越後の春 満喫タビ 棚田と芸術とお酒を楽しむ ー 旅の栞 ゴールデンウィーク新潟旅のススメ ー
ビールビールビール
呪文のように口ずさむ。
クラフトビールを求めて、6,500メートル。
目指すは、「妻有ビール」
ここを知ったきっかけは、先ほど訪れた蕎麦屋だ。
「十日町そばエール」なる銘柄が、メニューにあったのだ。
スマホで調べたら、蕎麦屋から醸造元は、車で7分。
行くっきゃないでしょ!
買うっきゃないでしょ!
十日町の特産、着物をあしらったラベル。
タビは、ノリと勢いが必要
寄ってみたい場所ができたら、即予定変更するのだ
▼ 松代駅
「即予定変更!」
と、カッコイイこと言ったのに
妻有ビールが見つからない・・・
諦めて(あきらめんのかーい!)
近くの道の駅(まつだいふるさと会館)へ
ここは、鉄道の駅と道の駅が合体している、珍しい場所。W駅。
あと、この辺りは松代と書いて「まつだい」と読む。長野市にある「松代」と誤認されないよう、駅名もひらがなの「まつだい駅」となっている。
そうなのだ
道の駅なら、地元のビールを売っているだろうと踏んだのだ。
ふふふ
予想通り
ゲッ―――っつと!
日本酒もみーっけ!
初日から、日本酒2本(にほん酒だけに 笑)
と、クラフトビール3本、手に入れることができた。
タビの出会いは、一期一会、迷ったら買うべし。
手に入れたのは、対照的な味の二本。
紹介しよう!
一本目、しっかりお米の旨味が味わえる、つなん黄金
二本目、しゅわしゅわフルーティ
こってりクリーム系に合わせるなら
醸す森 無濾過 純米吟醸
コンビニと、物産店、2か所に酒売場があるので
どちらも回って探してみよう。
今回のタビは、4泊5日
初日で、5本も手に入れてしまった・・・
どうするなぐなぐ
どうなるなぐなぐ
▼ 祭のあと
早朝訪れていた清津峡も、芸術作品の一部だが、
駅周辺にも、芸術祭(トリエンナーレ)の作品が残っていた。
大好きな、草間彌生の作品が、線路の反対側に見えたので、ちょいと寄り道。
近づいてパチリ、逆光なので
反対側(順光)からも撮りたい
のですが、
この作品の陰には、おねーさまが二人で談笑中。
どいてくれないかなーと、それとなく近寄るのですが
おしゃべりに夢中で、ウロウロしても・・・オイラに気づく気配なし。
諦め(あきらめんのかーい!)
他の作品を観に行く
「農舞台」と呼ばれる建物を中心に、たくさんの作品が展示されていた。ただ、私が芸術をきちんと理解するには、もうすこし修行が必要なようだ。
40分ほどして戻ってきたのだが・・
おねーさま達は、まだ、おしゃべりに夢中だ。
5月の日差しはキツイですよー
おねーさま、日陰に移動されては・・
と、念じてみるのだが、私のテレパシーは、おねーさま方のオーラに跳ね返され、効き目なし。
本当に諦め、次の場所へ
▼ 星峠
この辺りは、急峻な地形が多い。
それでも貴重な土がある場所では、食料を!
先人の血と汗の結晶
ここ星峠は、駐車場も完備されている。
地図を見ると、他にも棚田がいーーーっぱい。
いろいろ巡りたかったのだが、深追いは禁物。初日は、早めに手じまいとしよう。
はい
3回に分けてお送りしてきた、春の越後タビ
一日目は、お開き
です!
いえいえ、お開きにはまだ早い。
今宵は、ホテルで一献
本日は深夜からの移動で、外食すると寝てしまいそうであった。
地元スーパー(ナルス浦川原店)で、惣菜ゲット。
お風呂に入り、準備万端。
新潟名物シリーズ!
・栃尾油揚げのチーズ焼き
・するてん
・えだまめ
迎え撃つお酒は
・サッポロ 風味爽快ニシテ
・岩の原ワイン(通称:いわっぱらワイン)善 白
地元のスーパーは、楽しいですね。
まんぞくまんぞく、
さーて、本当のお開きにしよう。
タビは始まったばかりだ。
◇◇
明日も歩きます!
春の草花に出会うため
カタクリ群生地を訪れます。
自然が相手の神頼み。
カタクリの花の命は、たったの十日。
見渡す限り、一面のカタクリに出会えるのか!?
乞うご期待!
(つづく…)