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パーマネントマットバーニッシュ

誰かが必殺技みたいと言っていましたが、美大生にはおなじみのリキテックス(塗料)です。リキテックスはバイク乗ってた時代の初期に、Gベストに文字書くために知りました。布地にあんなに綺麗に描けるとは! 驚嘆しましたね。
そんなリキテックスから出ている表面保護剤がバーニッシュです。
せっかく描いた絵画、傷や汚れ、紫外線による退色なんかを防いでくれるわけですね。
そして、これを知ったのは美術とは全然別角度でした。子供が好きで買い集めていたアクションフィギュア。これの関節がゆるゆるになってしまい、自立しない=遊びにくい不満が溜まったので、何かいい方法あるんじゃないかなあと調べたらすぐ出てきたのが パーマネントマットバーニッシュ。まさか表面保護材料が、関節を締める役目を果たせるとは、リキテックス開発者も思いもしない使われ方だと思います。しかし、アマゾンのレビュー見るとかなり大多数が「その使い方」!
そして私もめでたくポチって仲間入りしました。
関節復活材としては最高です。何より水性なのでイヤな臭いもなく、水性のくせに乾燥も速いのでハンドリングしやすいです。こうなると他に緩いフィギュアないかなあと、やりたくなってしまうくらいです。近所の子供に聞いてみようかな(笑)
と、今までは本来の使い方していなかったパーマネントマットバーニッシュですが、どっこい凄い本来活用が出来ることを体感しました。
ウルトラマンに闇落ちキャラが居て、まんまヴェノムとかダースモールな感じのウルトラマンベリアルっているんですが、これがアクションフィギュアがどうも艶があって怖そうじゃない。もっと劇中みたいな凄みを出したいなあと思ってふと目に留まったのがマットバーニッシュ。これ、使えるんじゃないかな
結論、めっちゃ良いです! あっという間につや消しフィギュア爆誕です


筆塗りでも意外と綺麗に仕上がるのでおすすめです。私みたいな、エアーで吹くのを横着がる(あるにはある)人にはぴったりです。筆塗りしても直後に水洗いすれば次も使えますし。何より乾燥が早い!
1度だけ失敗したのはかくはんしなかったとき。なんと!グロスに仕上がります。最初は乾燥していないのかと思ったんですが朝になってツヤツヤなのでこれは!っと思ったら見事にグロス仕上げでした。ま、すぐかくはんして上塗りしたのでちゃんとマットにはなりましたが、びっくりしました。

左が無加工、右がマットバーニッシュ(それと赤も塗り足し済み)


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