近くに、新潮社記念文学館があった。

さすがは新潮社、文豪自筆の原稿が多数展示されていた。超几帳面な字、訂正だらけのミミズ系難読原稿、様々な個性が並ぶ。
そういえば、小学生の頃は、作文が大嫌いだった。なのに、今ではこんな記事を毎週投稿している。不思議だね。。

おっと、いけねぇ
文学館に、没頭しすぎたようだ。
出よう。



はーい! ここからは、角館のお土産の紹介なのだ。
なぐツー御用達、おススメはコチラ!

安藤醸造

おススメは、お味噌
「家伝つぶみそ」と「みそマルシェ」という銘柄をチョイス。無添加天然醸造の熟成味噌。

見た目と同様、優しい味わい
特徴は、深い旨味。

少量でも、味噌汁の味わいに幅が出ます。
ふふふ、食卓が楽しくなる一品です。
個人的には、煮干しだしとの相性がいいと思う。


西明寺栗

さきほどの車窓、西明寺駅付近は、青い毬栗いがぐりがたわわになって、秋の訪れを待っていた。

「栗の木だー」

と、眺めていたのだが

安藤醸造のすぐお隣に・・

RÉGAL RITZ(レガールリッツ)

実は、お酒も好きだがスイーツも、だいすきなのだ。ここは、日本一大きい栗「西明寺栗」を使ったスイーツを扱うお店。

限定にも弱いオイラw

夏季限定!

モンブランアイス!

写真を撮っている間に、溶けちゃうぞ!
ぱくり

はぁ、しあわせ・・
栗のホクホク感と、アイスのミルク感、これらが口の中で混ざり合う。

そして、お土産に
焼きモンブランもゲット

こちらは、RÉGAL RITZ サイトより引用

想像と異なる、意外な食感でした。
気になる方は、食べてみて!

えぇー! おしえてよ・・

こまち

という事で、みちのく小京都角館と、秋田内陸線を満喫した、なぐツー旅、どうでしたか? では、こまちで秋田市内に戻るよ!

電車旅は、やはりコレですよね

プシューっ!


次回も、おったのしみにー!



つづく…

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なぐなぐ
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