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TT560が最高だと今でもちょっと思っているクリップオンストロボの話

最初に買ったのはキヤノン純正だったが、多灯撮影をするようになって導入したのがTT560。当時は3000円ちょっとという破格の中の破格。今だと倍近い値段ですがそれでも安い。
安さに惹かれたのももちろんあるけど、何よりボタンが少ないのがお気に入り。スタジオで借りていたストロボはジェネレーターのタイプだったため、TTLもへったくれもなく、光量調整オンリーだった。そこから育ったのでTT560の光量だけの操作は他に覚えることもないので大助かり。いや、学べよとも今は思うが、とにかく現場では余裕が無いので、最小限のオペレーションは最高に良い。他にやるべきことがたくさんある最中ではシンプルは本当に嬉しいしありがたい。
それでもS1とS2スイッチは存在するけど、無線コントロールはもちろんない。スタジオだって1台だけはコードで繋ぐけど、他は全部スレーブ発光なので感覚は似ている。電源引っ張らなくていい分、さらに何も考えなくて良いのが良い。電池もエネループプロというパワータイプにしてからはそこそこリサイクルタイムも短くはなった(のちにバッテリータイプで驚愕するわけではあるが)。乾電池だって使えるので、現地調達も出来る。実際に途中で遅くなったので買ったりもした。

最初は8本充電器を2回転とかしていたが、後に16本タイプにアップデートした

どんなにテンパった状況でも光量をプラスかマイナスかしか選べず、しかも1段階ずつという超ラフな刻みのおかげで脳味噌を他に使う余地が残るので大変ありがたかった。脳メモリが少ないのである。

そのうちスレーブ発光ミスなんかもあったため(ジェネより弱いからしょうがない)、Andoerの簡易無線装置に移行。ポン付けで遠隔発光できるのは簡単で良かった。光るか光らないか。あとチャンネルは動いてしまうと光らないのでそこの注意は必要だったけど、これでぐぐっと楽にはなっていった

Andoerの遠隔トリガーをつける。今見るとカメラネジ穴空いてるんだからそのまま挿せばいいのにって思う。。


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