海の京都 じっくり大人旅 ー旅の栞 伊根の舟屋編ー
本日も、なぐなぐツーリスト(なぐツー)のツアーに参加いただき、ありがとうございます。 今回は、海の京都、じっくりオトナな旅へと、ご案内いたします (^^♪
今回のテーマは、
です。
ただいま6月中旬、梅雨の合間を縫っての旅ですが、わたしは持ってるオトコ、きっと晴れます!
集合は、宮津駅に朝10時半で、お願いします!
52番目なのだ
宮津駅を出発したバスには、我々「なぐなぐ一味」を含め3組6名の乗客しかいなかった。
3組とも同世代、鄙びたローカル線が似合う夫婦(こら!)ばかりであった。
と思っていたら!
天橋立駅のバス停前に、人だかりが・・
「あれ? 今日は、平日だよね?」
妻と顔を見合わせる。
ローカルバス路線で、のんびり旅
と思っていたら、大間違いであった。バスのドアが開くと、どっと人が流れ込んでくる。通勤ラッシュのようだ。
シーンとした車内が、突然ワイガヤ、
若い女性と欧米人を中心とした大集団に、ハイジャックされた。
1時間ちょいのバス旅
人間観察と、車窓を楽しもう。
◇◇
一途ぞっこん派? アチコチ浮気派?
あなたは、気に入った場所に、何度も訪れる派ですか? それとも、行きたい所がいっぱいあり過ぎて、消化しきれない派ですか?
オイラは、後者。
ただ、「行きたい」が、いっぱいあるのだが、詰め込みタビも疲れる。
そこで最近は、午前に1ヶ所、午後に1ヶ所くらいで計画。そして現地で、行き先を臨機応変に変更。結果、行きそびれた場所ができる。これが、次回の宿題として、また行きたくなる。これが、最近のパターン。
◇◇
ミンナは、降車
どっとバスを降りる人々、ほぼ全員が降りた。
ここは最近人気上昇中の、伊根湾めぐりの遊覧船乗り場だ。
伊根湾について、説明しよう!
京都府の北の端、丹後半島。その半島の北東部にある湾。ぐるっと三方を陸に囲まれた湾なので、外洋の波の影響も少なく穏やか。
干満差も少ないため、舟屋と呼ばれる住居が発達。
舟屋とは、海べりにたてられた建物。舟屋の1階は漁に出るための舟を格納する場所、2階が住居になっている。
車でいえば、ガレージ付きの2階建ての家みたいなもんですね。
ここ10年くらいだろうか、
ー 海の京都 緑の京都 ー
というキャッチコピーが、目につくようになってきた。
海側にも、新緑の季節にも、京都に来て欲しいのだ。
「はーい」
素直に、お誘いに、のっかりましょう。笑
ということで、
新緑の季節、海の京都にやってきました。
ただし
なぐツー(なぐなぐツーリスト)は、少しずらします(笑)
混雑渋滞繁忙を避けるには、ちょいずらし旅が基本。
例えば、バス停でいうと、
「天橋立駅」から「伊根湾めぐり日出」が混雑ラッシュアワー区間。
これを一歩手前のバス停(宮津駅前)から乗り、すこし奥(伊根)で降りるのが、なぐツー。
バスを降りる。
伊根は、宮津駅から数えて、52番目のバス停であった。
んむぬぁ・・背伸びをする。
さてと、
遊覧船を避けた我々が、向かう先は、
海上タクシー
もともと、伊根に陸路(車道)は無い。
昭和の初めごろまでは、舟が主な交通手段であった。
そりゃそうだよね。
ぐるっと湾を取り囲む集落。どう見ても、舟の方が便利だよね。対岸の友達んちまで、車道はぐるり、舟なら一直線!
ということで、海上タクシーがあります。
なんと、遊覧船と同じ価格設定(30分遊覧1000円)なのだ。素晴らしい! 観光タクシーなので、好きなところで乗って、好きなところで降ろしてもらえます。
伊根のバス停付近で電話すると、近くの七面山駐車場にある、船着場を指定された。ここから、多くの海上タクシーが発着しているようだ。
今回お世話になったのは、亀島丸
それでは、亀島丸とともに、伊根湾の景色をお楽しみください。
たらったったったたーん、たーら ♬
あっ、車窓ではなく
船上からお送りしまーす 💦
この伊根湾は、日本三大ブリ漁場。
今宵は、ぶりぶり言わせちゃうよ。 あっ、ぶりの旬は冬ですね。。汗
伊根まつりは、7月下旬
300年の歴史を誇る。
一度見てみたい、
劇場があるって、素敵ですよね。
かっぱえびせんを用意すると
鬼太郎なみに、ぴぴぴとレーダーが反応するらしい
あっという間に、鳥に囲まれる。
にげろー
金の切れ目が縁の切れ目
かっぱの切れ目が、かもめの切れ目
さーーっと、いなくなる。 大富豪から貧民になった気分・・
古いものほど台形(将棋の駒形)で、下が広いデザインになっている舟屋。同時に、古いものほど前かがみになっている(海側に屋根が落ち込んでいる)。教えてもらうと、徐々にどちらの建物が古いか分かるようになってくる。
あっちゅうまの30分
伊根のみなさん、おじゃましました。
門前(?)まで、押しかけてすいませんでした。
亀島丸に別れを告げる。
最後に、旅のポイントをおさらい
はーい、今回のタビは、海上からの伊根を、お送りしました。
次回は、少し裏道を散策します。お楽しみに!
やっぱり、伊根は、いーね!